片付けを上手に進めるコツは? 始める前の準備や注意点などを解説!
スムーズに片付けるためには、コツをつかむことが大切です。整理整頓や片付けに苦手意識を持っている方でも、コツを押さえておけば上手に片付けることができます。逆に、無理をしたり焦ったりしてしまえば、部屋の中がぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。
本記事では、片付けを上手に進めるコツや注意点などを解説します。
この記事を読むことで、片付けで出た不用品を処分する方法も分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.片付けを始める前の準備
最初に、片付けを始める前の準備をチェックしておきましょう。
1-1.片付けに必要なものを用意しよう
まずは、片付けに必要なものを用意しておかなければなりません。最低限、用意しておいたほうがいいアイテムは以下のとおりです。
- ゴミ袋
- ダンボール
- ひも
- ハサミ
- 滑り止めの軍手
持ちものが多いほど不用品も増えがちですので、ゴム袋やダンボールを多めに用意しておいたほうがいいでしょう。特に、ダンボールはものを分類する際や捨てるべきか悩んだものの保管場所として役立ちます。
1-2.片付けの時間を決めておく
部屋を片付ける前に、あらかじめ作業時間を決めておきましょう。片付ける場所や所有物の量によって異なりますが、10~30分を目安にしてみてください。キッチンタイマーやスマホでアラームをかけておけば、作業時間内は集中できるはずです。片付けに苦手意識を持っている方は、5~10分を目安にタイマーをかけることをおすすめします。
1-3.作業前に写真を撮る
片付けを始める前に、部屋の写真を撮っておきましょう。作業前の状態を記憶しておくことで、部屋を客観的に見ることができますし、片付け後には達成感が得られます。よく、テレビや雑誌でもビフォーアフターの写真を掲載していますが、ひと目で分かりやすいですし、スッキリした気持ちになれるでしょう。自然と片付けに対するモチベーションもあがるので、ぜひ試してみてください。
2.片付けを上手に進めるコツ
ここでは、片付けを上手に進めるコツを紹介します。
2-1.小さいスペースから始める
片付けを上手に進めるコツは、小さいスペースから始めることです。散らかっている場所を一気に片付けようとする方がいますが、作業範囲を広めてしまうと負担が大きくなってしまいます。特に、片付けが苦手な人ほど、無理をせずにできるところから始めることが大切です。たとえば、キッチン・本棚・机の引き出しだけなど、狭いスペースから片付けを始めることで達成感が得やすくなり、自然と自信も持てるようになります。
2-2.最初にすべて取り出す
スペースを決めて片付けを始める場合、あなたはどこから手をつけているでしょうか。あちこちに手をつけてしまうと逆にごちゃごちゃしてしまう恐れがあるため、まずは最初にすべてを外に出すことが大切です。たとえば、クローゼットの中を片付ける場合、その中に入っているすべてのものを外に出してください。一度外に出すことで、どのくらい持っているのか量が把握できますし、そこから「要らないもの」と「必要なもの」が区別しやすくなります。
2-3.使う・使わないで判断する
片付けを上手に進めるコツは、要らないものを処分するのが1番です。片付けが苦手な人ほど「もったいない」「いつか使うから」と、今使っていないものでも手元に残す傾向があります。今使っていないものを保管していてもスペースの無駄づかいになるだけなので、片付けをする際は使う・使わないで処分するか判断しましょう。基本的に、今使わないものは処分することが大切なポイントです。処分するものが増えるほど、収納スペースにも余裕が生まれて部屋がスッキリします。
2-4.使用頻度とカテゴリー別で収納する
要らないものと必要なものに分類した後は、必要なものを使用頻度とカテゴリー別に分けて収納していきましょう。片付けは要らないものや使っていないものを処分するだけでなく、その後の収納も大切なポイントです。適当に空いているスペースに収納しがちですが、使用頻度で分けて収納することでよく使うものがどこにあるか分かりやすくなり、ものを探すストレスがなくなります。また、使用頻度と併せてカテゴリーも意識することで、持っているものの数や種類が把握しやすくなるでしょう。
3.片付けを進める際の注意点
ここでは、片付けを進める際の注意点をいくつか紹介します。
3-1.思い出の品は後まわし
片付けを進める際、思い出の品やアルバムなどが出てくるでしょう。思い出の品は捨てるべきか残すべきか判断しにくくなるため、片付ける際は後まわしにしてください。そのまま思い出に浸ったり、悩み続けたりするのは時間の無駄です。分別に時間がかかるだけでなく、精神力も使います。思い出の品だけでなく、書類も後まわしにしたほうがいいでしょう。
3-2.家族の所有物は勝手に処分しない
自分のものなら構いませんが、家族の所有物は勝手に捨てないようにしましょう。家族の所有物を自分で勝手に判断して処分すると、家族仲にヒビが入ってしまう恐れがあります。たとえば、あなたのものを勝手に捨てられたら、とても悲しい気持ちになるはずです。たとえ、家族の所有物が多かったり、邪魔だったりしたとしても、片付ける前に家族へ確認してください。確認して必要ない・使っていないものであれば処分しましょう。
3-3.収納アイテムは無駄に増やさない
収納スペースがないからと、収納アイテムを増やしてはいませんか? 収納アイテムはとりあえずものを入れたいときに便利なグッズではありますが、無駄に増やしてしまうと生活スペースが狭くなってしまいます。「収納アイテムを増やせばいい」と思われがちですが、所有物自体を減らしておかなければ意味がありません。また、収納したいものと収納アイテムのサイズが合わず、結局使わなかったというケースもあるので無駄に増やさないようにしましょう。
4.片付けで出た不用品の処分方法
ここでは、片付けで出た不用品の処分方法をいくつか紹介します。
4-1.自治体のゴミとして処分する
一般的に、不用品を処分する方法として自治体回収があります。不用品の大きさや種類などによって異なりますが、燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミ・資源ゴミに分類しなければなりません。不用品の量が多いほど分類に時間がかかったり、手間がかかったりするでしょう。処分したいものが多ければ、近所迷惑になる恐れがあるのでほかの方法で処分することをおすすめします。
4-2.不用品回収業者に依頼する
大量の不用品を処分したい・手間と時間をかけたくないと思っている方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者はさまざまなジャンルを回収しているため、要らないものをまとめて処分できます。不用品が多くなるほど費用は割高になりますが、出張回収を利用すればスタッフが家にやってきて回収してくれるので手間と時間はかかりません。また、不用品回収業者には買取サービスを行っているところもあるため、買い取ってもらえるものが多くなるほど処分費用が節約できます。
4-3.リサイクルショップや買取業者を利用する
まだ使えるものをゴミとして処分するのは、とてももったいないことですよね。「捨てるのがもったいないから」と使っていないものをそのまま保管していても意味がないので、リサイクルショップや買取業者に査定を依頼してみてください。ゴミとして捨てるのではなく、リサイクルすることで軽やかな気持ちになりますし、再利用してもらえるので一石二鳥です。不用品の中には、買い取ってもらえないと思っていたものが高額買取の対象になるケースもあります。特に、日曜家電や大型家具・ブランドものは高価買取が期待できるでしょう。
5.片付いた状態を維持するには?
ここでは、片付いた状態を維持するポイントを解説します。
5-1.ものを増やさない
片付いた状態を維持するためには、何よりもものを増やさないことが大切です。片付けが苦手な人やすぐに部屋が散らかってしまう人は、必要ないものも買ってしまう共通点があります。衝動買いやセールに弱く、今あるものでも十分なのに新しいものを購入しなければ気持ちが収まらないのです。物欲が出てきたときは、本当に今必要なものなのか自問自答してみてください。また、1つ購入したら1つ捨てるというルールを決めておくのもいいでしょう。
5-2.定期的に収納場所を見直す
片付けたら終わりではなく、定期的に持ちものや収納場所を見直すことも大切なポイントです。たとえ、収納スペースに余裕がある状態だとしても、ものがキレイに片付いているか、あるべき場所に置かれているのかチェックしておきましょう。特に、収納しにくくなったり、床の上にものを置くようになったりすることが増えた場合は、収納を見直すべきタイミングです。自分が管理できる量を超えている可能性があるので見直してみてください。
5-3.使った後はすぐに元の位置に戻す
キレイな状態を維持するためには、ものの定位置を決めることが大切です。常に片付いている部屋を維持している方は、戻しやすい収納を心がけています。そのため、ものの定位置を決めて、使った後はすぐその場所に戻すことを意識してみてください。使った後に戻しにくい場所へ定位置を決めるのがポイントです。使った後に戻しにくい状態だとすぐに散らかってしまう恐れがあるため、ものの定位置を決めてから使った後はすぐに戻すクセをつけましょう。
6.片付けに関してよくある質問
片付けに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.片付けが苦手な人の共通点は?
A.ものに対する執着心が強い・頑張った自分へのご褒美が多い・自分で判断することが苦手などの共通点があります。すべてが悪いことではありませんが、片付いていない部屋は体に大きな影響を及ぼすものです。常に散らかった状態で生活していると、やる気が出なかったり、気分が沈みがちになったりしてしまいます。人の気持ちや物事の考え方によって住まいの環境が変わるので、より快適な生活を送るためにもものに対する考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
Q.今すぐ使わない大事なものは、どこに収納すべきか?
A.洋服・アクセサリー・食器など、今すぐ使わないけれど大事なものがあるでしょう。それらは使用頻度も低めですので、必要なときに使えるよう管理できる場所に移動させるのがおすすめです。たとえば、ベッド下の収納スペースやキッチンの上段などに移動させて収納しておくといいでしょう。そのほか、宅配で荷物を預けられるサービスを利用するのも選択肢の1つです。
Q.ものが多い人は片付けで何を意識すべきか?
A.大量のものを目の前にするとやる気が失われてしまうので、一気に片付けず、1日1個ずつ向き合ってみてください。毎日1個ずつ見直すことからスタートしていけば、片付けに対する苦手意識も自然となくなります。無理せず片付けを続けることができるため、要らないものを手放すクセがつきやすくなるでしょう。
Q.捨てるべきか迷ってしまうものの判断基準は?
A.捨てるか捨てないか判断で迷ってしまうものは、一度保管ボックスに入れておきます。そして、ある程度時間が経過してから、改めて考えるといいでしょう。たとえば、保管ボックスに入れてから半年間なくても困らなかったり、使わなかったりしたものは処分します。そのまま保管しないように、再確認すべき日付を保管ボックスに記入するのがおすすめです。
Q.不用品回収業者選びのポイントは?
A.どの不用品回収業者に依頼すればいいのか悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。
- 不用品回収の実績があるか
- 買取サービスも行っているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- 口コミや評判がいいか
不用品回収と買取を行っているゼロプラスでは、3,000件以上の回収実績があります。回収した不用品をリユース品として再販するなど、徹底したリサイクルで廃棄コストを削減しているため、他社に比べて低価格な不用品回収サービスが可能です。無料相談も受け付けているので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
まとめ
片付けを上手に進めるコツは、全部出す→分別する→収納するの3つがポイントです。持ちものを全部出してどのくらい持っているのか把握し、そこから必要なものと要らないものに分別してください。そして、要らないものを処分し必要なものの定位置を決めて収納していきます。できるだけ、使ったいないものや要らないものを処分することで、収納スペースにも余裕が生まれ、片付けやすくなるでしょう。