不良在庫を抱えていると危険!? 在庫処分・買取方法のポイントとは?

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搬入・生産されたものを多く抱えていると、すべて出庫(販売)できるかどうか不安になりますよね。売れると思っていたものが売れなかったり、在庫がなかなか減らなかったりと在庫管理ができなくなることがあるでしょう。在庫が多くなるほど、倉庫やお店に長期間残っている“不良在庫”が増えてしまいます。出費を上まわる売り上げが獲得できなかった証拠なので、もちろん赤字です。そのままでは不良在庫が増えるだけなので、すぐに処分しなければなりません。そこで本記事では、在庫の処分や買取、在庫買取の流れ・業者選びのポイントなど詳しく説明します。

  1. 在庫の処分について
  2. 業者による在庫の買取について
  3. 在庫買取の流れ
  4. 業者選びのポイント
  5. 在庫の処分・買取にかんしてよくある質問

この記事を読むことで、抱えている在庫をキレイに片づけるためのコツや買取のポイントについて知ることができます。在庫の買取について知りたい方や在庫整理を考えている方は、ぜひ参考にしてください。


1.在庫の処分について

在庫処分とは何なのか、詳しく知ることが大切です。処分方法や買取のポイントについて見る前に、まずは、在庫の処分について把握しておきましょう。これから、在庫処分の内容やタイミング・問題点を取り上げていきたいと思います。

1-1.在庫処分とは

販売や加工のために準備していたものが余り、何らかの方法で始末することを在庫処分といいます。在庫一掃セール・クリアランスセールなどお店でよく目にしますが、まさに在庫処分を指しているのです。在庫を抱えている状態のことを不良在庫や不動在庫・滞留在庫とも呼びます。「在庫を抱えたままでもいいのでは?」と思う方はいますが、在庫を抱えたままでは売り上げを伸ばすことはできません。在庫が多いほど、新たな商品の仕入れもできず、流れが滞ってしまいます。スムーズに作業をすすめるためにも、在庫処分が必要なのです。

1-2.どんなときに在庫処分をおこなうのか

在庫は増えるほど悪い状態になりがちです。そのため、「在庫が増えたな」「処分が必要」と思ったときこそ、在庫処分をおこなうタイミングといえます。ただし、企業・会社によっては決算のタイミングで在庫処分を先送りにするケースもあるでしょう。なぜなら、在庫処分のほとんどが赤字を伴うからです。できるだけ、赤字を出さないためにも、利益状況を確認しながらタイミングを見極めたほうがいいでしょう。期末決算が近づいたタイミングで在庫処分額を決める企業がほとんどです。

1-3.社内で起きる問題点とは

在庫処分の際、社内で起きやすい問題点があります。よく見られる問題点としては、社内の見とおしが悪くなることです。過剰在庫を抱えていると、生産過程にも悪影響を与えかねません。結果、現場の改善がすすまなくなる→在庫処分に遅れが出る→さらに悪い環境になるという悪循環に陥るのです。つまり、在庫の回転率が悪化します。在庫処分をおこなうと同時に、管理体制の見直しや問題点の洗い出しをきちんとやっておかなければなりません。特に、在庫を保管・管理する在庫管理の徹底が大切です。

2.業者による在庫の買取について

余剰在庫は処分するほかないと思いますが、買取も可能です。業者の中には在庫買取を実施しているところがあります。処分ではなく買取が利用できれば、赤字額を減らすことができるでしょう。これから、業者による在庫の買取について詳しく説明します。

2-1.どんな場合に依頼すべきか

在庫処分のために、セール品やアウトレットとして販売する企業が多いでしょう。しかし、在庫の内容やタイミングによってはなかなか売却できず、販売が難しくなることもあります。そんなときこそ、業者による在庫買取を利用してください。業者は幅広いジャンルの商品の買取をおこなっています。自分たちで処分できなかった分、業者が買い取ってくれるのです。また、大量の在庫を一気に処分したいときも、業者の利用をおすすめします。

2-2.扱う商品の種類

在庫買取をおこなっているほとんどの業者が、幅広いジャンルの商品を扱っています。ブランド商品やアパレル・雑貨・電化製品・生活雑貨・オフィス用品・食品などさまざまです。しかし、業者によって扱っていない商品もあります。必ずしもすべての業者が共通しているわけではありませんので、依頼する前に確認したほうが安心です。在庫買取対応の商品かどうか不安に思っている方は、ホームページまたは電話で問い合わせてみてください。

2-3.メリット・デメリット

在庫処分を業者に依頼する大きなメリットは、大量の在庫を一気に処分できることです。過剰に在庫を抱えてしまった場合、処分しなければならない量に頭を抱える方は多いでしょう。企業が抱える在庫は、家庭で出るゴミと同じ方法で処分できません。産業廃棄物になるため、処分方法も限られています。業者の中には、直接店舗や倉庫に来て回収する出張回収を実施しているところもあるのです。自分たちで運搬する必要がないのも、業者に依頼するメリットでしょう。さらに、短気間で現金化できる点も大きなメリットです。業者に依頼すればその場で査定し、すぐに現金化できます。一方、デメリットは悪徳業者も存在することです。悪徳業者は料金体系を明確にせずお金をだまし取ったり、買取を強制してきたりします。見積もりやスタッフの対応をしっかりチェックするなど、慎重に業者を選ぶことが大切です。

2-4.セキュリティーについて

在庫処分は企業やお店のプライバシーにかかわることです。プライバシーを尊重し、情報を大切に保管する業者かどうか確認しなければなりません。優良業者の多くはセキュリティー対策を徹底しています。法令や国のガイドラインを遵守しているため、安心して依頼できるでしょう。不用品買取・回収御者のゼロプラスでは、運搬に使うトラックは無印です。社名を入れていないので、業者だとは知られずに処分できます。

2-5.注意点

在庫買取をおこなっていても、すべての商品が買取対象になるわけではありません。業者の判断で異なるため、買取不可になるかどうか、すべて買い取ってもらえるかどうか、事前におこなう見積もりが大切です。もし、買取不可になったとしてもゼロプラスでは産業廃棄物としてまとめて回収をしています。買取できないものも処分できるのでご安心ください。

3.在庫買取の流れ

在庫処分をスムーズにすすめるためにも、在庫買取の流れをある程度把握しておきましょう。どこに依頼すべきか、無料見積もりや買取方法と流れ・注意点を見ていきたいと思います。

3-1.どこに依頼するか

基本的に、在庫買取をおこなっている不用品買取・回収業者に依頼します。不用品買取・回収業者の中には、一般向けだけでなく、法人向けサービスをしているところもあるのです。在庫買取は法人向けサービスになるため、該当業者を見つけましょう。不用品回収買取・遺品整理をおこなっているゼロプラスは、法人向けサービスが充実しています。お得な積み放題パックや在庫買取・オフィス移転と厨房・店舗閉鎖の廃棄物と豊富です。ぜひホームページにて詳細をご覧ください。

3-2.無料見積もりについて

在庫処分はできるだけ早めに始めることが大切です。しかし、早く処分したいからと業者をすぐに決めてはいけません。なぜなら、慎重に選択しなかったせいで悪徳業者に依頼する恐れがあるからです。優良業者と悪徳業者を見極めるためにも、無料見積もりを利用してください。在庫買取をおこなっている業者のほとんどが、無料見積もりを受けつけています。見積もりは、大まかな在庫買取・回収の金額がわかるシステムです。電話やホームページのフォームから気軽に申し込みができますよ。ゼロプラスでも無料見積もり・査定を受けつけしておりますので、いつでも申し込みください。

3-3.買取方法と流れ

大まかな買取方法は、無料見積もりから始まります。電話やホームページから無料見積もり・査定の申し込みをした後、業者が指定した日時にやってきて具体的な見積もりを提示するでしょう。見積もりに納得できた場合、作業日時の予約にすすみます。そして、作業日にスタッフが訪れ在庫を運び出す流れです。現金の支払いは作業完了後におこないます。買取と回収が重なった場合は作業代金から買取額を引いた金額を支払うことになるでしょう。業者によって具体的な流れが異なるため、事前に確認してください。

3-4.注意点

在庫買取の流れを記載していない業者や適当に説明する業者がいます。流れを確かめようとしない業者は信用できません。悪徳業者の可能性が高いので注意してください。また、面倒だからと依頼者が確認しないのもNGです。契約を交わす前に、しっかり在庫買取の流れを確認しておきましょう。買取できなかったものは回収にまわせるのかも確認が必要です。

4.業者選びのポイント

在庫買取を実施している業者は、探してみるとたくさん見つかります。スムーズに在庫処分するためにも、信頼できる業者を見つけることが大切です。悪徳業者と優良業者を見極める力を持っておきましょう。

4-1.信頼できる業者の見わけ方

信頼できる優良業者と悪徳業者は、知識を習得しておけば簡単に見わけることができます。悪徳業者は何かしらの疑問点が出てくるものです。そこで、信頼できる業者の見わけ方を以下にピックアップしてみました。

  • 見積書をきちんと書類で提出する
  • スタッフの対応が丁寧かつスピーディー
  • 出張買取をおこなっている
  • 損害賠償保険に加入している
  • 廃棄物や不用品も回収してくれる
  • 大量の在庫品でも回収可能
  • 産業廃棄物収集運搬の許可を取得している

特に、損害賠償保険に加入している業者は信頼できます。運搬時など万が一のときに商品が傷ついたとしても保証が整っているので安心です。

4-2.料金について

業者に在庫買取・回収を依頼する際、料金が気になる方は多いでしょう。買取の場合、費用はかかりませんが、回収の場合は料金を支払わなければなりません。具体的な料金は業者や在庫の量・商品によって異なります。大まかな料金としては以下を目安にしてください。

  • 1.5t平車パック(1K~1DK程度):5万9800円
  • 2t箱車パック(2K~2LDK):9万9800円

4-3.コスト削減のポイント

コスト削減のポイントは、買い取ってもらえるものは買取に出すことです。不良在庫の中には、業者で買い取ってもらえる商品が含まれていることもあります。査定を依頼しないまま処分するのは非常にもったいないことです。売れるものは売ったほうが、処分費用を抑えることができますよ。

4-4.よくあるトラブル

在庫買取・回収でよくあるトラブルは、業者との間で起こります。例えば、「見積もり内容と支払金額が違う」「回収後に追加料金を請求された」「不法投棄されていた」などです。実際、業者とのトラブルはいくつも報告されています。年々、増えてきているため、依頼する側(がわ)がきちんと悪徳業者を見極めなければなりません。

5.在庫の処分・買取にかんしてよくある質問

在庫の処分・買取にかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。

5-1.業者とのトラブルにあった場合はどうすべきか?

業者との間でトラブルが起きた際は、すぐに消費者センターや国民生活センターに問い合わせてください。担当者1人で抱え込んだり、全員が悩んでいたりしていると余計に状況が悪化してしまいます。すぐに解決するためにも、できるだけ早めに相談しましょう。

5-2.在庫を抱えるリスクとは?

「在庫処分が面倒だから」と放置してはいけません。在庫を抱えるリスクは、商品の価値が低下する・在庫管理が困難になる・キャッシュフローが減少するなどさまざまです。いろいろな場所で悪影響をおよぼすため、過剰在庫は処分しなければなりません。

5-3.在庫の高価買取のポイントとは?

在庫商品を高値で買い取ってもらうには、良い状態を維持し続けることが大切です。雨風の影響を受けやすい場所に保管していると、商品にカビがついたり、質が悪くなったりします。商品の状態が悪いと高値で買い取ってもらえません。不良在庫でも管理を徹底しましょう。

5-4.在庫処分の頻度が知りたい

在庫処分は1回限りではありません。きちんと在庫管理をしていかなければ、再び在庫処分しなければならない状況になるでしょう。また、ある程度在庫維持を続けるためには、定期的な在庫処分も必要です。周囲と話し合いつつも、在庫処分の頻度を調節してください。

5-5.買取後の在庫商品はどうなるのか?

買取後の在庫商品の行く道は、業者によって異なるでしょう。ゼロプラスでは、独自のルートを利用して国内・海外にリユースしています。買取不可になった商品もリサイクルすることで廃棄物の量を減らしており、処分コストを大幅に抑えているのが強みです。在庫処分を考えている企業の方は、ぜひ1度お問い合わせください。

まとめ

いかがでしたか? 在庫を抱え過ぎていると、今後の運営が滞り、赤字をくり返してしまいます。赤字を防ぎ、在庫管理の効率化を図るためにも在庫処分が必要です。ただ、産業廃棄物として処分する前に、在庫買取をおこなっている業者を探してください。売れるものは買い取ってもらったほうが、在庫処分にかかる費用も抑えることができるのです。在庫買取を依頼する際は、信用できる業者を選んでくださいね。中には不正を働く悪徳業者もいるため、慎重に選ばなければなりません。在庫処分の方法や買取のポイント・注意点をしっかり押さえておけば、上手に処分できるでしょう。