小田原市で小型家電を処分するには? 不用品回収業者に依頼する際の注意点
小田原市で小型家電を処分するにはどうすればいいのか、何か必要な手続きが必要になるのかなど、小型家電の処分で頭を抱えている方は多いでしょう。
小型家電の処分方法は各自治体で決まっているため、事前に処分ルールを把握することが大切です。また、自治体以外で処分する方法として、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
本記事では、小田原市で小型家電を処分する方法とポイントなどを詳しく説明しましょう。
この記事を読むことで、不用品回収業者に依頼する方法や買取に出すコツなども分かります。小田原市で小型家電の処分を考えている方は、ぜひチェックしてください。
1.小田原市の小型家電対象品目は?
最初に、小田原市の小型家電対象品目をチェックしましょう。
1-1.小型家電の対象は全8品目
小田原市における小型家電の対象品目は、全部で以下の8品目です。
- 携帯電話
- デジタルカメラ
- ビデオカメラ
- 電子辞書
- 携帯型音楽プレーヤー(CD・MD・オーディオプレーヤー)
- 携帯型ゲーム機
- ゲームソフト
- ハードディスク
上記の対象品目以外は、小型家電として捨てることはできません。燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミなど、ほかのゴミとして捨てることになるでしょう。分からない点がある場合は、環境政策課 資源循環係(0465-33-1471)に相談することをおすすめします。
1-2.小型家電リサイクル法の重要性
小型家電の対象品目は、リサイクルが推奨されています。なぜリサイクルが推奨されているかというと、これらの小型家電の中には貴重な有用資源が含まれているからです。鋼・銅・レアメタルなどの有用資源は非常に貴重ですので、リサイクルを目的とした小型家電リサイクル法が施行されました。小田原市では、平成25年12月1日より使用済み小型家電のボックス回収が始まっています。貴重な有用資源をリサイクルするためにも、該当する小型家電は小田原市のルールに従って処分しましょう。
2.小田原市で小型家電を処分する方法
ここでは、小田原市で小型家電を処分する方法について詳しく説明します。
2-1.回収ボックスに投かんする
小田原市で小型家電を処分する際は、回収ボックスに投かんするだけでOKです。市内5箇所に設置されている回収ボックスに入れるだけですので、処分費用はかかりません。なお、黄色が目印の小型家電回収ボックスは、以下の5箇所に設置されています。
- 市役所(2階 証明写真機横)
- おだわら市内交流センターUMECO(交流エリア内)
- マロニエ(1階 住民窓口付近)
- いずみ(1階)
- こゆるぎ(1階)
回収ボックスの投入口は、縦15cm×横30cmです。小型家電の対象品目でも投入口に入らないものは回収不可となります。
2-2.燃せないゴミとして処分する
回収ボックスの投入口に入らないものは、月1回の燃せないゴミとして処分することになります。二度手間にならないよう、事前に小型家電のサイズを測定しておくといいでしょう。投入口のサイズを超える場合は、燃せないゴミの日を確認してください。前述したように、燃せないゴミの収集日は月1回になっているため、すぐに処分できません。引っ越しなどで時間がない方は、ほかの方法での処分をおすすめします。
2-3.宅配便回収サービスを利用する
小田原市では、小型家電リサイクル法の認定事業者であるリネットジャパンと連携した宅配便回収サービスを行っています。不要なパソコンや小型家電などを宅配便で回収し、リサイクルする仕組みです。パソコン本体が含まれている場合は、1箱無料で回収してもらえます。小型家電だけ回収してもらえる場合は、1箱あたり1,500円(税抜)かかりますので注意が必要です。宅配便回収サービスの流れについては、下記を参考にしてください。
- インターネットから申し込みをする
- パソコンや小型家電のデータを消去する
- ダンボールに小型家電等を詰め込む
- 希望日時に宅配業者へ渡して完了
3.不用品回収業者に依頼する方法
ここでは、不用品回収業者に依頼する方法を解説します。
3-1.大量の小型家電も即日で処分できる
自治体以外で小型家電を処分する方法として、不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者の中には、即日で対応してくれるところもあるのですぐに処分できるでしょう。また、小型家電が大量にあったり、小型家電以外に処分したい不用品があったりする場合もまとめて処分できるのは大きなメリットです。自分でゴミを分類する必要もないため、スピーディーに片付けることができます。
3-2.不用品回収業者に依頼したほうがいいケース
そのときの状況に合わせて、小型家電の処分方法を選ぶことも大切なポイントです。特に、自分で不用品を運搬するのが困難な方は、不用品回収業者に依頼したほうがいいでしょう。不用品回収業者の多くは、出張回収を受け付けています。自宅まで不用品の回収に来てくれるため、自分で小型家電や不用品を運ぶ必要はありません。そのほか、不用品の処分に時間をかけたくない方や遺品整理・生前整理をしたい方も不用品回収業者への依頼をおすすめします。不用品回収業者の中には、遺品整理サービスを行っているところもあるでしょう。状況に合わせて必要なサービスが利用できます。
3-3.見積書の内容を確認しよう
不用品回収業者に依頼する際は、見積書の内容をしっかりと確認することが大切です。見積書にはどのような不用品の回収にいくらかかるのか、回収費用のほかに発生する収集運搬料金や諸費用などが細かく記載されています。総額を確認するのはもちろんのこと、内訳もきちんと自分の目で確かめなければなりません。見積書の内容が細かく記載されていない不用品回収業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意してください。
3-4.不用品回収業者とよくあるトラブル
スムーズに不用品を処分するためにも、不用品回収業者とよくあるトラブルを把握しましょう。不用品回収の需要が高まるほどトラブルも相次ぎ、さまざまな相談が消費者センター等へ寄せられています。その中でも特に多いのが、「見積書に記載されていない追加費用を請求された」というトラブルです。不用品回収業者との金銭トラブルが増えているため、見積書の内容は細部まで確認が必要になります。
3-5.不用品回収業者を選ぶ際のポイント
悪徳業者とトラブルにならないためにも、不用品回収業者選びのポイントをチェックしましょう。特に、押さえておきたいポイントは下記のとおりです。
- 不用品回収の実績があるか
- 1点から大量回収まで受け付けているか
- サービス内容が充実しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 口コミや評判がいいか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の不用品回収業者を比較してください。
4.小型家電を買取に出す方法とポイント
ここでは、小型家電を買取に出す方法とポイントを解説します。
4-1.動作に問題がないか
買い取ってもらえる小型家電は、動作に問題がない状態です。少しでも動作に問題が生じていたり、壊れたりしている場合は、買い取ってもらえなくなります。そのため、小型家電を査定に出す前に、動作確認を入念に行いましょう。自分で判断できない不具合の場合は、その旨を買取業者にしっかりと説明してから査定を依頼するのがポイントです。また、動作確認と併せて、メーカー・製造年式・型番もチェックしましょう。
4-2.付属品がそろっているか
高く買い取ってもらえる小型家電は、付属品がそろっているかが大事なポイントとなります。取扱説明書や充電器など、付属品がそろっていないと買取額が下がるでしょう。少しでも小型家電を高く売りたい方は、購入時の状態に近づけることが大切です。付属品がそろっていなくとも買い取ってもらえる可能性はありますが、しっかりと確かめてから査定を依頼したほうがいいでしょう。
4-3.早めの売却が大事
小型家電は次から次へと新しいモデルが発売されています。新商品が出るたびに型落ちしてしまうので、早めに査定を依頼することも小型家電を高く売る大切なポイントです。中古市場で需要があるものは発売されたばかりの新製品になるため、不要になったらすぐに買取へ出してください。なお、複数の買取業者に無料査定を依頼し、比較することも大切なポイントとなります。複数の買取業者から出た買取額を参考に、買取相場が把握しやすくなるでしょう。
4-4.買取先の選び方
主な買取先としては、買取専門業者とリサイクルショップがあります。新品や未使用の小型家電を買取に出したいときは、買取専門業者に査定を依頼するといいでしょう。高値で買い取ってもらえる可能性があります。買取専門業者で買い取ってもらえなかった場合は、リサイクルショップに依頼するのも選択肢の1つです。そのほか、自分で売りたい方はネットオークションやフリマアプリを利用する方法もあります。
4-5.不用品の回収・買取ならゼロプラスへ
小田原市で小型家電の処分にお悩みの方は、ぜひゼロプラスヘご依頼ください。ゼロプラスでは、不用品の回収と買取サービスを行っています。回収と買取が同時に利用できるため、買取不可になってもスピーディーな回収が可能です。そのほか、携帯電話やパソコン等のデータを消去するサービスも受け付けています。ご自身でデータ消去ができない方は、ぜひ一度ご相談ください。
5.小型家電の処分に関してよくある質問
小型家電の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.なぜ小型家電のデータを消去する必要があるのか?
A.携帯電話などに含まれているデータが流出し、悪用される恐れがあるからです。実際に、処分した小型家電から情報が抜き取られ、悪用されたトラブルが起きています。特に、携帯電話には住所やメールアドレス・写真などの情報が含まれているため、きちんと消去してから処分することが大切です。自分でデータを消去するのが不安な方は、データ消去サービスを行っている不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
Q.宅配便回収サービスを利用する際の注意点は?
A.ダンボールのサイズが決まっているので注意してください。1箱の3辺合計が140cm以内・重量が20kg以下とサイズが決まっています。このサイズを超えた場合は回収不可になるので注意が必要です。また、2箱になったり、パソコン本体が含まれていなかったりする場合は1箱につき1,500円(税抜)の支払いが発生します。
Q.不用品回収業者に依頼するといくらかかるのか?
A.不用品の大きさや量などによって異なりますが、1点あたり約3,000~8,000円が目安です。ただし、回収費用だけでなく、収集運搬費用や基本料金などの諸費用が発生する可能性もあります。不用品回収業者に依頼すると不用品をまとめて処分できるメリットはありますが、自治体で処分するよりも費用が高額になるので注意が必要です。
Q.高く売れる小型家電は?
A.生活に必要な小型家電ほど、中古市場における需要も高いので高価買取が期待できるでしょう。たとえば、携帯電話・空気清浄機・掃除機などです。また、製造年式が新しいものや新機能が付いている小型家電も高く売れる傾向があります。いくらで売れるか調べたいときは、買取業者のホームページに掲載されている買取実績をチェックするといいでしょう。
Q.ネットオークションやフリマアプリを利用する際の注意点は?
A.具体的に商品説明を記載することです。商品の説明がなかったり、写真がぼやけたりしていると、落札者との間でトラブルになるリスクが高まります。実際に、出品者と落札者との間でトラブルが頻繁に起きているため、丁寧で具体的な商品説明を心がけてください。
まとめ
小田原市で対象になっている小型家電は、全部で8品目あります。小型家電の対象になっているものは、市内の5箇所に設置されている回収ボックスへ投かんするだけでOKです。投入口に入らないものは、燃せないゴミとして処分できます。また、自治体以外の処分方法としては、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。ゼロプラスでは不用品の回収だけでなく、買取サービスも行っているのでぜひ一度チェックしてください。