【正しく判断】家電の買い替え時期は?お得に買い替えるコツを紹介!
生活を便利にしてくれる電化製品は、日々研究され次々と新製品が発売されています。いいと思って購入したものでも、年月がたてば使えなくなるのが家電です。買い替えはいつかやってきます。そのときのために備えは必要ではないでしょうか。
今回は、電化製品の買い替えを考え始める時期、適した買い替え時期、買い替えのコツや注意点をご紹介します。
1.買い替えを考え始める時期
1-1.なくてはならない家電は壊れる前に考えよう
家にある家電の中で、毎日使っているものを挙げてみてください。冷蔵庫は常についているでしょうし、照明も夜はつけて生活します。生活スタイルにもよりますが、炊飯器で毎日ご飯を炊くご家庭も多く、テレビも夜は見ているでしょう。寒いときや暑いときは、エアコンとクーラーは必需品です。こうやって考えると、壊れたら困る家電がたくさんあると思いませんか。ふとした拍子に、家電が壊れてしまったら…と思うと不安になります。
なくてはならない家電は、壊れる前に買い替えを検討しましょう。家電がいきなり壊れるということは少なく、何かしら前兆があるはずです。冷蔵庫なら音が大きくなったとか、電気ならつくまでに時間がかかるなど、ちょっとした変化があります。この変化を見逃さず、買い替え時期の目安にしましょう。
1-2.平均寿命を知ろう
家電にはそれぞれ平均寿命があります。毎日使うような家電は5年程度が目安となっているので、それぐらいたったらそろそろ買い替えかも…と思ってください。家電は使用頻度にもよりますが、電化製品によってはあまりに使っていないと寿命が縮まるものもあります。それぞれの家電に平均寿命があるため、家にある家電の平均寿命は把握しておきましょう。
2.適した買い替え時期とその理由
2-1.テレビの買い替え時期
テレビの平均寿命は、長くても10年だといわれています。よく使っているご家庭では5年ぐらいで寿命がくることもあるでしょう。 しかし、テレビは数年たつと驚くほど性能がアップしているので、寿命で壊れてしまう前に買い替えを検討する人が多いです。やはり5年ぐらいで買い替えになるでしょうか。 テレビは中古でも需要があるので、まだ使えるテレビは買い替え時にリサイクルショップで売ってしまいましょう。
2-2.洗濯機の買い替え時期
洗濯機も家族構成や使用頻度によって変わりますが、5年から8年程度で寿命が訪れます。洗濯機は寿命が近づくと、見た目は正常に回っているように見えてきれいに洗えていないことがあるので気をつけてください。
2-3.冷蔵庫の買い替え時期
冷蔵庫は家電の中でも比較的寿命が長く、10年程度は使用できます。10年以上使えるものもありますが、長く使いつづけるのはお得とはいえません。冷蔵庫は常に電気を使うものなので、電気代が気になります。最近は省エネが進んでいるので、新製品が発売されるたびに電気代がかからない冷蔵庫に進化しているでしょう。 10年前のものは電気代がかかりすぎているので、壊れていなくても買い替えたほうがいいと思います。
2-4.エアコンの買い替え時期
エアコンメーカーが目安としている買い替え時期は7年といわれています。理由は内部の部品が7年ほどで寿命を迎えるためです。アフターフォローが終わるものおおよそ7年なので、フォローが終わってから修理したいと思っても難しくなります。 エアコンも省エネ化が進んでいるので、新製品が出るとかかる電気代が安くなっていくため、7年を目安として買い替えましょう。
3.上手に買い替えるためのコツ
3-1.いいものが安く買える時期を見極める
壊れたときや欲しくなったときに買い替えするのがベストですが、時期を調整できるならいいものが安く買える時期を見極めて購入しましょう。家電量販店で店員さんと話をすると、買い時を教えてもらえます。少し仲を深めて、お得情報をゲットしましょう。
3-2.最新型を選ぶのがベスト
家電は次々に新製品が登場しています。1年のうちに大きく分けると2回、新製品が発売されるでしょう。そのたびに性能がアップしますので、購入する時点で最新型だった家電もすぐに最新型ではなくなります。次々と新しいものが発売されていく中、古い製品を使うのは悲しいものです。 長くいい状態で使い続けるためには、購入するときに最新型を選んだほうがいいでしょう。
3-3.まとめ買いでお得になる
家電に限りませんが、まとめ買いは店員さんから喜ばれます。その分一気に売り上げが増えるのですから、たくさん売り上げをあげたいお店としては大歓迎なのです。 そのため、もしも買い替えを検討している家電がいくつかあるなら、まとめて買い替えてはどうでしょうか。まとめ買いの人には少し安くしてくれるため、それぞれ購入するよりお得です。 設置も同じ日時でやってもらえる場合もあるので、在宅する日も1日で済みます。まとめると出費は大きくなりますが、いつかはかかるお金と思って少しでも安くなるよう工夫しましょう。
4.買い替え時の注意点
4-1.古い家電の処分方法を考えておく
買い替えをするとなれば、古い家電を処分しなくてはいけません。そのまま置いておくわけにはいかないでしょう。購入する際に無料で引き取りをしてもらえる場合が多いですが、家電リサイクル法で定められているエアコン、冷蔵庫、テレビはリサイクル料金がかかります。引き取りの運搬料金は無料でも、リサイクル料金まで無料してくれるところはほとんどありません。処分にもお金が必要になるので、故障ではない買い替えなら、リサイクルショップで売ってみてはどうでしょうか。 購入してからではなく、購入する前に考えておきましょう。
4-2.必要のない家電は買わない
家電量販店に行くと、たくさんの家電が販売されています。どれにしようか迷ってしまうでしょう。なぜだかワクワクしてきて、気分が盛り上がるので家電量販店の店員さんに勧められたままに購入してしまった経験はありませんか。冷蔵庫一つとってもさまざまな種類があります。サイズも性能も違うので、本当に自分が必要としている冷蔵庫を見極めなくてはいけません。 選ぶ前に、自分はどんな家電が欲しいかを明確にした上で家電量販店に出向きましょう。
4-3.家電のサイズをチェックする
テレビの買い替えでインチを大きくしたいと思っても、置ける場所によって限界があります。大きくなればみる位置も下げなくてはいけません。ソファーの配置をかえる必要があるでしょう。 また、サイズ選びの失敗でありがちなのは、住んでいる家の玄関から搬入できなかった…という失敗です。玄関から入らない場合、一戸建てならベランダや窓から入れればいいですが、マンションの場合はそういうわけにはいきません。搬入できないと返品して買いなおしが必要です。 そういう失敗をしないために、家電のサイズはしっかりチェックしましょう。
まとめ
- 買い替えを考え始める時期
- 適した買い替え時期とその理由
- 上手に買い替えるためのコツ
- 買い替え時の注意点
家電の買い替えは、故障してからでは遅いです。次はどれを購入しようか考える時間も必要ですし、家電量販店で価格を比較したい場合は、さらに購入まで時間がかかります。早めに買い替え時期を見極め、行動に移しておきましょう。