老人ホームの入居準備はお任せ! 引越し前に注意すべき点を徹底解説!
老後は、安全な環境でおだやかに暮らしたいものですよね。老人ホームの入居は、子どもたちへの負担を少なくするためだけではありません。老後を、よりよい暮らしにするために選ぶ人たちが増えているのです。しかし、入居準備で不安を感じている人もいることでしょう。そこで、今回は、老人ホームの入居準備にかんして注意すべき点やコツを徹底解説します。必ず役に立つので必見です。
この記事を読むことで、老人ホームの入居のために何が必要かわかり、準備を的確に進めることができます。入居前の不安も解消し、安心して老人ホームへの入居ができることでしょう。まずは、記事に目をとおして必要なことを学んでください。
1.老人ホームの入居準備について
最初に、老人ホームの入居準備について学びましょう。入居までの流れや手続き・持参するものなどを確認してください。
1-1.老人ホームの入居までの流れ
老人ホームに入居完了となるまでは、以下の流れで進んでいきます。
- パンフレットや施設見学などをして入居したい老人ホームを決める
- 老人ホームに入居の申し込みを行う
- 入居の審査を受ける
- 審査に合格した場合は入居準備に移る
- 入居日になったら引越しをして完了
なお、老人ホームの中には「体験入居」を行っているところもあります。数日程度、実際に生活をしてみて自分に合うかどうか確かめることもできるので活用しましょう。
1-2.老人ホームの入居手続きや書類関連について
老人ホームの入居時に必要な書類は、主に以下のとおりです。
- 印鑑
- 印鑑証明
- 連帯保証人と身元引受人の印鑑
- 連帯保証人と身元引受人の印鑑証明
- 戸籍謄本
- 住民票
なお、印鑑証明にかんしては施設によって不要となることもあるので確認しておきましょう。必要書類の準備は、早めに済ませておくと安心です。
1-3.老人ホームに持参するものとは
老人ホームには、個人の生活に必要なものを持参する必要があります。以下は、一例として参考にしてください。
- 食器類
- 衣類(普段着・下着類・パジャマ・紙おむつなど)
- 身だしなみを整えるもの(歯ブラシ・シャンプー類・石けん・化粧品など)
- つえ・老眼鏡・補聴器・入れ歯
- タオル類
- 靴(室外ばき・室内ばき・リハビリ用シューズなど)
- 思い出の品や個人的に大切にしているもの
なお、テレビ・冷蔵庫などの家電や、タンスやベッドなどの家具類は老人ホームに備え付けてあることも多いため、確認してから不足しているものを買い足すといいでしょう。
1-4.老人ホームの入居に関する注意点
老人ホームの物件探しは、できるだけ現地見学・体験入居をしてから決めることをおすすめします。豪華でキレイなパンフレットを用意しているものの、実態と異なるところもあるからです。長年暮らす可能性がある場所なのですから、納得して入居するためにも施設との相性や職員の雰囲気などを確認しておきましょう。
2.老人ホームに入居するときの注意点
老人ホームに入居するときにも、いくつかの注意点があります。押さえておくべきポイントを解説しましょう。
2-1.老人ホームの入居はいつから始めるか
老人ホームに入居するタイミングは、個人の自由です。退職後すぐに入居する人もいれば80代以降にひとり暮らしが困難になってから入居する人もいます。自分が入りたいと思ったときが、入居のタイミングだと考えてください。しかし、平均寿命や余命を考え、60代後半以降に入居をする人が多いものです。資産状況と照らし合わせ、いつから入居を開始するかメドを付けておくといいでしょう。
2-2.老人ホームの入居時に確認すること
老人ホームに入居するときには、本人が希望していることが大前提です。家族が本人の意思を無視して無理やり決めることがあってはいけません。また、老人ホームに入居後、利用料金の支払いが遅延したり、何らかのトラブルがあって退去をせざるを得なくなったりしたときのために、身元保証人を指定しておいてください。
2-3.老人ホームの入居に関する注意点
老人ホームの入居前には、現在住んでいる家を片付けておく必要があります。具体的には、以下のような作業・手続きを行うことになるでしょう。入居予定日から逆算し、それぞれいつまでに行うか計画を立てて進めてください。
- 大量の物品の整理
- 引越しの手配・準備
- 自治体関連の移転手続き
- ガス・水道・電気などの解約手続き
- 新聞・食材配達などの解約手続き
- 知人や友人への老人ホームへ入居の通知
- 近所やなじみの店などへのあいさつ
3.老人ホームの入居準備・片付けについて
老人ホームの入居準備や片付けをスムーズに進めるためにも、必要なことを学んでおきましょう。なお、片付けはプロに依頼すると楽で便利です。
3-1.入居準備としての片付けについて
入居準備として、今まで暮らしてきた家の片付けは避けることができません。多くの場合、まずは、自分や家族で対応することでしょう。しかし、住み慣れた家にはたくさんのものがあるものです。普段は意識しなくても、片付けを始めてみると物量の多さにおどろくことでしょう。また、高齢になると体が動きにくくなり、体力が無くなることから片付けが難しくなります。家族も仕事や家事・育児などで忙しいなど、手伝いを依頼できるとは限りません。老人ホームの入居前は、片付けが大変なことが多くの人にとって深刻な悩みとなっているのです。
3-2.片付けはプロに依頼することもできる
老人ホームに入居する前の片付けは、プロの業者に依頼することもできます。料金はかかりますが、自分たちで行う場合と比べて大きなメリットがあるため、ぜひ、プロへの依頼を考えてみましょう。
- 作業時間や労力を大幅に節約できる
- 自分たちで行うよりもキレイに仕上がる
- 不用品やごみの処分も行ってくれる
- 買い取り価値のあるものは買い取りしてくれることがある(片付け費用と相殺できる)
3-3.片付けをプロに依頼した場合の料金
家の片付けをプロに依頼した場合の料金は、以下を目安にしてください。以下は、当ゼロプラスの参考料金です。
- 1K~1DK程度の片付け:69,800円
- 1DK~2K程度の片付け:99,800円
なお、業者によって片付け後の不用品回収・ごみ捨て・掃除など一式を含む場合とオプションになる場合とでわかれます。見積もりを取るときに、どんな作業を含んだ料金になっているか確認し、必要に応じてオプションサービスを追加しましょう。
3-4.業者選びのコツを学ぼう
入居前の片付けは、信頼できる業者に依頼しましょう。たとえば、以下のポイントを満たす業者なら安心です。
- 個人宅の整理・片付けの分野で豊富な実績がある
- 見積もりを無料で出している
- 料金システムが明確でリーズナブル
- 希望の日時に片付け作業をしてくれる
- スタッフの対応や受け答えが丁寧・親切で安心
- 顧客からの評判がいい
- 不用品やごみの回収も行っている
- 買い取りができるものは積極的に買い取っている
- 古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可など得ている
なお、当ゼロプラスでも、老人ホームに入居前の整理・片付けを多くお受けしています。豊富な実績と経験で、料金以上の満足度をお約束しますのでご検討ください。
3-5.業者に片付けを依頼する流れ
業者に片付けを依頼するときは、大体以下の流れで進んでいきます。
- 業者に片付けの見積もり依頼をする
- 業者が現場確認にやってくる
- 業者から作業見積もりが出る
- 作業見積もりの内容(作業内容・料金・作業日時など)を確認する
- 問題がなければ正式に契約する
- 作業当日に業者がやってきて片付けを進める
- 依頼者の確認を得て完了
なお、料金の支払いは、作業完了時もしくは後日となることもあります。支払いのタイミングや方法は業者の指定に合わせてください。
3-6.片付けの相談や申し込みについて
業者に依頼するかどうか迷っている人は、業者の無料相談窓口を利用してみるといいでしょう。親切な業者なら、老人ホームの入居前に必要な片付けについて詳しく教えてくれます。また、対応の仕方を見て信頼できる業者かどうかの判断目安にもなるのでおすすめです。なお、当ゼロプラスの相談窓口も無料ですからぜひ活用してください。
3-7.老人ホームの入居準備で片付けをするときの注意点
業者に依頼する場合、悪徳業者にはくれぐれも注意してください。特に、高齢者を狙って価値の高いものを安い価格で無理やり買い取りする「押し買い」の被害が増えています。無知や強く言えないことを逆手に取ったものですから、被害に遭わないように気を付けましょう。特に、訪問営業や電話勧誘・チラシ勧誘などをしてくる業者とは契約しないことです。老人ホームの入居準備は、信頼を第一に選んだ業者に依頼してください。
4.老人ホームの入居準備に関するよくある質問
最後に、老人ホームの入居準備に関するよくある質問に回答します。安心して老人ホームに入居するためにも、しっかり確認しておきましょう。
4-1.入居準備で挫折しないためのコツを教えてもらえますか?
まずは、無理をしないことです。特に、ひとり暮らしの人は注意してください。ひとりでがんばって作業を進めるうちに、疲労が溜(た)まって体を壊してしまってはいけません。いつまでに何をするべきかリストに書き出し、ひとつずつ作業を進めていきましょう。準備がスムーズに進まなければ、老人ホームへの入居開始に支障が出てしまいます。ひとりでは無理だと感じたら、すぐにほかの人や業者の力を借りてください。
4-2.貴金属類や着物など高価なものの処分はどうすればいいですか?
まずは、親族や友人などにゆずることができないか考えてみましょう。老人ホームに入居した後は、自由に会う機会が少なくなるものです。入居のあいさつと同時に渡すことができれば、気持ちも楽になるでしょう。また、業者に買い取りを依頼して現金化すれば、老人ホームの入居費用の一部にできます。いずれにしても、早めに処分をしておきましょう。
4-3.業者の片付け費用を安くするためのコツは?
片付け費用をできるだけ安く済ませたい人は、自分たちでできるところまでやることを考えてください。たとえば、荷物の大まかな仕分けや掃除は自分たちで行い、不用品回収だけを業者に依頼するといった感じです。人手が確保でき、作業時間が十分にあるのならおすすめします。しかし、費用が安く上がっても労力や時間の大幅な節約になることを考えるとリーズナブルな業者に相談して依頼した方が結局はお得と言えるでしょう。
4-4.老人ホームに持っていくものは少ない方がいいのですか?
荷物が少ない方が、引越しが楽になるのは確かです。しかし、老人ホームで収納スペースが確保できるのなら、自分が好きなものを持っていきましょう。高齢者にとって、住環境が急変することは体調や心の状態を悪化する引き金にもなります。住み慣れた暮らしで気に入ったものを持っていくことは、環境に慣れやすくするためにも有効です。
4-5.「ごみ屋敷」のような家でも片付けを依頼できますか
高齢者の自宅は、ごみが多く溜(た)まっていることがあります。また、ものを捨てることをしない人が多いため、不用品であふれているものです。いわゆる「ごみ屋敷」の状態でも、業者では問題なく片付けを進めてもらえるので安心してください。ただし、事前に状況を伝えた方がいいでしょう。場合によっては、害虫駆除や消毒などを伴うことがあるからです。
まとめ
今回は、老人ホームの入居準備に必要なことを詳しく解説しました。入居準備は、想像以上に時間と手間がかかります。特に、たくさんのものの片付けは大変です。計画的に作業を進め、直前になって慌てないようにしましょう。なお、業者に片付けを依頼すると体に負担がかからずに楽です。また、準備にかかわる時間を短縮できるのも大きなメリットと言えます。入居準備をスムーズにすすめるためにも、ものの片付けにかんしては、信頼できる業者への依頼を考えてみてください。