磐田市で粗大ゴミを出す方法は? 自治体回収に間に合わないときの対処法も
「磐田市で粗大ゴミはどのように処分すればいいのか」「何か手続きが必要になるのか」など、磐田市における粗大ゴミの処分方法で悩んでいる方は多いでしょう。粗大ゴミの処分方法は自治体によって決まっており、事前の申し込みが必要になるところもあります。事前に、正しい方法を把握しておけば、スムーズに粗大ゴミを捨てることができるでしょう。
そこで、本記事では、磐田市で粗大ゴミを処分する方法について詳しく説明します。
この記事で、磐田市で粗大ゴミに該当するものや自治体回収で間に合わないときの対処法なども分かります。磐田市で粗大ゴミを捨てる予定のある方はぜひ参考にしてください。
1.磐田市で粗大ゴミに該当するものは?
まずは、磐田市で粗大ゴミに該当するものをチェックしておきましょう。
1-1.一辺の長さが2m以内で重さが80kg以下のもの
磐田市の場合、一辺の長さが2m以内で重さが80kg以下のものが粗大ゴミに分類されます。たとえば、以下のようなものが当てはまるでしょう。
- タンス・ベッドなどの大型家具
- 布団・マットレス
- 自転車
- 学習机
- オルガン
- 本棚
- 電化製品
- 庭木の剪定枝など
指定袋の大きさは問いませんが、破れにくく、中を確認できる袋に入れる必要があります。大人1人が持ち上がる程度の重さにしなければならないなどの注意点があるので、気をつけましょう。
1-2.収集できないものもチェック!
たとえ、粗大ゴミに分類されるものだとしても、磐田市で収集できないものがあります。たとえば、以下のようなものは磐田市で収集できません。
- 規定の長さや重さを超えるもの
- 事業所のゴミ(産業廃棄物)
- ガスボンベ
- 消火器
- 農業用機械器具
- タイヤなど
基本的に、処理が困難なものは磐田市で捨てることはできません。また、家電リサイクル法に分類されているもの(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)やパソコンも磐田市で収集してもらえないので注意してください。
2.磐田市で粗大ゴミを処分する方法
ここでは、磐田市で粗大ゴミを処分する方法について解説します。
2-1.戸別回収
磐田市で粗大ゴミを処分する方法として一般的なのは、戸別回収です。戸別回収は、収集日に軒先まで粗大ゴミを出しておく方法となります。主な流れは下記を参考にしてください。
- 事前に、磐田市クリーンセンター内ゴミ対策課(0538-37-4812)へ申し込みをする
- 収集日に軒先まで粗大ゴミを出しておく
- 回収時に収集料金を現金で支払う
磐田市では回収時に本人または家族の立会いが必要になります。立会いのない場合は回収されませんので注意してください。その際に収集料金を現金で支払うことになりますが、収集料金は基本料金1,020円+収集物1個につき206円となっています。おつりが出ないように準備しておきましょう。なお、申し込みの受付時間や期限などは以下のとおりです。
- 受付時間:午前8時30分~午後5時15分
- 休み:土・日曜日、国民の祝日(休日)、年末年始
- 申込期限:原則として実施日の2週間前
- 収集日:月~金曜日(祝日・年末年始は除く)
2-2.持ち込み処分
戸別回収以外に、自分でゴミ処理施設へ粗大ゴミを持ち込む方法もあります。自分で持ち込む場合、事前の申し込みは必要ありません。指定された施設に持ち運び、その場で処分費用を支払うことになります。戸別回収よりも費用を抑えることはできますが、粗大ゴミを自分で運ばなければならないので手間はかかるでしょう。なお、磐田市の持ち込み場所は以下のとおりです。
- 施設名:中遠広域粗大ゴミ処理施設
- 住所:静岡県磐田市新貝59-1
- 電話番号:0538-37-4854
- 受付曜日:月~金曜日
- 受付時間:午前9時~正午、午後1時~4時30分
- 休日:土・日曜日、祝日
そして、自分で持ち込む際の費用は以下のとおりです。
- 軽自動車・乗用車など0.5トン以下:車両1台につき510円
- 0.5トン超え1.0トン以下:車両1台につき1,020円
- 1.0トンを超え1.5トン以下:車両1台につき1,540円
- 1.5トンを超え2.0トン以下:車両1台につき2,050円
3.自治体回収で間に合わないときの対処法
ここでは、自治体回収で間に合わないときの対処法をいくつか紹介します。
3-1.不用品回収業者へ依頼する
すぐに処分したい・大量の粗大ゴミがある方は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。不用品回収業者の多くは、自治体回収で処分できないものの回収を受け付けています。まとめて処分できるのはもちろんのこと、出張回収を利用すれば自分で運搬したり分別したりする必要もありません。手間と時間をかけることなく、スピーディーに粗大ゴミを捨てることができるでしょう。ただし、不用品の量が多くなるほど処分費用がかかるため、見積書を確認しておく必要があります。
3-2.引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する
引っ越しなどで粗大ゴミが出た場合、引っ越し業者の不用品回収サービスを利用するのも方法の1つです。大手の引っ越し業者では、不用品回収サービスを行っています。不用品回収業者に依頼するよりも費用は高くつきますが、引っ越しと同時に粗大ゴミの処分が可能です。どうしても粗大ゴミが引っ越し当日に出てしまったり、新居に持ち運べなかったりする際には、引っ越し業者の不用品回収サービスの利用を検討するのもいいでしょう。
3-3.人に譲る
粗大ゴミの中には、まだ正常に使えるものがあるはずです。それらを欲しがっている人に譲渡するのも方法の1つでしょう。たとえば、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・テレビなどの生活家電は、新生活を始める人にとっては必要なものです。できるだけ、安い費用で求めている人が多いでしょう。人に譲ることができれば再利用してもらえますし、処分費用はかかりません。周囲に求めている人がいないか探してみてはいかがでしょうか。
3-4.買取に出す
稼働に問題なく正常に使える状態のものなら、買取専門業者やリサイクルショップに売るのも選択肢の1つです。買い取ってもらうことができれば、処分費用をかけることなく手放せるでしょう。特に、発売されたばかりの家電や新品状態に近い家具などは、高価買取が期待できます。複数の買取業者に査定を依頼し、いくらぐらいで売れるのかチェックしてみてください。ただし、すべての粗大ゴミが買取の対象になるとは限りません。買い取ってもらえなかったものは、ほかの方法で処分する必要があります。
4.不用品回収業者に依頼する際の注意点
ここでは、不用品回収業者に依頼する際の注意点を解説します。
4-1.よくあるトラブルに要注意!
不用品回収業者との間でよくあるトラブルに注意が必要です。たとえば、「回収後に高額な追加費用を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」などのトラブルが起きています。不用品回収サービスの需要が高まる中で、悪徳業者とのトラブルも相次いでいるので十分に気をつけなければなりません。たとえ、回収業者が不法投棄をしたとしても、それは持ち主の責任になり、罰則の対象となってしまいます。不用品回収業者とのトラブルを避けるために、慎重に選ぶことが大切です。
4-2.見積書は必ず確認する
不用品回収業者に依頼する際は、見積書を必ず確認しておきましょう。見積書の内容が具体的に記載されていなかったり、料金体系が不明確だったりする場合は注意が必要です。回収後で「思いの外、時間と手間がかかってしまったから」など適当な言い訳をつけて高額な追加費用を請求してくる恐れがあります。そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、見積書は細部まで確認することが大切です。そこで、気になるところや不明点がある場合は、スタッフに尋ねてください。
4-3.不用品回収業者選びのポイント
どの不用品回収業者に依頼すべきか悩んでいる方は、下記のポイントに注目してください。
- 不用品回収の実績があるか
- サービス内容が充実しているか
- 回収方法が自由に選択できるか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 古物商や産業廃棄物収集運搬の許可を取得しているか
- 口コミや評判がいいか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の不用品回収業者を比較するといいでしょう。比較することで悪徳業者が見極めやすくなります。
4-4.粗大ゴミの回収ならゼロプラスへ
粗大ゴミの処分でお悩みの方は、ゼロプラスへご相談ください。ゼロプラスでは、不用品の回収だけでなく、買取サービスも行っています。不用品の回収と買取が可能だからこそ、買取不可になったとしてもそのまま回収が可能です。わざわざ、ほかの業者を探す手間と時間はかかりません。不用品回収・買取のほか、生前・遺品整理やゴミ屋敷の片付け、法人向けサービスも展開しております。無料相談も受け付けておりますので、粗大ゴミの処分でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
5.粗大ゴミの処分に関してよくある質問
粗大ゴミの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.戸別収集で注意しておきたいことは?
A.新型コロナウイルス感染防止のため、立会い時はマスクの着用が必要です。予約状況によってはすぐに回収できないケースがあります。そのため、余裕を持っての予約がおすすめです。また、マンション・アパートなどは1階の軒先まで運ばなければなりません。さらに、引っ越しや解体等による大量のゴミは回収不可になるため、自分で直接ゴミ処理施設へ持ち込むか、ほかの方法で処分することになるでしょう。
Q.自分で持ち込む際の注意点は?
A.事前の申し込みは必要ありませんが、ゴミ処理施設の事務所で申請の手続きが必要です。持ち込んだゴミを自動車から降ろす作業は、原則本人が行わなければなりません。万が一、ゴミが車体に当たって自動車に損傷を与えてしまうことがないようにするためです。また、ペットボトルやプラスチック新容器包装・びん等の資源ゴミは持ち込みができません。粗大ゴミ以外にも処分したいものがある場合は、持ち込みができないものもあることを把握しておきましょう。
Q.不用品を高く売るコツは?
A.できるだけ、新品の状態に近づけることです。ホコリや汚れがついている場合は、キレイにしてから査定を依頼しましょう。取扱説明書などの付属品がある場合は、それらを一式用意してください。付属品を用意するだけでも買取額がアップするでしょう。また、家電類は発売時期が遅くなるほど買取額が下がってしまうため、早めの売却がおすすめです。いくらで売れるか知りたい方は、買取業者のホームページで買取実績を確認したり、複数の業者に無料査定を依頼したりするといいでしょう。
Q.事業で出たゴミは粗大ゴミにはならないのか?
A.事業目的で使用したものは、原則産業廃棄物となります。産業廃棄物は自治体回収では処分できないため、産業廃棄物収集運搬許可を取得している業者へ回収を依頼することになるでしょう。不用品回収業者の中には、産業廃棄物収集運搬許可を取得せずに回収をしている悪徳業者が存在しているので注意してください。ホームページ等に産業廃棄物収集運搬の許可番号が掲載されているかチェックしておきましょう。
Q.不法投棄をするとどうなるのか?
A.5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科せられることになります。粗大ゴミを処分するのが面倒だからと、空き地や林の中に放置するのはNG行為です。まわりの人がやっているからと自分も真似しようとはしないでください。不法投棄は自然破壊にもつながります。きちんと正しい方法で粗大ゴミを処分しましょう。
まとめ
磐田市で粗大ゴミを処分する際は、事前の申し込みが必要です。戸別回収を依頼するか、自分で直接ゴミ処理施設へ持ち込むことになるでしょう。自治体回収で処分するメリットは費用を抑えられることですが、手間と時間がかかってしまいます。すぐに処分したい・手間をかけたくない方は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。ゼロプラスでは、不用品の回収だけでなく買取も行っています。粗大ゴミの処分でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。