最短！出張買取・リサイクルで不用品を一瞬でサクっと処分する方法
片付け・断捨離ブームの昨今、大量に出た家具・家電・古本・服などの不用品の処分に困っている人も多いでしょう。
不用品を捨てるには、お金・時間・手間がかかってしまいます。ですが、面倒だから…お金がもったいないから…と不用品をそのままにしておいては、部屋のスペースや不用品を気にしながらモヤモヤと生活する時間がもったいない！
不用品を最もてっとり早く処分するには、出張買取がベストです。不用品を1点ずつ、捨てる？リサイクルするか？と悩むのは、お金・時間・手間の無駄になります。
今回は、不用品をまとめて処分・リサイクルするための最短ルートである、出張買取についてご紹介いたします。片付けはもちろんのこと、ゴミ屋敷や遺品整理に困っている方のお役にたてる情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1．出張買取の基礎
1-1．出張買取とは何か
出張買取とは、その名のとおり自宅まで業者に来てもらい、不用品の査定・買取・引き取りをしてもらうことです。
家にいながらにして不用品を処分できるので、リサイクルショップに持ち込む手間が省けます。また、値段のつく不用品があれば、買取価格分を回収料金から相殺できるので、粗大ゴミとして捨てるよりもお得になる確率が高いです。
1-2．出張買取で買取してもらえる不用品とは
出張買取業者にもよりますが、基本的には以下が買取対象です。
- 家電
- 家具
- ブランド品（衣類・バッグなど）
新しく状態のいいものであれば買取価格に期待ができるでしょう。
もちろん、これ以外の不用品でも料金を支払えば回収してもらえます。
ただし、生ゴミ・生き物・死骸（しがい）や、法律に反する不用品は引き取ってもらえません。一般ゴミとして捨てるか、保健所に相談してください。
1-3．出張買取を使うべき場面
以下に該当する方は、積極的に出張買取を使うべきです。
- 片付け・引っ越しなどで大量の不用品が出た
- 不用品の中に買取してほしい家電・家具などが混ざっている
- 不用品の中に、比較的新しいテレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコンが混ざっている（※）
- 自力でゴミ捨て場まで運べない／リサイクルショップまで運べない
- 遺品整理をしたい
- ゴミ屋敷を整理したい
- とにかくてっとり早く部屋を片付けたい
- ものを捨てることに抵抗がある
※これら4つの家電は、家電リサイクル法により自力で処分するには3,000～10,000円のリサイクル料金が発生します。
1-4．出張買取を使うメリット
前述のとおり、出張買取は不用品を処分するための最短ルートになります。
自分で簡単に運べる不用品が1、2点だけという場合はリサイクルショップの利用も検討できますが、そうでない場合は出張買取のほうが断然おすすめです。
出張買取では、回収料金が発生するものの、お金で時間・手間を買えると思えば十分すぎるほどに元をとれるでしょう。
2．出張買取について
2-1．出張買取での不用品査定について
出張買取で、不用品の買取価格を査定してもらう場合は、以下が主な判断材料となります。
- 使用可否
- メーカー
- 製造年度
- 状態（傷・汚れなど）
買取価格を少しでもあげるために、落とせる汚れは落としておきましょう。リモコンや箱などの付属品があったほうが、買取価格があがりやすいです。
2-2．出張買取の主な流れ
出張買取で不用品を買取・回収してもらう場合は、基本的に以下の流れとなります。
- 無料見積もり
- 査定日（出張日）決定
- 訪問・査定・金額提示
- 料金支払い（回収料金－買取価格の相殺分）
- 回収
無料見積もりの依頼時に、買取・回収してほしい不用品を伝えておき、実際の査定は自宅で現物を見ておこなうという流れになります。
無料見積もり後や、正式な査定金額が出た後、金額に納得がいかなければ無料でキャンセルできる業者を選びましょう。
2-3．出張買取業者の見積もりについて
どの出張買取業者も電話やHPのフォームで受け付けています。
回収／買取してほしい不用品の種類や数、大きさなどを伝え、大まかな費用を算出してもらうことが目的です。
不用品の点数や体積によっては、トラック積み放題など、よりお得なパック料金を提示されることもあります。
2-4．買取後の不用品はどうなる？
出張買取業者は、買取もしくは回収した不用品を再利用できるように復元して、リサイクル品として販売するのが基本です。
逆に、リサイクルが見込めない不用品については、別のリサイクル業者へ回すか、粗大ゴミとして捨てることになります。そのための経費として回収料金が使われるのです。
つまり、リサイクル品の販売ルートが安定している業者であるほど（リサイクル品として買い取る余裕がある業者ほど）買取価格はあがりやすくなります。
2-5．リサイクル・買取の注意点
不用品のリサイクル・買取を検討した際に、リサイクルショップを候補にあげる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
出張買取の場合は、家にいながらにして買取価格の査定・回収を一度にまとめてできます。しかし、一般的なリサイクルショップで買取をお願いする場合、
- 不用品を持ち込む
- →買取価格がつかなかった
- →持ち帰る
- →結局お金を払って処分することに…
という手続きの無駄が発生する可能性があります。
体力・労力も立派な資産です。不用品をリサイクルショップへ持ち込む手間や時間も計算に入れましょう。
3．出張買取業者について
3-1．出張買取業者選びのポイント
まず、無料回収を謳（うた）っている不用品回収車は危険です。トラブルの元になりますので避けてください。
出張買取業者を選ぶ場合は、料金体制の明確性と柔軟性が重要です。
見積もり後や、査定額に納得ができなかった場合、無料でキャンセルできることを条件にしましょう。
3-2．出張買取の流れ
出張買取当日は、不用品の買取価格査定と運び出しが業者の主な作業となります。
買取価格に納得したら、業者の用意した書類に署名・押印をしてください。
不用品の積み出し・運び出しは出張買取業者がおこなってくれますので、特に準備や手伝う必要はありません。通路の確保をしておく程度でOKです。
回収料金－買取価格の差額を支払ったら、必ず領収書をもらうようにしましょう。基本的には現金での支払いとなりますが、クレジットカードを使える場合もあるので、事前に業者に確認してください。
3-3．出張買取業者の料金について
【買取額】
買取額は、不用品の種類や状態によってピンキリです。状態がよく、製造後5年程度の家電であれば、定価の1/10～1/20程度が妥当な相場でしょう。
ただし、家電リサイクル対象品（テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン）は、自分で処分すると10,000円程度のリサイクル料金を支払わなければなりません。なので、仮に買取価格が1円だとしても、買取・回収してもらったほうが得になります。
【回収料金】
回収料金の相場は以下のとおりです。
【軽トラック積み放題】
20,000円～
【2tトラック積み放題】
60,000円～
多数の出張買取業者にて見積もり合わせをすることで、値下げしてくれる業者もあります。
3-4．出張買取業者の申し込み方法
出張買取業者へ買取・回収を依頼する際は、電話かHPのフォームを使用するのが一般的です。
回収してほしい不用品の内容・状態・製造年月日・メーカーなどを伝え、無料見積もりをしてもらいます。
3-5．回収業者についての注意点
この業者は怪しいかも…と思ったら、まずは資格を確認してください。古物商や、産業廃棄物収集運搬などの資格を持っているかどうかで、悪質な業者をある程度見極めることができます。
遺品整理OK！と謳（うた）っているのに遺品整理士の資格がない業者などは一発NGです。
また、不当に料金を請求されそうになってしまったら、慌ててすぐに支払わず、消費生活センターや役所に相談する手もあります。特に、若い女性やお年寄りは、回収日に知人に立ち会ってもらうのも一手です。
消費生活センター http://www.kokusen.go.jp/map/
4．出張買取について よくある質問
4-1．出張買取でトラックでの回収を頼んだら、ご近所さんにばれる？
出張買取を周りの人に知られたくない場合は、作業時間が短く、社名なしのトラックで来てくれる業者を選びましょう。こういった業者は、静かにスムーズに搬出するノウハウを持っています。
4-2．出張買取で回収してもらった遺品はどうなるの？
遺品を取り扱っている出張買取業者では、回収した遺品の供養もおこなってくれます。そのまま捨てられたり、リサイクルされたりすることに抵抗のある遺品でも安心です。
4-3．古いタンスや家具も出張買取してもらえる？
ブランド品や再利用可能なものであれば、買取してもらえる可能性はあります。あまりに古くボロボロの家具ですと買取価格はつきにくいですが、粗大ゴミ料金が浮くだけでも十分お得です。
4-4．古本・古着を出張買取してもらうには？
- 段ボール詰めして、自宅から着払いで送る
- 出張日を決め、訪問・査定・回収してもらう
などの方法があります。
買取額は、持ち込み買取よりも下がることが多いです。
4-5．マンションの構造上、運び出しが大変だけど大丈夫…？
エレベーターがない／使えない場合には、ベランダからの吊（つ）り下げ料金や、別途料金が発生する場合があります。3,000～5,000円が相場です。マンションにお住まいの方は見積時にあらかじめ伝えておきましょう。
5．まとめ
いかがでしたでしょうか。
出張買取は、不用品に囲まれた生活から抜け出す最速の手段です。不用品がなくなると、部屋が広くなり、生活も潤います。見積もりだけなら無料ですので、まずはいろいろな業者に申し込んでみましょう。
