遺品整理の際に出たゴミ処理の方法は?どうすればスムーズに処分可能?

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遺品整理で出たゴミは自治体で捨てられるのか、大量のゴミをどのように処分すればいいのか……など、遺品整理で出たゴミの処分について悩んでいる方は多いでしょう。遺品の量が多いほどゴミの量も大量になってしまうので、ゴミの分類に仕分けたり処分の手続きをしたりするのに時間と手間がかかります。遺品整理を始める前に、しっかりと方法とコツを押さえておけば、スムーズにゴミが処分できるでしょう。

そこで、本記事では、遺品整理で出たゴミの処分方法などについて詳しく説明します。

  1. 遺品整理ではどんなゴミが出るのか?
  2. 遺品整理で出たゴミを処分するには?
  3. 遺品整理業者に依頼する方法も
  4. 遺品整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、遺品整理業者に依頼する方法やポイントなども分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.遺品整理ではどんなゴミが出るのか?

最初に、遺品整理で出るゴミをチェックしておきましょう。

1-1.大型家具・大型家電

遺品整理でよく出るゴミといえば、ソファーやテーブルなどの大型家具・洗濯機や冷蔵庫などの大型家電です。最近は、核家族化や少子高齢化によって、1人暮らしをする高齢者が増えてきました。子どもと遠方で暮らしている方も多く、亡くなった際は故人が住んでいた家を手放したり、賃貸物件の場合は退去日まで遺品整理を終わらせなければならなかったりするケースがほとんどです。その場合、家の中にあるものすべてを片付けなければなりません。大型家具や大型家電は持ち運びが大変ですし、家電リサイクル法といった法律で処分方法が決められているものもあるので注意が必要です。

1-2.衣類・小物系

遺品の中で最も多いゴミといえば、衣類・小物系です。特に、オシャレ好きな方や洋服が好きな方は大量の服を持っていることでしょう。ほとんどの衣類は燃えるゴミとして処分できますが、大量にあると近所迷惑になってしまう恐れもあるので注意が必要です。また、小物類も遺品整理でよく出るゴミの1つといえるでしょう。小物によって使われている素材が異なるため、1つ1つを手にとって仕分けていかなければなりません。

1-3.コレクター類

フィギュア・切手・鉄道模型など、故人が趣味として収集していたコレクター類もあります。故人が大切にしていたものほど捨てることに躊躇(ちゅうちょ)してしまいがちです。そのため、形見分けでは何を手元に残すのか残さないかを家族で話し合いながら進める必要があります。また、コレクター関連のアイテムは、高く売れる可能性もあるのでゴミとして捨てるのはもったいないことです。まずは、壊れていないか・正常に使えるかを判断した上で、状態がいいものは買取専門店やリサイクルショップに売ることも考えましょう。

1-4.遺品で処分しづらいもの

遺品の中には、自治体で処分しづらいものもあります。たとえば、位牌(いはい)や仏壇などの仏具です。これらを普通のゴミとして処分してもいいのか……と悩んでいる方は多いでしょう。絶対に必要というわけではありませんが、ご先祖さまの魂を祀っていた場所でもあるのできちんと供養をしてから処分したほうが気持ちよく手放せます。また、仏具だけでなく、故人が愛用していたものにも魂が宿っているといわれているため、供養したほうがいいでしょう。

2.遺品整理で出たゴミを処分するには?

ここでは、遺品整理で出たゴミを処分する方法について説明します。

2-1.自治体回収のゴミとして処分する

遺品は自治体回収のゴミとして処分できます。処分する遺品の量が少ない場合は、ゴミの分類も自分たちで済ませられるので自治体回収が利用できるでしょう。ただし、処分しなければならない遺品が大量にある場合は、ゴミの分類に手間と時間がかかってしまいます。また、粗大ゴミになるものは事前の申し込みが必要だったり、回収日が決まっていたりとすぐに処分できません。遺品をすぐに処分しなければならない・不用品が大量にあるという方は、ほかの方法で遺品を処分したほうがいいでしょう。

2-2.法律で処分方法が決まっているもの

家電リサイクル法やPCリサイクル法など、法律で処分方法が決まっているものは自治体で処分できないので注意してください。誤ってゴミ捨て場に持っていってしまうと不法投棄とみなされ、1,000万円以下の罰金または5年以内の懲役が科せられことになるでしょう。家電リサイクル法の対象品目となっているテレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)は、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。詳しい処分方法については、経済産業省のホームページをご覧ください。
また、パソコンはPCリサイクル法の対象品目ですので、こちらもメーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。詳細は、一般社団法人パソコン3R推進協会のホームページをチェックしてください。

2-3.買取専門業者やリサイクルショップに依頼する

遺品の中には、まだ使えるものもあると思います。状態がいいものをゴミとして捨てるのはもったいないことですので、買取専門業者やリサイクルショップに査定を依頼しましょう。遺品を処分するにも費用がかかってしまうため、買い取ってもらえるものは査定に出すことで処分費用が節約できます。特に、発売されたばかりの家電や限定もののコレクター類・着物・ブランドものなどは高価買取が期待できるでしょう。

2-4.寄付する

遺品を寄付する方法も選択肢の1つです。「遺品の寄付を受けつけているところはあるのか?」と疑問に感じると思いますが、NPO法人や慈善団体の中には寄付を行っているところがあります。寄付されたものは社会活動や社会支援に役立てられるので、「捨てるのがもったいない」という気持ちもなくなり、気持ちよく手放せるでしょう。寄付を受けつけているものとしては、衣類・おもちゃ・家電など多種多様です。ただ、寄付をする際は送料が自己負担になるケースが多いため、事前に確認しておきましょう。

2-5.不用品回収業者に依頼する

大量の遺品をすぐに処分したい・手間と時間をかけたくない方は、不用品回収業者に依頼する方法も選択肢の1つです。不用品回収業者では、さまざまな種類の不用品を扱っています。自治体で処分できない家電リサイクル法の対象品目やパソコンなども回収してもらえるでしょう。即日対応が可能な不用品回収業者に依頼すれば、急いでいるときでも安心です。ただし、不用品の量が多くなるほど処分費用が高くなってしまうので注意してください。トラブルを未然に防ぐために、見積書を確認してから依頼しましょう。

3.遺品整理業者に依頼する方法も

ここでは、遺品整理業者に依頼する方法とポイントを解説します。

3-1.自分の代わりに遺品を整理してもらえる

遺品の量が多くて自分たちで片付けられない場合は、遺品整理業者に依頼する方法がおすすめです。遺品整理業者は不用品回収業者とは違い、遺品を整理してくれる業者となります。不用品回収業者は不用品を回収するだけなので、遺品の仕分けや整理は専門外です。大量の遺品を自分1人だけで整理するのは大変な作業になるため、そんなときは遺品整理業者に相談してみてください。遺品整理業者の中には、不用品の回収や買取サービスを行っているところもあります。

3-2.遠方で暮らしていても遺品整理ができる

故人と離れて暮らしていた場合、遺品整理をするためにわざわざ足を運ばなければなりません。故人の家へ行くための時間や費用がかかってしまうので、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。遺品整理業者は自分たちの代わりに遺品整理をしてくれる業者なので、遠方からでも依頼できます。つまり、遺品整理業者に依頼すれば、わざわざ家を訪れずとも遺品整理を終わらせることができるというわけです。負担もかからないので、遠方で暮らしている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

3-3.サービス内容と見積書を要チェック!

遺品整理業者に依頼する際は、サービス内容と見積書を必ず確認してください。どこからどこまで作業してくれるのか、遺品整理の範囲が業者によって異なるからです。たとえば、遺品の仕分けから部屋の清掃まで行っているところもあれば、遺品の仕分けだけというところもあります。「このような作業だと聞いていなかった」と後でトラブルにならないようにするためにも、事前の確認が必要です。そして、サービス内容と併せて、見積書の内容もしっかりチェックしておきましょう。どのような作業にいくらぐらいかかるのか、具体的に記載されているかを確認してください。

3-4.遺品整理業者選びのポイント

遺品整理業者の需要が高まっている今、悪質な業者とのトラブルも多発しています。そのため、遺品整理業者は慎重に行わなければなりません。けれども、一体どのようなところに注目して遺品整理業者を選べばいいのか分からずに悩んでいる方は多いでしょう。どの遺品整理業者を選べばいいのか分からない方は、下記のポイントを参考にしてみてください。

  • 遺品整理の実績があるか
  • 遺品整理士が在籍しているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • サービス内容などがホームページ等に掲載されているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 無料相談や無料見積もりを受けつけているか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 口コミや評判がいいか

3-5.遺品整理ならゼロプラスへ

遺品整理を行っているゼロプラスでは、不用品回収と買取も可能です。遺品整理で不要なものがあれば、そのまま回収できます。状態がいいものは買取も可能ですので、処分費用を抑えることができるでしょう。また、作業は遺品整理士がしっかりと責任を持って行います。遺品は故人の大切なものだからこそ、遺族の方にも安心してもらえるように丁寧な作業を徹底しているのが特徴です。そのほか、遺品の供養や特殊清掃サービスも行っていますので、ぜひホームページをチェックしてください。

4.遺品整理に関してよくある質問

遺品整理に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.デジタル機器を処分する際の注意点は?
A.スマホやパソコンといったデジタル機器の中には、大切なデータがたくさん記録されています。ネット通販を利用したことがある方は、クレジットカード情報が記録されていることでしょう。そのため、処分前にそれらのデータを完全消去しておく必要があります。データの消去方法に関しては、消去専用ソフトを使った論理的消去法とカッターなどでHDDに傷をつける物理的破壊法の2つです。データを完全消去し初期化してから処分するようにしましょう。

Q.遺品整理で気をつけておきたいことは?
A.遺品整理は親族や相続人が全員そろった日に行うことです。親族や相続人に伝えないまま遺品整理をしてしまうと、後でトラブルになる恐れがあります。勝手に遺品の形見分けをした結果、親族でトラブルになったというケースが増えているので要注意です。遺品整理を行う時期としては、親族が集まりやすい四十九日に行うのがいいでしょう。

Q.遺品整理業者と不用品回収業者のどちらに依頼したほうがいいのか?
A.遺品整理なら遺品の扱いに長(た)けている遺品整理業者に依頼したほうがいいでしょう。不用品回収業者は遺品の扱いに慣れていないので、雑に扱われてしまう恐れがあります。遺品整理士が在籍している遺品整理業者なら、遺品を丁寧に扱ってくれるでしょう。

Q.遺品の供養方法とは?
A.一般的に、神社やお寺で供養してもらう方法となります。近くに菩提寺があれば、遺品を供養してもらえるか尋ねてみるといいでしょう。そのほか、仏具店や遺品の供養を行っている遺品整理業者に依頼する方法もあります。

Q.遺品整理業者に依頼する際の大まかな流れは?
A.目安として、ゼロプラスにおける遺品整理の流れを紹介します。

  1. 電話またはホームページのフォームから無料見積もりを依頼する
  2. 指定日時にスタッフが家に訪れ、提示された見積もりを確認する
  3. 見積書に納得しだい、作業日時を予約する
  4. 作業日時に遺品整理業者がやってきて作業開始
  5. 作業後に部屋を確認し、支払いして完了

まとめ

いかがでしたか? 遺品整理で出たゴミを処分する方法は、自治体回収・買取専門業者やリサイクルショップ・寄付・不用品回収業者などさまざまです。遺品の量が大量で片付けるのは難しい……と悩んでいる方は、遺品整理業者に依頼するといいでしょう。自分の代わりに遺品の扱いに長けているスタッフが遺品を整理します。ゼロプラスでは遺品整理のほか、不用品回収や買取サービスなども行っているのでぜひ一度ご相談ください。