遺品整理における衣類の整理方法、お得に処分するコツなどを解説!

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遺品整理において、衣類は片付け作業に手間と時間がかかるものです。

故人が愛用していた衣類から着物など高価なものまで、さまざまな種類があります。そのため、どのように仕分ければいいのか、お得に処分するコツはあるのかと悩んでいる方は多いでしょう。自分たちで整理できない場合は、遺品整理サービスを利用する方法もあります。さまざまな方法を把握しておけば、その場の状況や衣類の種類に合わせた選択で整理できるでしょう。

本記事では、遺品整理における衣類の整理方法などを解説します。

  1. 遺品整理における衣類の整理方法
  2. 遺品整理で衣類を仕分けるコツ
  3. 衣類の適切な処分方法
  4. ゼロプラスのサービス紹介
  5. 遺品整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、遺品整理で衣類を仕分けるコツや、衣類の適切な処分方法も分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.遺品整理における衣類の整理方法

最初に、遺品整理における衣類の整理方法をチェックしましょう。

遺言書やエンディングノートを確認する

最初に、遺言書やエンディングノートを確認しましょう。遺言書やエンディングノートには、故人の思いが記されています。「自分が着ていた衣類を○○へ渡してほしい」「そのほかの衣類は寄付してほしい」などの願望が記載されている場合は、その内容に従ってください。特に、遺言書は法的効力を持っているため、記されている内容のとおりに遺品整理を進める必要があります。そして、遺言書やエンディングノートを確認した後は、親族・相続人との話し合いも重要です。

遺品整理を始める前の準備を整える

遺品整理を始める前に、必要な道具を準備します。衣類はいつの間にか増えてしまうものなので、クローゼットやタンスの中にはたくさんの衣類が入っていることでしょう。思い出に残しておきたい衣類はもちろんのこと、処分が必要な衣類も大量に出てきます。スムーズに遺品整理を進めるためにも、段ボールやゴミ袋は多めに用意しておくと安心です。

処分前に衣類のポケットをチェックする

衣類を処分する前に、必ずチェックしておきたいのがポケット類です。ジャケットやパンツのポケットには、衣類が使用していたものや小銭などが入っている可能性があります。ポケットの中を確認せずに処分すると、大切な遺品や重要書類・貴重品などを失ってしまう恐れがあるので注意しましょう。後ほどの手続きで困らないようにするためにも、事前の確認が必要です。

2.遺品整理で衣類を仕分けるコツ

ここでは、遺品整理で衣類を仕分けるコツについて詳しく説明します。

3つの種類に分けるのが衣類整理のコツ

遺品整理で衣類を仕分けるコツは、「保管するもの」「捨てるもの」「リサイクルするもの」の3つに分類することです。どうしても分けられないものは、「一時保留」として別に保管し、遺品整理が落ち着いた後にもう一度考えるといいでしょう。なお、それぞれに分類するポイントは、下記を参考にしてください。

保管するもの

故人が大切にしていた衣類、愛用していた衣類は、遺族にとっても手元に残しておきたいものです。ただ、すべての衣類を残すことはできないので、厳選する必要があります。手元に残すべき衣類の判断基準としては、下記のポイントを参考にするといいでしょう。

  • 親族にとって思い出が強く残っているか
  • 状態がいいものか
  • 親族・家族でまだ使用できるか
  • 形見分けしたいか

捨てるもの

衣類の状態が悪く、再利用できないものは処分しましょう。特に、故人との思い出もなく、劣化している状態の衣類をそのまま残す必要がないからです。遺品整理は衣類だけでなく、ほかにも整理するものがたくさんあります。不要なものは処分したほうが、遺品整理もスムーズに進められるでしょう。なお、処分しても問題ない衣類は、下記に該当するものです。

  • 著しく劣化している
  • 破れて使用できない
  • 頑固な汚れが付着している
  • 家族の誰も着ることがない
  • 特に思い出のないもの

リサイクルするもの

家族の誰も必要としていない衣類でも、まだ着用できる状態であれば、リサイクルするという選択肢があります。衣類をリサイクルすることで、処分費用を最小限に抑えられるでしょう。特に、ブランドものや着物などは、衣類の中でも価値が非常に高いので高価買取が期待できます。不要だからと処分するよりも、リサイクルショップや買取専門業者に査定を依頼したほうがお得です。

先に形見分けを済ませておく

スムーズに衣類を仕分けるには、事前に形見分けを終わらせておく必要があります。形見分けとは、親族や相続人・友人の間で遺品を思い出の品として分配することです。遺品を通して故人を偲(しの)ぶという意味があり、故人が生前に親しくしていた人たちと思い出を分かち合います。衣類を仕分ける前に、親族や友人たちと形見分けを済ませておけば、後でトラブルになる心配もありません。

3.衣類の適切な処分方法

ここでは、衣類の適切な処分方法を解説します。

家庭ゴミとして処分する

遺品整理で不要になった衣類は、家庭ゴミとして処分するのが一般的です。自治体によってゴミの分類は異なりますが、燃えるゴミとして処分できるところが多いでしょう。燃えるゴミは指定袋に入れてゴミ集積所へ出すだけですので、簡単に処分できる方法といえます。ただし、処分する衣類が多いとゴミ袋も増えるため、近所迷惑にならないように注意してください。不安な方は、事前に自治体へ相談するのがおすすめです。

リサイクルショップなどに買い取ってもらう

まだ再利用できる状態の衣類は、リサイクルショップや買取専門業者に買い取ってもらう方法があります。買い取ってもらうことができれば、買取分を処分費用へまわすことができるでしょう。できるだけ遺品整理の費用を抑えたい方には、おすすめの方法です。ただし、すべての衣類が買取対象になるわけではありません。また、ブランドものや着物など価値が高い衣類は、買取専門業者で高価買取が期待できます。

フリマアプリやネットオークションを利用する

リサイクルショップや買取専門業者で買い取ってもらえなかった衣類は、フリマアプリやネットオークションを使用して自分で出品する方法もあります。実際に、さまざまなタイプの依頼が出品されているので、実際にどのようなものがいくらで売れるのかをチェックするといいでしょう。リサイクルショップや買取専門業者よりも買取額は低くなりがちですが、お得に処分したい方はネットオークションなどを利用するのも選択肢の1つです。

団体や施設に寄付をする

売れなかったけれど捨てるにはもったいない……と思っている方は、団体や施設に寄付をする方法もあります。衣類の寄付を受け付けている団体は、インターネットで検索すると多数ヒットするはずです。NPO法人は、回収した衣類を貧しい国へ輸出し、有効活用しています。衣類が処分できるほか、社会貢献もできる一石二鳥の方法といえるでしょう。ただし、送料が自己負担になるケースが多いので注意が必要です。

リメイクする

故人が愛用していた衣類を手元に残したいけれどスペースがない……と困っている方は、リメイクする方法がおすすめです。衣類の種類によっては、流行遅れのデザインで着用できないというものもあるでしょう。そのような衣類でも、バッグやクッションなどにリメイクすることで、故人との思い出を形として残せるようになります。

4.ゼロプラスのサービス紹介

ここでは、ゼロプラスのサービスを紹介します。

5,000件以上の不用品回収実績

不用品回収や遺品整理などを行っているゼロプラスは、5,000件以上の回収実績を誇っています。これまでさまざまな現場での作業を行ってきたため、その場の状況に合わせた対応が可能です。365日年中無休で対応しているほか、即日見積もりも行っています。回収したものは自社で修理・メンテナンスした後に再販したり、再販できないものは部品としてリサイクルしたりしているため、低価格でサービスが提供できるという点が特徴です。できるだけ費用を抑えたい方は、ぜひゼロプラスの不用品回収をご利用ください。

1点から大量回収まで対応可能

不用品回収を行っている業者の中には、複数点からでないと回収不可というところがあります。一方、ゼロプラスは1点から大量回収まで対応可能です。お客様1人1人に最適なプランをご案内できるほか、料金提示後の追加費用は一切ありません。大量の不用品でも、お得に処分できるパック料金も用意しています。

  • 軽トラパック(1R・1K程度):29,800円~
  • 平車パック(1K~1DK程度):89,800円~
  • 2tホロ車パック(1LDK~2K程度):119,800円~
  • 2t箱車パック(2K~2LDK程度):139,800円~
  • 4t箱車パック(3LDK~5LDK程度):239,800円~

遺品整理・供養、買取など充実したサービス

不用品回収だけでなく、遺品整理や遺品供養、不用品買取、ハウスクリーニング・特殊清掃など幅広いサービスを提供しているのもゼロプラスの特徴です。必要なサービスを利用できるため、わざわざほかの業者に依頼する必要はありません。たとえ、衣類が買取不可になったとしても、そのまま回収が可能です。また、不用品が大量にある場合は、遺品整理を依頼していただければ仕分けから不用品回収・買取まで対応できます。

遺品整理士などの専門家が在籍

ゼロプラスでは、遺品整理士などの専門家が多数在籍しています。遺品整理士とは、遺品の扱い方や処理の仕方など専門知識を持っているプロです。近年、遺品整理の需要が高まるほど悪徳業者とのトラブルが多発しています。悪徳業者とのトラブルを軽減するために、一般社団法人遺品整理士認定協会が設立した民間資格が「遺品整理士」です。ゼロプラスは、遺品整理士のほか、事件現場特殊清掃士認定などの専門資格を持ったプロが対応しています。

5.遺品整理に関してよくある質問

遺品整理に関する質問を5つピックアップしました。

Q.衣類の整理を始めるタイミングは?
A.気持ちの整理がついたタイミングで始めるのが理想です。ただし、故人が住んでいた賃貸物件の退去日が決まっている場合は、早めに遺品整理を始める必要があります。また、遺品整理は親族や相続人が集まりやすい日を目安に行ったほうがいいでしょう。

Q.どのような衣類が買取対象になるのか?
A.汚れや破れのない再利用できる状態であれば、買い取ってもらえる可能性があります。ただし、昔のデザインかつノーブランドの衣類は、買取額が数十円~数百円と低めです。逆に、ハイブランドの人気デザインは、高価買取が期待できるでしょう。できるだけ高く衣類を売りたい方は、まとめて査定を依頼するのがおすすめです。

Q.衣類はお焚(た)き上げをすべきか?
A.必ずしもお焚き上げをする必要はありませんが、気になる方は神社やお寺に依頼するといいでしょう。特に、故人が愛用していた衣類を処分する場合は、お焚き上げで供養してから処分したほうが気持ちも楽になります。遺品整理を行っている業者の中には、遺品供養を受け付けているところもあるのでチェックしてみてください。

Q.遺品整理の作業事例は?
A.実際に、ゼロプラスで行った遺品整理の作業事例を紹介します。1LDKのマンションにおける遺品整理を、作業員2名で行った事例です。本やビデオなどが大量にありましたが、ほとんどの遺品が段ボールに入っていたため、スムーズに搬出できました。事前に不用品をまとめていただけると搬出がスムーズになるので、作業時間の短縮にもつながります。

Q.見積もりで注意すべきことは?
A.どのような作業にいくらかかるのか、見積書の内容をしっかりと確認することです。見積書には費用に関する詳細が記載されているため、疑問点や不明点があれば事前にチェックしておきましょう。見積書の内容が不明確になっていたり、料金や詳細が記載されていなかったりする場合は注意が必要です。

まとめ

遺品整理における衣類は、保管するもの・処分するもの・リサイクルするものの3つに分類するのがポイントです。手元に残す必要はないけれどまだ使えるもの、もったいなくて処分できない衣類は、リサイクルにまわしましょう。特に、ブランドものや着物などの価値がある衣類は、高価買取が期待できます。なお、ゼロプラスでは不用品回収から買取、遺品整理・遺品供養など幅広いサービスの利用が可能です。無料見積もりや無料相談も受け付けているので、遺品整理でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。