家具をリサイクルショップに売るメリットは? リサイクルする際の注意点も

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ソファー・テーブルといった家具は、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性があります。買い取ってもらうことができれば、処分費用をかけずに手放すことができますし、査定額の分だけお金が得られるでしょう。まさに一石二鳥ともいえる方法ですが、どのような家具が買取対象になるのか、疑問を感じている方は多いはずです。

本記事では、家具をリサイクルショップに売るメリットやデメリットなどを解説します。

  1. 家具をリサイクルショップに売るメリット・デメリット
  2. リサイクルショップ以外で買取に出すには?
  3. 買取対象にならない家具を処分する方法
  4. 家具をリサイクルする際の注意点
  5. 家具のリサイクルに関してよくある質問

この記事を読むことで、家具をリサイクルする際の注意点なども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.家具をリサイクルショップに売るメリット・デメリット

まずは、家具をリサイクルショップに売るメリットとデメリットをチェックしておきましょう。

1-1.処分費用の節約につながる

家具をリサイクルショップに売るメリットは、処分費用の節約につながることです。処分したい家具の全部が売れるとは限りませんが、再利用できる状態であれば、ほとんどのリサイクルショップで買い取ってもらえるでしょう。家具を処分するにも費用がかかってしまうので、買い取ってもらえるものは買取に出してください。買い取ってもらえる家具が多くなるほど、処分費用を抑えることができますし、査定額の分だけお金を得ることもできます。

1-2.再利用してもらえる

まだ使える家具なのに、ゴミとして捨てるのはとてももったいないことですよね。リサイクルショップに買い取ってもらうことができれば、再利用してもらえます。リサイクルショップは、買い取ったものを再販しているので、欲しがっている人のもとで活用してもらえるのです。再利用してもらえるなら、気持ちよく家具を手放すことができるでしょう。

1-3.納得いく査定額にならないことも

リサイクルショップに売るデメリットとしては、納得いく査定額にならないことがあります。問題なく再利用できる状態なら買い取ってもらえる可能性は高いのですが、デザインが古かったり損傷が激しかったりしていると査定額が下がるか、買取不可になるでしょう。納得いく査定額にならない場合、ほかのリサイクルショップ査定を依頼する選択肢もありますが、時間と手間がかかってしまうのが難点です。

2.リサイクルショップ以外で買取に出すには?

ここでは、リサイクルショップ以外で買取に出す方法を解説します。

2-1.買取専門店に依頼する

リサイクルショップ以外で買取に出す方法としては、買取専門店に依頼する方法があります。買取専門店はリサイクルショップよりも査定が厳しめではありますが、中古市場で価値があるものほど高価買取が期待できるでしょう。たとえば、有名メーカーやデザイン性の高い家具などです。元値が高い家具は、中古市場でも需要が高く、高価買取が期待できます。査定を依頼する前に、家具の特徴や状態をチェックしておくといいでしょう。

2-2.買取を行っている不用品回収業者を利用する

不用品回収業者の買取サービスを利用するのも選択肢の1つです。不用品回収業者の中には、不用品の回収だけでなく買取サービスを行っているところがあります。回収と買取が同時に利用できるため、買取不可になったとしても不用品の回収が依頼できるでしょう。わざわざほかの業者を見つけて依頼したり、手間と時間をかけたりすることはありません。また、家具以外にも処分したい不用品がある場合、まとめて回収してもらえるのも不用品回収業者の大きなメリットです。

2-3.ネットオークションやフリマアプリを利用する

自分で家具を売りたい方は、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも方法の1つです。希望の金額で出品できるため、買い手が見つかれば納得いく値段で取り引きができるでしょう。インターネットを通じて全国から買い手を見つけられることが、ネットオークションとフリマアプリの強みでもあります。けれども、必ずしも買い手が見つかるとは限りません。落札されるまで時間がかかる可能性もありますし、落札されると自分でこん包しては相手へ送る必要があります。送料のことを考えると、大型家具の場合、落札額よりも送料のほうが大きな負担になる可能性もあるのです。

3.買取対象にならない家具を処分する方法

ここでは、買取対象にならない家具を処分する方法について解説します。

3-1.粗大ゴミとして処分する

買取対象にならない家具は、処分するしかありません。一般的な処分方法としては、自治体の粗大ゴミとして処分する方法があります。自治体によってゴミの分類は異なりますが、一辺30cm以上になる家具は、ほとんどの自治体で粗大ゴミ扱いになるでしょう。粗大ゴミとして処分する場合、事前の申し込みが必要になったり、指定回収場所や回収日が決まっていたりする可能性があります。念のため、お住まいの地域の処分ルールやゴミの分類をチェックしておきましょう。処分費用を安く抑えることはできますが、時間と手間がかかるのが難点です。

3-2.不用品回収業者に依頼する

自治体回収のほかにも、不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者では、さまざまな不用品の回収を行っているため、家具以外にも処分したいものがあればまとめての処分が可能です。大量の不用品がある場合、ゴミの分別に時間と手間がかかってしまいがちですが、不用品回収業者に依頼すればスピーディーに処分できるでしょう。また、ソファーやテーブルといった大型家具は、自分たちで運び出したり運搬したりすることができません。けれども、プロの業者に依頼することで、安心して運搬を任せることができます。出張回収を利用すれば、家まで回収しにきてくれるので時間と手間はかかりませんよ。

3-3.欲しがっている人に譲る

なるべく処分費用を抑えたい方は、欲しがっている人が近くにいないか探してみるといいでしょう。たとえば、1人暮らしや同棲(どうせい)を始めるカップルなどが家具を欲しがっている可能性があります。買い取ってもらえなかった家具でもまだ使えるのであれば、譲り先を見つけたほうが家具を気持ちよく手放すことができるでしょう。また、処分費用もかかりません。

4.家具をリサイクルする際の注意点

ここでは、家具をリサイクルする際の注意点を解説します。

4-1.査定を依頼する前に買取相場をチェックする

家具をリサイクル際の注意点としては、査定を依頼する前に買取相場をチェックすることです。相場よりも安く買い取られる可能性もあるため、相場を知ることで納得できる価格で買い取ってもらえるでしょう。相場を調べる方法としては、買取業者のホームページで買取実績をチェックしたり、複数のリサイクルショップに査定を依頼したりするなどがあります。複数のリサイクルショップに査定を依頼することで、相場が分かりやすくなるでしょう。

4-2.家具の状態をチェックする

買い取ってもらえるかどうかは、家具の状態にかかっているので事前にチェックしておきたいところです。状態をしっかりとチェックしておくことで、スムーズな買取ができるでしょう。また、ブランドやメーカー名が分かるのであれば、いつどこで購入したのかなども含めてメモしておいてください。家具の状態で気になるところがあるのなら、査定時にスタッフへ伝えるといいでしょう。嘘をついて査定を依頼するよりも素直に伝えたほうが好印象に受け取られ、査定額アップにつながる可能性があります。

4-3.引き出しなど中身を確認する

家具を査定に出したり処分したりする前に、引き出しなどの中身を確認してください。何も入っていない状態で査定に出さなければなりません。また、運搬前にしっかりと中身を取り出しておかなければ、運搬時に事故を引き起こす原因になるでしょう。トラブルにならないためにも、家具の中身を全取り出した上で査定を依頼してください。

4-4.悪徳業者に要注意!

不用品回収業者やリサイクルショップの中には、不正を働く悪徳業者が存在しているので注意が必要です。実際に、回収したものを不法投棄したり、高額な追加費用を請求したりするなどの悪徳業者が存在しています。悪徳業者に引っかからないようにするためには、見極めるポイントをつかんでおかなければなりません。どの回収業者に依頼すればいいのか分からない方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 不用品の回収実績があるか
  • 不用品の回収だけでなく買取を行っているか
  • 実際に利用した人の口コミや評価がいいか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか

ゼロプラスでは、不用品回収と買取を行っています。3,000件以上の回収実績を誇っているため、どのようなケースでも相談が可能です。家具のリサイクルで悩んでいる方は、ぜひ一度お問い合わせください。

5.家具のリサイクルに関してよくある質問

家具のリサイクルに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.引っ越し時に家具を処分する方法は?
A.引っ越し時に、家具を処分したくなることがあるでしょう。即日対応が可能な不用品回収業者に依頼する方法もありますが、引っ越し業者に回収を依頼することも可能です。大手の引っ越し業者であれば、ほとんどが不用品回収サービスを行っているでしょう。処分費用は不用品回収業者よりも割高になってしまいますが、引っ越しのタイミングと合わせて処分するには最適な方法です。ただし、引っ越し業者の中には、不用品回収サービスを行っていないところもあるので注意してください。

Q.出張買取の流れは?
A.出張買取の主な流れは以下のとおりです。

  1. ホームページや電話などで業者に問い合わせる
  2. スタッフが自宅にやってきて、品物の査定を行う
  3. 査定額に納得すれば、査定額の分だけ現金を受け取る
  4. 買取品を運び出して完了

主な流れは上記のとおりですが、具体的な流れは業者によって異なります。念のために、問い合わせの段階で大まかな流れをチェックしておきましょう。

Q.どんな家具が高く売れるのか?
A.カッシーナ・アルフレックス・ナツッジ・ハーマンミラーといった世界的な有名な家具メーカーは高く売れる傾向があります。有名な家具メーカーは元値が高いため、安く購入できる中古を求める方が多いのです。国内の家具ブランドとしては、カリモク・マスターウォール・IDC大塚家具が当てはまるでしょう。逆に、大量生産されている家具は買取対象にならない可能性があるので注意してください。

Q.家具を高く売るコツは?
A.事前に家具をきれいにしておくことです。状態がいい家具ほど高く売れる傾向があるため、かぶっているホコリを取り除いたり、汚れをきれいに拭き取ったりしましょう。少しでもきれいな状態にするだけで見た目が良くなるので、高価買取が期待できます。また、有名ブランドの家具を買取に出す際は、ブランドのものだと分かる保証書を用意しておくといいでしょう。

Q.家具を買い換える際の処分方法は?
A.家具の買い換えを検討している方は、新しい家具を購入する店舗に回収を依頼する方法があります。家具販売店の中には、購入者限定で古い家具の回収を行っているところがあるでしょう。回収費用がかかるか無料かどうかは、店舗に確認しなければなりません。また、販売店によっては、下取りサービスを行っているところもあります。下取りサービスを利用する条件が細かく決まっている可能性もあるので、その点も事前の確認が必要になるでしょう。気になるところがあれば、必ず店員に確認してくださいね。

まとめ

家具をリサイクルショップに売る1番のメリットは、処分費用が抑えられることです。大量の家具や不用品を処分する場合、買い取ってもらえるものが多くなるほど処分費用の節約につながるでしょう。リサイクルショップのほかに、買取サービスを行っている不用品回収業者もあります。回収と買取が同時に利用できるため、買取不可になっても不用品の回収が依頼できるでしょう。自分で買い取ってもらえるか分からない場合は、一度査定を依頼してみてください。