遺品整理の見積もりで注意すべきことは? 遺品整理の重要性やプロセスも

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「遺品整理を行う際に気をつけるべきことはあるのか」「サービスを利用する際の見積もりプロセスは?」など、遺品整理で頭を抱えている方は多いでしょう。

遺品の量が多くなるほど、遺品整理は大変な作業になります。自分たちで作業できない場合は、遺品整理サービスを利用するのも選択肢の1つです。

そこで、本記事では、遺品整理の見積もりで注意すべきことやプロセスなどを解説します。

  1. 遺品整理の重要性と基本的な方法
  2. 遺品整理のポイントや注意点
  3. ゼロプラスの遺品整理サービス
  4. 遺品整理の大まかな手順と見積もりのプロセス
  5. 遺品整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、遺品整理の重要性とポイント、大まかな手順なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.遺品整理の重要性と基本的な方法

最初に、遺品整理の重要性と基本的な方法をチェックしましょう。

遺品は正しく整理することが大事

遺品整理とは、故人が生前に使用していたものを整理し片付けることです。故人が愛用していたものから日用品まで、さまざまなものが遺品に該当します。遺品整理の中には、故人との思い出があふれる品々や相続に必要なものまで多種多様です。失くしてはいけないものもあるため、遺品は正しく整理することが重要となります。本来であれば、遺品整理はじっくりと時間をかけて行うべきことですが、必要な手続きもあるので早めに済ませることが大切です。

遺品整理は故人の供養につながる

ただ遺品を片付けることだけが、遺品整理ではありません。遺品整理は故人との思い出を振り返りながら整理することになるため、故人の供養にもつながります。基本的に、家族や親族と一緒に遺品整理を行いますが、故人の私物を丁寧に仕分けたり、整理したりする作業が気持ちの整理につながるのです。寂しさを感じることもありますが、故人との思い出を懐かしみながら作業をするといいでしょう。

遺品整理を行うタイミング

どのタイミングで遺品整理を行えばいいのか、悩んでいる方は多いでしょう。遺品整理の時期は明確に決まっていませんが、四十九日などの法要を目安に行うケースがほとんどです。基本的に、遺品整理は親族や相続人で協力しながら行うことになります。相続人へ伝えずに遺品整理を始めると、後でトラブルになる恐れがあるからです。なお、四十九日のほかにも、遺品整理を行う目安としては以下のタイミングがあります。

  • 葬儀後
  • 社会保険や役所関連の手続き後
  • 相続放棄の期限前(死亡から3か月以内)
  • 相続税の申告期限前(死亡から10か月以内)
  • 気持ちが落ち着いてから

2.遺品整理のポイントや注意点

ここでは、遺品整理のポイントや注意点を解説します。

スケジュールを決めることが大事

自分で遺品整理を行う場合は、スケジュールを具体的に決めることが大切です。いつからいつまで遺品整理を行うのか、不用品はいつごろまで片付けるのかなど、スケジュールを決めておくことでスピーディーに終わります。スケジュールを決めずに遺品整理を始めると、目処(めど)がつかずにいつまでも遺品整理が終わらないという状況に陥ってしまいがちです。

遺品の量と状況を把握する

自分で遺品整理を始める前に、遺品の量と部屋の状況を把握しておきましょう。遺品の量が多くなればなるほど、手間と時間がかかります。特に、不用品の量が増えると、搬出や片付けが大変な作業になるので注意が必要です。自分たちで片付けられない遺品の量であれば、無理に作業せず、遺品整理業者への依頼を検討しましょう。

資産価値のあるもの・相続に必要な書類は別にしておく

遺品整理業者のサービスを利用するにしても、自分たちで遺品整理をする際も、資産価値のあるものと相続に必要な書類は別にしておきましょう。遺品整理の途中で失くしてしまわないようにするためにも、自分で分別しておいたほうが安心です。なお、手元に保管しておくべきものとしては、主に以下のようなものがあります。

  • クレジットカード・キャッシュカード
  • 現金
  • 印鑑
  • 通帳
  • 有価証券
  • 身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
  • 土地の権利書
  • 健康保険証
  • 契約書類
  • 貴金属
  • 美術品
  • 故人が生前、大切にしていたもの
  • 思い出の品

相続放棄をする際は遺品に手をつけない

相続放棄を検討している方は、遺品に手をつけてはいけません。遺品整理を行うことは、相続の意思があるとみなされるからです。そのことを知らずに遺品整理を始めてしまうと、相続放棄ができなくなってしまいます。また、よくあるトラブルが、遺品整理をしている最中に借金が発覚したというケースです。遺品に手をつけてしまっている時点で相続放棄はできないため、借金は相続人が負担することになります。後悔しないためにも、遺品整理を始める前に資産状況を把握することが大切です。

3.ゼロプラスの遺品整理サービス

ここでは、ゼロプラスの遺品整理サービスを紹介します。

資格を持った遺品整理の専門家が担当

ゼロプラスでは、遺品整理士など資格を持った遺品整理の専門家が担当します。遺品整理士とは、遺品整理士認定協会が行っている民間資格のことで、遺品の取り扱いや処理の仕方など専門知識を持っている証(あか)しです。遺品整理の需要が増している今、悪徳業者とのトラブルが多発しています。遺品を正しく扱える遺品整理士が在籍している業者なら、安心してサービスが利用できるでしょう。

遺品供養や買取・ハウスクリーニングも

遺品整理はもちろんのこと、ゼロプラスでは遺品供養も行っています。そのまま捨ててしまうには忍びない愛用品でも、しっかりと供養を行ってから処分しているので安心です。そのほか、不用品買取やハウスクリーニング・特殊清掃といったサービスも提供しています。幅広いサービスを行っているゼロプラスだからこそ、必要なサービスだけ利用できるという点がメリットです。

お得なパック料金が利用できる

遺品整理では、たくさんの不用品が発生することになるでしょう。遺品整理で出た不用品を自分たちで仕分けたり、処分したりするのはとても大変な作業です。ゼロプラスの遺品整理サービスではただ遺品を整理するだけでなく、不用品の処分や買取も行っています。まだ使用できるものは買い取り、再利用できないものはそのまま処分が可能です。大量の不用品でもお得に処分できるパック料金も用意しているため、できるだけ費用をかけたくない方はぜひお問い合わせください。なお、お得なパック料金は以下のとおりです。

  • 軽トラパック(1R・1K程度):29,800円~
  • 平車パック(1K~1DK程度):89,800円~
  • 2tホロ車パック(1LDK~2K程度):119,800円~
  • 2t箱車パック(2K~2LDK程度):139,800円~
  • 4t箱車パック(3LDK~5LDK程度):239,800円~

低価格でサービスが提供できる理由

不用品回収の実績が5,000件以上となるゼロプラスは、低価格でサービス提供できる理由があります。これまでの回収実績はもちろんのこと、回収した不用品をリユース品として再販しているからです。回収した不用品を自社で修理・メンテナンスした後に再販を行っており、再販できないものは中間処理施設で分別・解体し、資源としてリサイクルしています。さらに、独自の海外輸出ルートを持っているため、国内需要が低い製品も海外に輸出することで再利用しているのです。

4.遺品整理の大まかな手順と見積もりのプロセス

ここでは、遺品整理の大まかな手順と見積もりのプロセスを解説します。

遺品整理の大まかな流れ

参考として、ゼロプラスにおける遺品整理の大まかな流れを解説します。

  1. 電話またはホームページのフォームから、無料見積もり・査定を依頼する
  2. 見積もりの希望日時を伝える
  3. 指定日時にスタッフが訪問し、提示された見積書を確認する
  4. 見積もりに納得しだい、作業日時を予約する
  5. 作業日時にスタッフが自宅にうかがい、遺品を丁寧に整理する
  6. 作業後、部屋を確認し、問題がなければ現金にて費用を支払う

具体的な流れは、部屋の状況や遺品の量などによって異なります。遺品整理業者と正式に契約を交わす前に、しっかりと作業の流れをチェックしておきましょう。

見積書の内容は細部まで確認する

遺品整理を専門業者に依頼する場合、見積書の内容は細部まで確認することが重要です。遺品整理のプロセスで分かるように、見積もりは契約前の現場確認で行われることになります。業者スタッフが部屋の状況や遺品の量などをチェックし、見積書を作成するのでしっかりと目を通しましょう。見積書の内容で分からない箇所や疑問点があれば、すぐに尋ねて解消するのがポイントです。疑問点をそのままにしておくと、後でトラブルになる恐れがあるので注意してください。

遺品整理の費用に含まれる作業項目

遺品整理の基本的な費用には、どのような作業項目が含まれるのでしょうか。業者によって異なりますが、主な作業項目としては以下のとおりです。

  • 不用品の回収・処分
  • まだ使用するものと不用品の仕分け
  • 貴重品の捜索(契約書類や遺言書など)
  • 買取対象品の査定
  • 建物への傷を防ぐための養生
  • 合同供養
  • 作業後の清掃

どのような作業内容が遺品整理の基本料金に含まれているのか、事前に確認しておくと安心です。

追加費用が発生するケース

見積もりで押さえておきたいポイントは、追加費用が発生するケースです。たとえば、不用品を搬出する場合、エレベーターのないアパートだと階段を使用することになります。階段での搬出作業は手間と人数が増えるため、追加費用が発生しがちです。遺品の量や部屋の広さだけでなく、周辺環境や建物の構造も費用に反映される傾向があるので注意しましょう。見積時に、追加費用について説明を行ってくれる遺品整理業者なら安心して任せることができます。

5.遺品整理に関してよくある質問

遺品整理に関する質問を5つピックアップしました。

Q.遺品整理を早めに終わらせるべきケースは?
A.故人が賃貸物件で暮らしていた場合は、退去日までに遺品整理を終わらせる必要があります。退去日が遅くなればなるほど、親族や相続人が家賃を支払うことになるからです。遺品整理を早めに終わらせるには、親族間や相続人で事前に話し合うことが大切なポイントとなります。しっかりと遺族間で合意を得てから、スケジュールどおりに遺品整理を進めましょう。

Q.自分で遺品整理を行う手順は?
A.自分たちで遺品整理を行う場合は、以下の手順を参考にしてください。

  1. 遺品整理のスケジュールを具体的に決める
  2. 作業に必要なものを準備する
  3. 遺言書やエンディングノート、相続財産の有無を確認する
  4. リサイクルが必要なもの、不要なもの、残すものに分類する
  5. 不用品を処分し、部屋を清掃する

途中で無理だと思ったら、その時点で遺品整理業者に依頼するのも選択肢の1つです。

Q.専門業者に依頼したほうがいいケースは?
A.遺品の量が多い、協力できる親族がいない、体力と気力に自信がない場合は、無理をせずに専門業者へ遺品整理を依頼したほうがいいでしょう。また、故人の家と離れた場所で生活している場合も、専門業者へ依頼するのがおすすめです。遠方でも遺品整理を代わりに行ってくれる業者は多数存在しています。専門業者に依頼したほうが、交通費もかかりません。

Q.どのようなものが買取対象になるのか?
A.一般的に、再利用できる状態であれば買い取ってもらえる可能性があります。特に、まだ正常に使用できる家電や家具、着物、ブランド品などは高価買取が期待できるでしょう。故人が趣味で集めていたコレクター関連の品も、高く買い取ってもらえる可能性が高めです。

Q.遺品整理の費用を抑えるコツは?
A.まだ正常に使用できるものは買取に出すことです。遺品でも買い取ってもらえるものが多くなるほど、処分費用を最小限に抑えることができます。また、貴重品や価値の高いものなどは、自分たちで先に整理することも費用を抑えるコツです。無理のない範囲で遺品整理を行い、その後は専門業者に任せるという選択肢もあります。

まとめ

遺品整理の見積もりは、部屋の状況や遺品の量などで異なります。専門業者へ依頼する場合、スタッフが現場確認を行った上で見積書を提示するのが一般的です。事前に現場確認を行わない専門業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意しましょう。なお、ゼロプラスでは、無料相談と無料見積もりを行っています。遺品整理でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。