遺品整理でよくあるトラブルは? トラブルを回避するためのヒント
遺品整理でトラブルを避けるにはどうすればいいのか、何に気をつければいいのかなど、遺品整理で悩んでいる方は多いでしょう。
盗難や高額請求など、さまざまなトラブルが起きています。トラブルを防ぐには、遺品整理における注意点やポイントをしっかりと把握しておくことが大切です。
そこで、本記事では、遺品整理でよくあるトラブルやトラブル防止策などについて詳しく説明します。
この記事を読むことで、トラブルを回避するためのヒントや、ゼロプラスのサービスなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.遺品整理でよくあるトラブル
まずは、遺品整理でよくあるトラブルをチェックしましょう。
作業後の高額な追加請求
遺品整理でよくあるトラブルといえば、高額な追加請求です。遺品整理業者の中には、見積書には記載されていない追加請求を作業後に請求してくる悪徳業者が存在しています。「予想よりも作業量が多かった」「片付けに時間がかかった」など、適当な言い訳をつけて高額な追加請求をするパターンです。作業後の高額な追加請求はよくあるので、事前に追加料金が発生するケースを業者に確認しておく必要があります。
強引に契約を持ちかける
悪徳業者の中には、その場に居座って強引に契約を持ちかけることがあります。遺品整理の見積もりは、業者のスタッフが直接家に訪れて現場を確認するケースがほとんどです。不用品の量や間取りを確認するために現地確認は必要ですが、悪徳業者は見積もりを終えた後に契約するまで居座る傾向があります。中には、怒鳴り声を上げたり、脅迫めいた行動をしたりするなど悪質な行動を取ることもあるでしょう。
不当な不用品回収と買取
処分するはずではなかった遺品を無理やり回収されたり、売るつもりはなかった大切なものを無理に買い取られたりするなど、不当な不用品回収と買取も遺品整理でよくあるトラブルです。特に、不当な買取には注意しましょう。自分にとっては価値のないものだとしても、愛好家の間では高額に取引されているものもあります。悪徳業者は無知を利用して、不当な買取を行い、買い取ったものを高額販売するので気をつけましょう。
貴重品など高価な品の盗難
遺品整理の作業中に、宝石やアクセサリーなど高価なものを盗まれてしまうことがあります。悪質な遺品整理業者は、遺品整理の作業をしながらタンスの中を探り、貴重品や預金を盗むのです。立ち会いが可能な遺品整理業者もありますが、スタッフに任せるケースがほとんどでしょう。大切な遺品を守るためにも、高価なものは事前に自分たちで整理しておいたほうが安心です。
不法投棄と雑な作業
遺品整理業者に回収してもらったものが不法投棄されていたり、雑な作業で大切な遺品をぞんざいに扱われたりすることもよくあるトラブルです。
遺品整理で出た不用品は自治体のルールに基づいて処分するのが基本ですが、悪質な業者は手続きを省いて、回収した不用品を空き地や林の中などに不法投棄します。たとえ、不法投棄をしたのは遺品整理業者だとしても、責任は持ち主にあるので遺族が罰を受ける可能性があるのです。
また、大切な遺品を雑に扱われて、傷がついたり、壊れたりすることがあります。大事な遺品を雑に扱われるだけで嫌な気持ちになるので、不安な方は別の場所に保管しておくといいでしょう。
相続人や身内とのトラブルも
遺品整理でよくあるトラブルは、業者だけではありません。相続人同士や身内とも遺品整理ではトラブルになりやすい傾向があります。たとえば、相続人全員へ伝えずに遺品整理をしたり、勝手に遺品を仕分けたりすることによるトラブルです。「高価なものを奪われた」と、相続人同士でトラブルになることがあるため、遺品整理をする際は相続人全員にその旨を伝える必要があります。
2.トラブルを回避するためのヒントと戦略
ここでは、トラブルを回避するためのヒントと戦略を解説します。
慎重に遺品整理業者を選ぶ
遺品整理業者とのトラブルを回避するには、慎重に業者を選ぶことが大切です。早く遺品整理を進めたいがために急いで業者を選ぶ人もいますが、焦って選んでしまうと悪徳業者に引っかかってしまうので注意しましょう。時間に余裕を持って、慎重に遺品整理業者を選ぶことがトラブル回避のコツです。また、遺品整理業者選びで悩んでいる方は、下記のポイントに注目してください。
- 遺品整理の実績があるか
- 作業事例がホームページ等に掲載されているか
- 料金体系や見積書の内容が具体的に記載されているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 口コミや評判がいいか
- サービス内容が充実しているか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の遺品整理業者を比較しましょう。最低でも3〜4社の遺品整理業者を比較すれば、悪徳業者が見極めやすくなります。
契約書など書面で契約を交わす
遺品整理業者に依頼する際は、契約書など書面を交わすこともトラブル回避のポイントです。悪徳業者の多くは口約束だけで済ませ、作業後で高額な追加費用を請求します。「いった、いっていない」というトラブルを防ぐには、契約書といった書面が有利になるでしょう。契約書がもらえない遺品整理業者は悪徳業者の可能性が高いので、依頼しないようにしてください。また、契約書の内容がしっかりと記載されているかも、必ずチェックしておきたいポイントです。
事前に遺品整理の計画を立てる
間取りや不用品の量によって具体的な流れは異なりますが、事前に遺品整理の計画をしっかりと立ててください。特に、家が広く、大量の遺品であふれている場合は、作業範囲ごとに期間を設定したほうがいいでしょう。いつからいつまでリビングを片付けるかなど、具体的に計画を立てておけば途中で混乱する心配もありません。また、遺品整理は想像よりも大変な作業になるため、親族や相続人同士で協力し合うことも必要です。人が確保できない場合は、遺品整理業者に依頼したほうがいいでしょう。
作業内容と見積書を細かくチェックする
遺品整理業者へ依頼する場合、作業内容と見積書を細部までチェックすることも大切なポイントです。遺品整理といっても、どこからどこまで作業をするのかは業者によって異なります。たとえば、A社は遺品整理から不用品の回収までですが、B社は遺品整理のみというケースです。遺品整理だけの場合は、自分たちで不用品を処分する必要があります。契約を交わす前に、作業内容をしっかりと確認してください。
また、見積書の内容も細部までチェックしましょう。どのような作業にいくらかかるのか、追加費用が発生するケースはあるのかなど、事前に確認したほうがトラブル回避につながります。見積書や作業内容で分からないことがあれば、スタッフに尋ねて解消しておきましょう。
3.ゼロプラスのサービス紹介
ここでは、ゼロプラスのサービスを紹介します。
5,000件以上の回収実績
ゼロプラスは、5,000件以上の不用品回収実績を誇っています。愛知県全域・静岡県西部を対応エリアとして、不用品回収からゴミ屋敷の片付け、遺品整理などサービスは多種多様です。これまでさまざまな不用品の回収を行ってきたからこそ、その場の状況やお客さまの要望に合わせたサービスが提供できます。また、回収した不用品をリユース品として再販するなど、徹底したリサイクルで廃棄コストを削減しているため、低コストが実現できているのです。できるだけ低費用で抑えたい方は、ぜひゼロプラスにご依頼ください。
不用品の買取や遺品供養など充実したサービス
遺品整理はもちろんのこと、不用品の回収や買取などサービスが充実しているのもゼロプラスの特徴です。遺品の中には、高値で売れるものもあります。コレクター類やブランド者などは、買取対象になるので売却したほうがコスト削減につながるでしょう。処理に悩みがちな遺品でも、しっかりと供養を行います。さまざまなサービスを提供しているため、そのときに必要なサービスが利用できるでしょう。
資格を持った遺品整理の専門家が対応
遺品整理業者の中には、遺品に対しての知識や情報を持っていないスタッフが行っているところもあります。ゼロプラスで作業を担当するのは、遺品整理士認定協会から認定を受けた遺品整理士です。遺品の種類によって適切な扱い方や処理の方法を理解しているため、安心して遺品整理を進めることができるでしょう。故人や遺族の意思を尊重して丁寧に作業を行います。
ハウスクリーニング・特殊清掃も
長く放置した家はひどく汚れていたり、害虫や悪臭が発生したりしているケースもあります。自分たちで汚れや悪臭をキレイに取り除こうとしても、頑固な汚れやにおいはなかなか落とすことができません。その場合は、ぜひゼロプラスのハウスクリーニング・特殊清掃をご利用ください。ハウスクリーニングと特殊清掃では、特別な機械と洗剤を使用するため、頑固な汚れやにおいでも取り除くことができます。
1点から大量回収まで可能
ゼロプラスでは、1点から大量回収まで対応可能です。遺品整理の場合は大量の不用品が出てくるため、パック料金を利用したほうがお得に処分できます。ゼロプラスが提供しているお得なパック料金は、以下のとおりです。
- 軽トラパック(1R・1K程度):29,800円~
- 平車パック(1K~1DK程度):89,800円~
- 2tホロ車パック(1LDK~2K程度):119,800円~
- 2t箱車パック(2K~2LDK程度):139,800円~
- 4t箱車パック(3LDK~5LDK程度):239,800円~
4.遺品整理に関してよくある質問
遺品整理に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.トラブルになったときの対処法は?
A.万が一、遺品整理業者とトラブルになった場合は、すぐに国民生活センターへ相談してください。国民生活センターでは、さまざまなトラブルに対する相談を受け付けています。また、消費者ホットライン(188)にかけると、身近な相談窓口を案内してくれるでしょう。押し売りや強引な契約を迫られた場合は、警察に相談するのも選択肢の1つです。
Q.見積もりが安い業者に依頼するのは危険か?
A.悪質な遺品整理業者は、相場よりも安く見積もる傾向があります。極端に安い見積もりは、後で高額な請求をされる可能性があるので注意が必要です。見積もりが安い場合は、なぜこの値段になるのか、具体的に尋ねるといいでしょう。安価な理由が明確になっている場合は、悪徳業者の可能性が高めです。
Q.遺品整理士とは?
A.遺品に関する知識を持っている資格取得者のことです。遺品整理士は、一般社団法人 遺品整理士認定協会が設立した民間資格となります。遺品整理に関するノウハウを持っている証(あか)しになるため、遺品整理士が在籍している業者は安心して依頼できるでしょう。
Q.遺品整理の大まかな流れは?
A.参考として、ゼロプラスの大まかな流れを紹介します。
- 電話・ホームページのフォーム・LINEから申し込みをする
- 現場の状況や回収する品物の詳細を伝える
- 現地調査の訪問日時を決める
- 当日、家財の量や状況などで提示された見積書を確認する
- 見積もり・査定額に納得しだい、作業日時を予約する
- 予約日に業者がうかがい、回収作業+支払いをする
なお、ゼロプラスの場合、見積もりに納得いただけない場合はキャンセルも可能です。キャンセル料金はかかりませんのでご安心ください。
Q.自分で整理したほうがいい遺品の種類は?
A.遺言書やエンディングノート、現金・通帳・有価証券などの貴重なものは、自分で整理したほうがいいでしょう。また、印鑑やクレジットカードなども業者に依頼するより、自分で整理したほうが安心です。
まとめ
いかがでしたか? 遺品整理では、盗難や高額請求などさまざまなトラブルがつきものです。遺品整理でのトラブルを防ぐには、事前にしっかりと情報収集することが大切なポイントとなります。遺品整理業者を比較したり、どのようなサービスを行っているのか確認したりしましょう。なお、ゼロプラスでは遺品整理だけでなく、不用品回収や買取も行っています。遺品整理のノウハウを持っている遺品整理士が作業を担当するので安心です。遺品整理でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。