埼玉県で遺品整理をする方法とポイント〜遺品整理業者に依頼するコツ〜
埼玉県で遺品整理を行う場合、自分たちでするべきか、それとも遺品整理業者に依頼したほうがいいのか悩んでいる方は多いでしょう。
自分たちで手に負えない遺品の量なら、遺品整理業者に依頼したほうがスピーディーです。ただし、どの遺品整理業者に依頼すればいいのか、依頼前にやるべきことはあるのかなど、いろいろな悩みが出てきます。
そこで、本記事では、埼玉県で遺品整理をする方法とポイントを解説しましょう。
この記事を読むことで、遺品整理の手順や注意点なども分かります。埼玉県で遺品整理を検討中の方はぜひ参考にしてください。
1.遺品整理の手順をチェック!
最初に、遺品整理の手順をチェックしましょう。
1-1.最初に遺品の量を確認する
遺品整理を始める前に、まずは遺品がどのくらいあるのかをチェックすることが大切です。遺品の量が多ければ多いほど、遺品整理を終わらせるまでに時間と手間がかかります。親族全員で協力できればすぐに終わると思いますが、遺品整理に対応できる人が少ないと大変です。最初に遺品の量をしっかりと確認しておけば、計画的に遺品整理を進めることができます。後で「やっぱり遺品整理業者に依頼すればよかった」ということがないように、事前に遺品の量を確認しましょう。
1-2.スケジュールを立てる
自分たちで遺品整理をする場合は、計画性が大切になります。きちんと計画を立てておくことで遺品整理が進めやすくなるでしょう。誰がどの部屋を片付けるのか、遺品整理時の注意点や何時までにどの部屋を片付けるべきなのかなど、具体的に決めてください。特に、親族と協力しながら遺品整理を進める場合は、親族同士でスケジュールを決め、確認し合うことが大切です。トラブルを回避するためにも、明確なスケジュールを共有しましょう。
1-3.不用品と残すものを分別する
遺品整理は不用品と残すものを分別する作業が中心となります。基本的に、資産価値があるものや故人が愛用していたもの・思い出の品を手元に残してください。必要ないものでも買い取ってもらえそうなものは残しておくといいでしょう。遺品でも動作に問題がなければ、買い取ってもらえる可能性があるからです。分別に迷いが生じたときは、「買い取ってもらえるか?」を判断基準にするといいでしょう。
1-4.不用品を処分する
不用品に分別したものは、できるだけ早めに処分しましょう。そのまま放置していると、せっかくキレイにした部屋がゴチャゴチャした状態になったり、害虫や悪臭の発生原因になったりする恐れがあります。大型家電や大型家具などの粗大ゴミは収集に時間がかかるため、余裕を持って出したほうがいいでしょう。自治体収集のゴミとして処分できない場合は、不用品回収業者に依頼するのも方法の1つです。
2.遺品整理に必要なものは?
ここでは、遺品整理に必要なものを紹介します。
2-1.ダンボールやゴミ袋
遺品整理を始める前に、ダンボールやゴミ袋などを用意しましょう。特に、不用品の量がたくさんある場合は、多めに用意したほうが安心です。手元に残すものと不用品を分類する際は、可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミなどゴミの分類に分けるのも遺品整理のポイントとなります。ゴミの分類まで詳細に分けておけば、後で作業する手間が省けるでしょう。また、ダンボールやゴミ袋を運びやすくするために台車なども用意するといいですよ。
2-2.掃除道具
部屋をキレイな状態にするために、ホウキ・雑巾・ちりとりなどの掃除道具も用意しましょう。事前に、掃除道具もしっかりと準備しておくと、遺品整理の作業がスムーズになります。遺品整理では押し入れや物置きなどホコリがかぶっている場所も作業することになるため、汚れてもいい格好で行ってください。軍手やマスク・ゴーグルなども用意しておくと安心して作業を進めることができるでしょう。
2-3.遺品整理を行う際の服装
前述したように、汚れてもいい服装で遺品整理を行うのがベストです。厚手の靴下にスリッパやクロックスなどを履いておくと思わぬケガを未然に防ぐことができます。親族で協力しながら遺品整理を行う際は、汚れてもいい服装で来てもらうように伝えてください。また、誰がどこでどのような作業をするかも、事前に共有したほうが計画的に遺品整理を進めることができます。遺品整理に必要なものは道具類だけでなく、情報伝達と共有も重要なポイントです。
3.遺品整理の注意点
ここでは、遺品整理の注意点を解説します。
3-1.親族へ事前通知する
遺品整理でよくあるのが、親族同士のトラブルです。「勝手に遺品整理を進められた」「故人との思い出の品を奪われた」などさまざまな親族トラブルが起きているため、遺品整理を行う際は事前に親族へ伝えてください。「この日に遺品整理をする」と伝え、親族から同意を得た上で作業を進めることが大切です。親族へ伝えずに遺品整理を始めると、後々トラブルになる可能性があるので注意しましょう。
3-2.遺言書の有無を確認する
遺品整理を行う前に、遺言書の有無を確認する必要があります。遺言書は法的効力があるので、その内容どおりに遺品整理を進めたり、形見分けをしたりする必要があるからです。弁護士に遺言書を預けている方もいれば、仏壇の引き出しや金庫などに保管している方もいます。遺言書がある場合は、そこに記載されている内容に則(のっと)って遺品整理を行ってください。また、故人の意思が記載されているエンディングノートも確認しましょう。
3-3.相続放棄を考えている方は要注意!
相続放棄を考えている方は、遺品整理を行ってはいけません。遺品に触れる=相続の意思があるとみなされるため、そのことを知らずに遺品整理を始めると相続放棄ができなくなります。実際に、遺品整理の最中に故人が借金をしていたことが判明し、相続者が借金も相続しなければならなくなったというケースがあるので注意しましょう。相続放棄を考えていなくとも、事前にプラスの財産だけでなく、借金などマイナスの財産があるかどうかもチェックする必要があります。
3-4.無理は禁物
できるだけ費用を抑えるために、遺品整理を自分たちで無理に行おうとする方がいます。しかし、無理に遺品整理を進めた結果、貴重品を失くしてしまったり、ケガをしたりすることがあるので注意しましょう。特に、高齢者や体が不自由な方は無理をせず、遺品整理業者に依頼したほうが安心です。遺品整理業者に依頼すると費用はかかりますが、スピーディーかつ安全に遺品整理を進めることができます。
3-5.悪質な遺品整理業者に気をつけよう
遺品整理業者に依頼する場合は、悪質な業者に注意が必要です。埼玉県にある遺品整理業者の中には、高額な費用を請求してきたり、遺品をぞんざいに扱い勝手に処分したりするなどの悪質な業者が存在しています。悪質な遺品整理業者とのトラブルを未然に防ぐためにも、慎重に選ぶことが大切です。なお、遺品整理業者の選び方については、下記のポイントを参考にしてください。
- 遺品整理の実績があるか
- サービス内容が充実しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
- 見積書の内容が明確になっているか
- 遺品整理士が在籍しているか
- 口コミや評判がいいか
4.埼玉県にある遺品整理業者を紹介
ここでは、埼玉県にある遺品整理業者をいくつか紹介します。
4-1.KADODE
埼玉を含む関東から九州まで幅広いエリアで遺品整理を行っている業者です。遺品整理のほか、不用品回収やゴミ屋敷の片付けにも対応しています。不用品の買取も行っているため、遺品の中で買取対象になるものがあればあるほど節約できるでしょう。遺品整理業界において最安値基準で素早い作業に力を入れている遺品整理業者です。
4-2.ライフサービスおぎや
対応エリアは埼玉県全域で、24時間受付可能な遺品整理業者です。遺品整理の仕分け、不用品の片付けなど、依頼者の要望に合わせたサービスを提供しています。遺品が大量にあったとしても、手際のよい作業でスピーディーに遺品整理を終わらせることができるでしょう。料金に対しても強要することなく、正確な見積もりに納得した上で作業を進められます。
4-3.遺品整理プログレス
埼玉県全域を対応エリアに、遺品整理・生前整理・遺品の供養・契約代行など幅広いサービスを行っている遺品整理業者です。雑誌やテレビでもたびたび紹介されており、正確な見積もり後の追加請求は一切ありません。即日対応も可能なので、すぐに遺品整理をする必要がある状況でもスピーディーに終わらせることができるでしょう。
4-4.ワンステップサービス
埼玉県と東京都を中心に、遺品整理・生前整理・特殊清掃・原状回復などのサービスを行っている業者です。依頼者の悩みに合わせてサービスを提供しているほか、形見分けの郵送や供養などの相談も受け付けています。遠方に住んでいる方でも立ち会いなしで見積もりが可能です。
4-5.遺品整理ならゼロプラスヘ
どの遺品整理業者に依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひゼロプラスへご依頼ください。ゼロプラスでは遺品整理や遺品の供養・特殊清掃だけでなく、不用品の回収と買取も行っています。遺品でも正常に稼働するものや使えるものは買取対象になるので、遺品整理費用の節約が可能です。追加料金を請求することは一切なく、365日年中無休で対応しています。無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。
5.遺品整理に関してよくある質問
遺品整理に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.遺品整理を行う最適なタイミングは?
A.親族が集まりやすい四十九日がおすすめです。四十九日はお葬式からだいぶ時間も経過しているので、気持ち的にも整理しやすいタイミングといえるでしょう。また、遺品整理を行う日は親族全員が集まりやすい日を選ぶことも大切なポイントです。大きな法要は親族が集まりやすくなるので、その日を選んで遺品整理を行ってください。
Q.遺品整理業者に依頼したほうがいいケースは?
A.早く遺品整理を終わらせる必要があるケースです。たとえば、故人が賃貸物件で生活していた場合、退去日までに遺品整理を終わらせないと家賃を支払うことになります。退去日までに遺品整理を終わらせることができない場合は、遺品整理業者に依頼したほうがいいでしょう。また、遠方で暮らしている方も遺品整理業者に依頼したほうがいいケースです。休みの日に行き来するだけでも交通費がかかりますし、体力や気力も消耗しやすくなります。
Q.遺品整理業者に依頼する際の注意点は?
A.遺品整理のサービス内容をしっかりと確認することです。遺品整理といっても、業者によってサービス内容が異なります。不用品回収まで遺品整理の内容に含まれているところもあれば、遺品の仕分けだけというところもあるので注意が必要です。遺品整理でもどこからどこまで作業をしてくれるのか、必ず確認してください。
Q.遺品整理にかかる費用はいくらぐらいか?
A.部屋の広さや遺品の量などによって異なりますが、費用相場は下記のとおりです。
- 1K・1R:約3万5,000円~
- 1DK:約5万5,000円~
- 1LDK:約8万円~
- 2DK:約10万円~
- 2LDK:約14万円~
- 3DK:約16万円~
- 3LDK:約18万円~
- 4DK:約20万円~
- 4LDK:約22万円~
Q.遺品整理費用を抑えるコツは?
A.できるだけ費用を抑えたい方は、ある程度、遺品を片付けるといいでしょう。遺品の量が少なければ少ないほど、遺品整理業者に依頼する際の費用を抑えることができます。貴重品や形見分けするものは自分で整理し、後は遺品整理業者に依頼するというケースも可能です。また、買い取ってもらえるものは買取に出すことも費用の節約になります。
まとめ
埼玉県には遺品整理を行っている業者がたくさんあります。自分たちで遺品整理ができない場合は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。ただし、中には悪質な遺品整理業者が存在しているので、注意して選ぶ必要があります。なお、遺品整理を行っているゼロプラスでは不用品の回収と買取が可能です。無料相談も受け付けていますので、遺品整理でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。