栃木県で遺品整理をする方法は? 注意点や遺品整理業者に依頼するコツも

はてなブックマークに追加
Twitterでシェア
Facebookでシェア

栃木県で遺品整理を検討している方の中には、どのような方法で始めればいいのか、遺品整理業者に依頼したほうがいいのかなど頭を抱えている方もいるでしょう。遺品整理を始める前に、まずは遺品の量を把握し自分たちで片付けられるのかを考える必要があります。

また、遺品整理業者へ依頼する場合もいくつか注意点があるので、事前にチェックしておくことが大切です。

そこで、本記事では、栃木県で遺品整理をする方法や注意点などを解説します。

  1. 遺品整理の手順
  2. 遺品整理に必要なもの
  3. 遺品整理の注意点
  4. 栃木県にある遺品整理業者を紹介
  5. 遺品整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、遺品整理の手順や栃木県にある遺品整理業者なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.遺品整理の手順

最初に、遺品整理の手順をチェックしましょう。

1-1.遺品の量と部屋の状態を確認する

遺品整理をする前に、まず確認してほしいのが遺品の量と部屋の状態です。遺品の量が多ければ多いほど、自分たちで片付けるのもひと苦労でしょう。特に、高齢者や女性の方が1人で作業するには労力と時間を要することになります。まずは遺品の量や部屋の状態を確認した上で、自分で片付けられるかどうかを判断してください。自分で片付けられない場合は、遺品整理業者の利用を検討しましょう。

1-2.スケジュールを立てる

遺品整理を自分たちで行う場合は、スケジュールを立てることも大切なポイントです。どのタイミングで遺品整理を始めるのか、親族全員に連絡が行き渡っているかをしっかりと確認し決めてください。いつからいつまで形見分けをするかなど、具体的にスケジュールを計画しておくとスムーズに進めやすくなります。また、遺品整理のゴールをしっかりと決めることで遺品整理の目的が明確になり、作業も捗りやすくなるでしょう。

1-3.不要なものと残すものに仕分ける

遺品整理のメインは、不要なものと残すものに分別する作業です。遺品の中から手元に残すものと処分するものを分けることになりますが、どうしても判断に迷うものも出てくるでしょう。迷っている時間がもったいないので、「迷うもの」として分別するのがポイントです。そして、作業が落ち着いた後にもう一度考える時間を設けてください。また、手元に残す遺品は、手続きに必要なもの・形見分けの品・売れる遺品の3つに分けるのがポイントです。

1-4.不用品とゴミを処分する

仕分け作業が一段落した後は、部屋の掃除と不用品の処分へと進みます。故人が賃貸物件で生活していた場合は、退去日までに掃除を終わらせる必要があるでしょう。スムーズに作業を進めるためにも、不用品やゴミは早めに処分することが大切です。不用品とゴミをそのままにしておくと、部屋がゴチャゴチャになってしまうので注意してください。特に、粗大ゴミは各自治体で収集日が月に1~2回と少なめです。時間に余裕を持って不用品とゴミを捨てましょう。

2.遺品整理に必要なもの

ここでは、遺品整理に必要なものを紹介します。

2-1.最低限用意しておきたいもの

遺品整理で最低限用意しておきたいものは、主に以下のとおりです。

  • ダンボール
  • ガムテープ
  • ゴミ袋
  • 油性ペン
  • ハサミ・カッター
  • ビニールひも

遺品の量が多い場合は、ダンボールとゴミ袋を多めに用意してください。ただ、ダンボールは大きすぎると運搬しにくくなるのでミカン箱程度が最適です。また、ゴミ袋は可燃・不燃・資源など栃木県のルールに合わせて用意しましょう。

2-2.解体・搬出時に便利なアイテム

遺品整理の際に、大型家具や物置などを解体する場合はそのためのアイテムも用意する必要があります。特に、小さめのカラーボックスなどは解体したほうがゴミの処分も楽です。解体時に役立つドライバー・ノコギリ・ペンチは準備しておくといいでしょう。また、仕分けが終わった後は不用品やゴミの搬出作業へと入ります。大切な遺品を壊さないようにこん包材や緩衝材・台車を用意するのがおすすめです。不用品やゴミの量が多い場合は、トラックやワゴン車も必要になるでしょう。

2-3.掃除道具

不用品や遺品を整理した後は、部屋を掃除することになるので掃除道具も用意しましょう。掃除機・ホウキ・ちりとり・洗剤・雑巾の5つは用意しておくと便利です。洗剤はキッチンと住居用の2種類を用意し、雑巾は使い捨てタイプを10枚以上準備してください。ただし、汚部屋やゴミ屋敷状態の場合は、頑固な汚れが染み付いている可能性があります。自分たちで除去できない汚れは、専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

2-4.汚れてもいい服装

遺品整理の服装にも注意しましょう。基本的に、遺品整理を行う際は汚れてもいい格好がベストです。作業中に汚れたり、破れたりする可能性があるので注意してください。ポケットがついている服やエプロンの格好で作業すると、ガムテープやハサミを携帯できます。また、作業中はホコリが舞い上がるのでマスクをつけ、手をケガしないように軍手をはめてください。

3.遺品整理の注意点

ここでは、遺品整理の注意点をいくつか紹介します。

3-1.親族全員に遺品整理の日を伝える

遺品整理で気をつけておきたいのは、親族全員に遺品整理の日をしっかりと伝えることです。親族へ伝えずに遺品整理を行うと、後でトラブルになる恐れがあります。実際に、勝手に遺品整理を始めてしまったため、「貴重な形見を奪われた」「大切な遺品を勝手に持っていかれた」というトラブルが起きているのです。親族とのトラブルはややこしいことになるので、遺品整理を始める前に作業日を共有しておく必要があります。

3-2.相続放棄ができなくなる!?

相続放棄を検討している方は、遺品整理をしてはいけません。遺品に触れると相続の意思があるとみなされるため、相続放棄ができなくなるからです。そのことを知らずに遺品整理を始めると、そのまま相続をすることになります。相続放棄をするケースは、借金といったマイナスの財産が多いケースになるので注意しましょう。あらかじめ、プラスとマイナスを含めた故人の財産をチェックしておくと安心です。

3-3.故人の意思を尊重する

遺族の中には、「どうしても譲り受けたい形見がある!」など願望があると思いますが、まずは故人の意思を尊重することが大切です。遺品整理は思い出を振り返りながら故人を偲(しの)ぶ大切な作業でもあります。故人の意思が記載されているエンディングノートがあれば、そこに記されている内容のとおりに遺品整理を進めてください。特に、遺言書は法的効力を持っているため、記されているとおりに遺品整理を行う必要があります。

3-4.遺品整理業者の選び方に要注意!

遺品整理を専門業者へ依頼する方が増えてきていますが、比例して遺品整理業者とのトラブルも相次いでいるので注意してください。特に多いのは「遺品整理後に追加費用を請求された」「大事な遺品を捨てられた」というトラブルです。このようなトラブルを未然に防ぐためには、慎重に遺品整理業者を選ぶ必要があります。なお、遺品整理業者の選び方については、下記のポイントに注目してください。

  • 遺品整理の実績があるか
  • 遺品整理士が在籍しているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
  • サービス内容が充実しているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 口コミや評判がいいか

4.栃木県にある遺品整理業者を紹介

ここでは、栃木県にある遺品整理業者をいくつか紹介します。

4-1.アジャスト

遺品整理・ゴミ屋敷の片付け・特殊清掃などを行っている業者です。栃木県内・宇都宮市エリアを中心にサービスを提供しており、遺品整理専門の知識と技術でさまざまな要望に対応しています。遺品を10品目以上に仕分けているので貴重品や思い出の品を見落とすことなく作業でき、ひとつひとつを丁寧にこん包するなど、徹底した配慮で遺品整理を行う業者です。

4-2.遺品整理プログレス

故人と遺族の思いに寄り添う遺品整理業者です。遺品整理士や特殊清掃士が在籍しており、年間10,000件以上の実績があります。早朝・夜間・即日対応が可能なほか、見積もり以降の立ち会いが不要です。テレビ・新聞・ラジオなど、さまざまなメディアでも取り上げられています。

4-3.さくらクリーンサービス

遺品整理から不用品回収・出張買取など幅広いサービスを提供している業者です。買取と処分の両方が利用できるため、買取不可になったとしてもそのまま不用品を回収してもらうことができます。リサイクルショップも運営しているので、不用品を直接店舗まで運ぶことも可能です。そのほか、戸建て住宅丸ごとの片付けや女性スタッフによる作業も受け付けています。

4-4.プロアシスト

遺品整理・生前整理・特殊清掃など、さまざまなサービスを行っている業者です。遺品整理では、遺族のご意向を第一に考えた片付けを行っています。柔軟・迅速・丁寧な対応を徹底しており、遺品整理士がプロの視点から1番ベストなプランを提案しているのが特徴です。24時間365日、無料相談や無料見積もりを受け付けています。

4-5.遺品整理ならゼロプラスヘ

どの遺品整理業者に依頼すればいいのか分からずに悩んでいる方は、ぜひゼロプラスヘご依頼ください。ゼロプラスでは遺品整理のほか、不用品回収と買取・ゴミ屋敷の片付け・法人向けサービスなど幅広く対応しています。遺品整理については遺品の仕分け作業だけでなく、遺品の供養や特殊清掃なども可能です。状況に合わせて必要なサービスが選択できます。無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。

5.遺品整理に関してよくある質問

遺品整理に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.自分たちで遺品整理をする際の注意点は?
A.無理をしないようにすることです。できるだけ費用を抑えるために、自分たちで遺品整理をしようと作業を始めた結果、大量の遺品を片付けるまでに時間がかかったり、大変な思いをしたりすることになります。また、転んでケガをする可能性もあるので無理はしないようにしましょう。自分たちで片付けられない場合は、遺品整理業者に依頼したほうが安心です。

Q.遺品整理をするタイミングはいつがいいのか?
A.目安としては、四十九日をタイミングに遺品整理を行うといいでしょう。四十九日は葬式から時間が経過しているので、気持ち的にも穏やかに遺品整理を行うことができます。また、親族が全員集まりやすい日を選ぶのも大切なポイントです。前述したように、親族が集まりにくい日に遺品整理を行うと、後でトラブルになることがあります。トラブルを未然に防ぐためにも、遺品整理のタイミングは親族で共有しましょう。

Q.残したほうがいい遺品はどういうものか?
A.主に、貴重品・買い取ってもらえそうなもの・形見分けの品に分別できます。それぞれの特徴を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • 貴重品:現金・印鑑・通帳・キャッシュカード・有価証券・身分証明書・土地の権利書など
  • 買い取ってもらえそうなもの:貴金属・着物・時計・書籍・家電・骨とう品など
  • 形見分けの品:アクセサリー・衣類・仕事道具・メガネなど故人が愛用していたもの

Q.遺品整理業者に依頼する際の費用はいくらぐらいか?
A.部屋の広さや遺品の量などによって異なりますが、目安は以下のとおりです。

  • 1R・1K:約5万~8万円
  • 1DK・2K:約9万~12万円
  • 1LDK・2DK:約13万~16万円
  • 2LDK・3DK:約17万~20万円
  • 3LDK・4DK:約21万~24万円

Q.遺品整理の費用を抑えるコツは?
A.遺品の中にも売れるものがあるので、買い取ってもらえるものは査定に出してください。買い取ってもらえるものが多くなればなるほど、遺品整理にかかる費用を抑えることができます。特に、ブランドものや貴重品・大型家電などは高価買取が期待できるでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 遺品整理を行う前に、まずは自分で整理できる遺品の量かを確認することが大切です。自分たちで片付けられない量であふれている場合は、遺品整理業者に依頼したほうがいいでしょう。ただし、栃木県にはたくさんの遺品整理業者が存在しているため、慎重に選ぶことが大切です。なお、ゼロプラスでは遺品整理のほか、遺品の供養や不用品の回収・買取も受け付けています。遺品整理でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。