食器を上手に梱包する方法を知りたい! 破損を防ぐコツも詳しく解説!
「食器を発送するために梱包(こんぽう)したいけど、どんな点に注意するべきか」「引っ越しの際に大切な食器を破損せずに梱包するコツを知りたい」とお考えででしょうか? 食器はガラス製や陶器製など衝撃に弱い素材のものが多く、梱包方法が悪いと破損してしまうことがあります。しかし、どんな方法でどんなポイントに注意すべきかよく分からないことでしょう。
そこで今回は、食器の梱包について詳しく解説します。
この記事を読むことで、食器を上手に梱包するコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.食器の梱包に役立つアイテムは?
最初に、食器を梱包するときに役立つアイテムをご紹介しましょう。
1-1.梱包用のプチプチ
梱包用のプチプチは衝撃吸収力に優れるため、食器の梱包にピッタリです。また、安価で入手しやすく、扱いやすい点もメリットになります。大きな皿などを梱包するときは、ロール状のものを入手するとよいでしょう。プチプチの種類でも、小粒のものは食器を一つずつ包む用に、大粒のものはダンボール箱の底に敷いたり側面に入れ込んだりするのにおすすめです。
1-2.クレープ紙
クレープ紙は表面にシワ加工を施した紙で、主に梱包用に使われます。食器をやわらかく包むことができるので、運搬時に食器がこすれて傷が付くのを防ぐことが可能です。クレープ紙を使うと、丁寧に梱包した印象になるので、ネットオークションやフリマアプリの出品物の配送や、プレゼント用の梱包に向きます。ただし、衝撃吸収力はプチプチに劣るので、状況に応じて併用するとよいでしょう。
1-3.ダンボール箱
食器を梱包する際に便利なのが、ダンボール箱です。ダンボール箱は丈夫なので、外部からの衝撃を吸収してくれます。また、多少の水ぬれもカバーできる点もメリットです。食器の量や大きさに合ったサイズのダンボール箱を用意すれば、効率よく作業できます。たとえば、郵便や宅配便で送付するときや、大量の食器を運ぶときなどに使用するとよいでしょう。
1-4.古新聞紙
古新聞紙も食器の梱包に活躍します。安価で大量に用意しやすく、食器を直接包んだりくしゃくしゃに丸めて緩衝材にしたりなど、使い勝手がよいのがメリットです。ただし、インク汚れが食器や手に付着することがあるので、ネットオークションやフリマアプリの出品物やプレゼント用に梱包するときは注意しましょう。
1-5.ビニールテープ
ビニールテープも食器の梱包に欠かせません。クレープ紙や古新聞紙で食器を包んだだけでは、何かの拍子に外れてしまうことがあります。包んだ後にビニールテープで留めておけば、しっかり保護された状態をキープできるのでおすすめです。また、ダンボールの封をするときにも役立ちます。
2.食器の種類ごとに梱包方法を解説
食器の種類ごとにおすすめの梱包方法を詳しく解説します。
2-1.皿
皿の梱包方法は、以下を参考にしてください。
- 皿をクレープ紙や古新聞紙の中央に乗せる
- クレープ紙や古新聞紙を皿に沿って内側に折りたたむ
- 最後にビニールテープで留めて完了
なお、特に破損が心配な皿については、梱包用のプチプチで包むとよいでしょう。プチプチのクッション効果により、運搬時の衝撃がより少なくなります。
2-2.コップ
コップの梱包方法は、以下を参考にしてください。
- コップの中に古新聞紙などを丸めて詰める
- フチが薄いコップは古新聞紙をぐるりと一周させるように巻き付ける
- 持ち手があるコップは持ち手部分にも古新聞紙を巻き付ける
- コップ全体をプチプチなどで包んでビニールテープで留める
コップの中にも古新聞紙を入れることで、運搬時の衝撃をやわらげる効果があり、破損しづらくなります。
2-3.フォーク・スプーンなどのカトラリー類
スプーン・箸などは、種類ごとに輪ゴムなどでまとめてから古新聞紙やプチプチで梱包するとよいでしょう。フォークやナイフはケガを防ぐために、1本ずつ先端部分を古新聞紙できちんと覆って固定してからプチプチで全体を梱包することをおすすめします。さらに、小さなダンボール箱やプラスチック製⾷品保存容器などに入れておけば、運搬時にも安心です。
3.食器をダンボール箱に詰めるときの注意点
食器をダンボール箱に詰めるときの注意点を具体的にご紹介します。
3-1.底やすき間にも緩衝材を入れる
ダンボール箱の底やすき間にも、緩衝材を入れておきましょう。運搬するときに衝撃が加わったり、揺られて食器が動いたりすることがあるからです。ダンボール箱の中でも、底や隅・端は外部からの衝撃が伝わりやすいので、注意してください。梱包し終わった際、軽くゆすってみて食器が移動しないことを確かめてから封をすることがポイントです。
3-2.大量に詰め過ぎない
食器をダンボール箱に詰めるときは、大量に詰め過ぎないことも大切です。まだすき間があるからといって詰め込んでしまうと、食器が圧迫されて割れてしまうことがあります。また、食器同士がこすれて傷になることもあるのでやめましょう。また、重量のある食器を詰め過ぎると持ち上げにくくなるだけでなく、ダンボール箱の底が抜けてしまうこともあります。食器を詰めるときは、ある程度余裕を持っておくことが必要です。
3-3.引っ越し用の梱包はダンボール箱に中身を書いておく
引っ越し用に食器を詰める場合は、梱包し終わった後のダンボール箱に、入っている食器の種類をマジックで書いておきましょう。引っ越し業者の人にも分かりやすく、丁寧に扱ってもらえます。また、引っ越し先で荷物を整理するときにもどんな食器が入っているか一目で分かるので便利です。
3-4.種類に合った入れ方でできるだけ均等に並べる
食器をダンボール箱に詰めるときは、食器の種類に合った入れ方をしましょう。皿は立てて、コップは逆さまにして入れるのがおすすめです。また、できるだけ均等に並べるようにしてください。偏った詰め方をすると、食器が破損しやすくなります。特に重量のある食器は、なるべく中央に配置するとよいでしょう。
4.食器の梱包に関するよくある質問
最後に、食器の梱包に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.食器を重ねた状態で梱包してはダメ?
A.おすすめしません。重ねた状態で梱包すると、運搬する際に食器同士がこすれて傷になったり破損したりする原因になります。
Q.丁寧に梱包したのに食器が破損してしまったのですが?
A.丁寧に梱包しても、雑に運搬したり落としたりすると、食器が破損することがあります。また、梱包方法が間違っていることも考えられるので、次回同じ過ちを繰り返さないためにもやり方を見直してみるとよいでしょう。
Q.食器の量が多過ぎて梱包しきれないのですが?
A.不要な食器と必要な食器に仕分け、不要な食器を処分して物量を減らすことをおすすめします。ほとんど使わない、趣味が合わない、汚れや傷みがひどいなどの食器は、思いきって処分してください。
Q.引っ越し業者に食器の梱包を頼むことはできる?
A.業者によっては有料で可能です。食器専用の梱包グッズや優れた技術により、丁寧に梱包してもらえることでしょう。なお、業者によってサービス内容や料金が異なるので、確認してみてください。
Q.大量の食器を処分したいときはどうすればよい?
A.自治体にゴミとして出すか、不用品回収業者に処分を依頼するとよいでしょう。特におすすめなのが、不用品回収業者に依頼する方法です。大量の食器を1回で処分できる、都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえる、梱包する必要がないなど、多くのメリットがあるので検討してみるとよいでしょう。なお、当ゼロプラスでも、不要になった食器の処分をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、食器の梱包について詳しく解説しました。食器を梱包するときは、クレープ紙や古新聞紙などで一つずつ包んで保護してから、ダンボール箱に入れましょう。平皿や深皿は立てて入れるのが基本です。コップやマグカップは、逆さまにして並べて入れてください。取っ手が付いているマグカップは、特に破損しやすいので注意しましょう。ダンボール箱に食器を詰めるときは、量を入れ過ぎず余裕を持っておくことが大切です。また、食器が動かないように底や側面・食器同士の間にも緩衝材を入れることを忘れないでください。