もう悩まない!不要になったベビーカーの処分方法&保管方法
お子さんが小さい時には大活躍するベビーカーですが、役割が終わるのも早いものです。お子さんが当たり前のように歩き始めると、あんなに活躍していたベビーカーの出番は終わります。
下に新しくお子さんが生まれる予定があれば、もちろん再び日の目を見る機会もあるでしょうが、そうでなければ使うことはもうありません。不要になったベビーカーはどのように処分すれば良いのでしょうか?
1.ベビーカーの活躍時期は短い!?
ベビーカーを使用している時は電車に乗る時、買い物に行く時など、常にベビーカーを意識しています。そのせいか、ずっとベビーカーと一緒に生活しているような錯覚がありますが、実際にはベビーカーの使用期間はそれほど長くありません。
一般にベビーカーを使用するのは、お子さんが4か月になってから、2歳半になるまでの約2年3か月です。人生というスパンで見れば、案外、すぐに使わなくなってしまう道具の1つといえるでしょう。
2.ベビーカーを処分する方法をチェック!
さて、それでは使わなくなったベビーカーを処分する方法を検討したいと思います。思い出の詰まったベビーカーを手放すのは寂しいものですが、ベビーカーが不要になったのはお子さんの成長の証です。
2−1.リサイクルショップに売却する方法
最初に思いつくのは、リサイクルショップへの売却でしょう。処分費用もかかりませんし、わずかながらお金になる可能性も…と期待する気持ちは分かります。
しかしながら、過度な期待は禁物。実のところ、ベビーカーは買い取ってもらえない可能性が高い物品の1つです。時には段差を強行突破したり、でこぼこ道を踏破したりしたわけですから、案外、見た目以上に古びています。車輪の周囲には石・泥が跳ねることもありますし、かなり傷ついたり汚れたりしているのではないでしょうか?
もし、ある程度の価格で売りたいなら、リサイクルショップよりはネットオークションのほうが現実的です。ただ、ベビーカーは安全面がもっとも重要なので、中古での安易な売却は考え物。状態をよく確認して、ほかの人に譲れる状態かどうかをよく見極めた上で判断してください。これは、知り合いに無償で譲る時も同様です。
2−2.粗大ごみとして処分する方法
もっとも一般的な処分方法は、やはり粗大ごみとして廃棄する方法でしょう。大きさから考えて、自治体を問わず粗大ごみになることは確実。自治体の粗大ごみシールを貼りつけて、予約日時に集積場に持っていってください。処分費用は自治体によって異なりますが、300〜700円程度になることが多いようです。
中には、自分で粗大ごみセンターに持っていくと費用が安くなる自治体もあるので、そのあたりを含めて問い合わせてみると良いでしょう。
2−3.不用品回収業者に依頼する方法
手軽に処分したいなら、不用品回収業者に頼むのも良いと思います。不用品回収業者はベビーカーだけでなく、雑貨・衣類・家電製品まで何でも引き取ってくれるので、まとめて処分したい物がある時に便利です。
また、比較的新しいものなら値段をつけて買い取ってくれることもあります。家電製品などを含めて不用品がたくさんあれば、最終的にプラスになる可能性もあるでしょう。
事前に希望日時を告げれば、自宅にいながら回収してくれますし、不用品の分別は業者にお任せでOK。中には当日引き取りに応じてくれる業者もあり、手間をかけずに処分できるのが魅力です。
3.本当に処分する!?よく考えてから選択を
さて、ここまではベビーカーの処分方法を解説してきましたが、その前に1つだけ注意点があります。まず、本当に処分するかどうか…を熟慮する必要があるのです。捨てるのは簡単ですが、必要になってから後悔しても後の祭り。本当に処分するかどうか、もう1度、考えてみてください。
3−1.ベビーカーが必要になるタイミングとは?
たとえば、お子さんが体調不良になった時を考えてください。自転車に乗せるのも不安なほど状態が悪いなら、ベビーカーに乗せて病院に運ぶ…という方法が考えられます。
お子さんが幼稚園くらいであれば、何とかベビーカーで乗せることは可能でしょう。こういった不測の事態において、ベビーカーはまだまだ役に立つ可能性があります。
また、場合によっては、お子さんがもう1人生まれる可能性もあるのではないでしょうか?ベビーカーが必要になる可能性がゼロと言い切れないなら、残しておいたほうが賢明です。
3−2.もし、ベビーカーを残しておくなら…
自宅に十分な保管スペースがあれば話は簡単ですが、日本の家は一般的にそれほど広くありません。ベビーカーの置き場に困ってしまう…という方も多いと思います。
多くの方は玄関・ベランダなどに保管するようですが、どちらも保管場所としては考え物です。玄関にベビーカーを置くと狭く感じますし、ベランダは屋外なので雨風に晒(さら)される恐れが高いでしょう。特にベランダはベビーカーの劣化を促進させるので、将来的に再利用することも難しくなります。
おすすめなのは、屋内の邪魔にならない場所にフックを取り付けて、畳んだベビーカーをひっかけておく方法です。ベビーカーは持ち歩きを考慮して軽く作られているので、吊(つる)しておくことは十分に可能だと思います。
この方法であれば、屋内のあらゆるデッドスペースを保管場所にできますから、スペースの有効活用を考える上でも役立つでしょう。オシャレなベビーカーを使っているなら、ちょっとしたインテリア代わりにも役立つと思います。
まとめ
以上、不要になったベビーカーの処分方法でした。残しておくのか処分するのか、しっかりと検討した上でどうするのか決定してください。
- ベビーカーの活躍時期は短い!?
- ベビーカーを処分する方法をチェック!
- 本当に処分する!?よく考えてから選択を
思い出の詰まったベビーカーをどうするか…は簡単に決められる問題ではないと思います。病気の時、もう1人お子さんが生まれた時など、まだまだ必要になる機会もあるかもしれません。じっくりと検討した上で、もっとも良い選択ができるよう祈っています。