引っ越し時の粗大ゴミはどう処分する? 状況に合った選び方を紹介!

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「引っ越しで出た粗大ゴミをどう処分すべきか迷っている」という人は多いでしょう。引っ越しの際にはやらなければならないことが山積みです。その中でも頭を悩ませることが多いのが、粗大ゴミの処分だと思います。粗大ゴミの処分方法はいくつか選択肢があり、それぞれメリットとデメリットがあるため、しっかり比較して決めましょう。

この記事では、引っ越しまで時間に余裕がある場合、余裕がない場合の粗大ゴミ処分方法や、粗大ゴミとして出せないものの処分方法などを詳しくご紹介します。

  1. 引っ越し時に出る粗大ゴミとは?
  2. 引っ越しまでに時間があるときの粗大ゴミ処分方法3つ
  3. 引っ越しまでに時間がないときの粗大ゴミ処分方法3つ
  4. 粗大ゴミとして出せないものはどうするのか?
  5. 引っ越し時の粗大ゴミ処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、手間をかけずに粗大ゴミを処分する方法や、状況に合った処分方法の選び方などが分かるはずです。

1.引っ越し時に出る粗大ゴミとは?

まずは、引っ越しの際に出る粗大ゴミにはどのようなものがあるのかをまとめました。

1-1.家具

引っ越しを機に、タンスやソファー・テーブル・椅子などの家具を処分する人は多いでしょう。新居のサイズや雰囲気に合わないものや、新居では不要なものはもちろん、「古くなったので引っ越しを機に買い替えたい」というものもあると思います。こうした家具は大型のものが多いため、粗大ゴミとして扱う場合がほとんどです。

1-2.寝具

ベッドやベッドマットなどの寝具も、引っ越しの際に処分することが多いと思います。「新居ではベッドを使わない」「もっと大きなベッドに買い替える」など、さまざまな事情があるでしょう。ベッドは自分で解体する必要がある場合も多く、ベッドマットは自治体によっては回収していないところもあります。

1-3.電化製品

引っ越しの際には、不燃ゴミとして捨てることができない大型家電も多数出ることがあるでしょう。特に、テレビや冷蔵庫・洗濯機・エアコンは家電リサイクル法の対象になるため、自治体による回収を利用できません。法律に従って適切に処分しましょう。

2.引っ越しまでに時間があるときの粗大ゴミ処分方法3つ

引っ越しまで時間に余裕があるときは、以下の方法で粗大ゴミを処分するとよいでしょう。

2-1.自治体に回収してもらう

まずは、自治体による粗大ゴミ回収を利用する方法です。事前に申し込みをして回収日時と回収場所・料金を確認し、料金分の粗大ゴミ処理券を購入しておく必要があります。粗大ゴミ処理券を粗大ゴミの目立つ場所に貼り、回収日の朝に回収場所へ持って行くというのが一般的な流れです。ただし、粗大ゴミの分類方法については自治体によって違いがあるため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

2-2.リサイクルショップに売る

まだ使えそうなものは、リサイクルショップに売る方法もおすすめです。大型の家具や家電は直接持ち込むのが難しいため、出張買取に対応しているショップに依頼するとよいでしょう。自宅まで買取に来てもらえるので手間をかけずに処分できます。ただし、買取対象にならなかった場合は、別の処分方法を検討する必要があるでしょう。

2-3.ネットオークションに出品する

ネットオークションに出品して不用品を売る方法もあります。出品金額を自分で設定できるため、うまくいけばリサイクルショップより高く売れる可能性もあるでしょう。買い手が見つかるまで不用品を手元に置いておかなければならないため、引っ越しまで時間があるときは試してみるのもおすすめです。

3.引っ越しまでに時間がないときの粗大ゴミ処分方法3つ

引っ越しまで時間に余裕がないときは、すぐ処分できる方法を選択すべきです。

3-1.引っ越し業者に依頼する

引っ越し業者によっては粗大ゴミの処分も依頼できるため、確認してみるとよいでしょう。引っ越しと同時に不用品の処分ができるので手間をかけずに済みます。ただし、引っ越し業者によっては粗大ゴミの処分を受け付けていないところもあるため、事前の確認が必要です。

3-2.不用品回収業者に回収してもらう

処分したい粗大ゴミが大量にある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。希望の日時を指定して自宅まで回収に来てもらえます。ただし、中には悪質な業者も存在するので業者選びには注意が必要です。

3-3.回収と買取を行っている業者に依頼する

不用品の回収と買取を同時に行っている不用品回収業者に依頼する方法もあります。状態のよいものは買取、状態の悪いものは回収してもらえるため、一気に不用品を処分することが可能です。買取に出したい不用品をよけ、別途買取方法を考える必要がないため、スムーズに引っ越し準備を進められるでしょう。

4.粗大ゴミとして出せないものはどうするのか?

引っ越し時に出る不用品の中には、粗大ゴミとして出せないものもあります。それぞれ適切な処分方法をご紹介しましょう。

4-1.家電リサイクル法の対象品目

前述したとおり、家電リサイクル法の対象となるテレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは粗大ゴミとして出すことができません。有用資源を再利用するため、適切な方法でリサイクルすることが必要なのです。リサイクル料金と収集運搬料金を支払い、販売店に引き取りを依頼しましょう。また、郵便局の窓口でリサイクル料金を支払い、自分で指定引取場所へ持ち込む方法もあります。最寄りの指定引取場所はこちらから検索可能です。

4-2.パソコン

パソコンはPCリサイクル法により、資源の有効利用を目的にリサイクルに回すことが推奨されています。処分する際は、パソコンメーカーや家電量販店・パソコンショップなどに回収してもらう必要があるのです。まだ使える状態であれば、買取に出してお得に処分しましょう。

4-3.ピアノ

ピアノを粗大ゴミの回収対象にしていない自治体も多くなっています。「電子ピアノは回収可能」など、自治体によって決まりがあるので確認しておきましょう。ピアノを処分する際は、不用品回収業者に依頼するか、買取に出すのがおすすめです。ピアノの状態をしっかり確認した上で選ぶとよいでしょう。

5.引っ越し時の粗大ゴミ処分に関するよくある質問

「引っ越し時に出る粗大ゴミを処分したい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.引っ越しで出た不用品を高価買取してもらうためのポイントを教えてください。
A.きれいに掃除をし、付属品をそろえて買取に出しましょう。なるべく早く買取に出すこと・買取先を比較して選ぶことも大切です。

Q.買取対象外になる不用品の特徴にはどのようなものがありますか?
A.年式の古いものや破損・目立つ汚れがあるもの・壊れた家電などは買取対象外になる可能性が高いでしょう。

Q.不用品回収業者はどんなものでも回収してくれますか?
A.家庭から出た不用品であればたいていのものは回収可能です。ただし、生ものや動物・法律に触れるものなどは回収対象にしていない業者がほとんどでしょう。

Q.不用品回収業者を選ぶ際、チェックすべきことは何ですか?
A.豊富な実績があるか・無料見積もりを受け付けているか・丁寧な対応かなどをチェックすることをおすすめします。

Q.悪質な不用品回収業者の特徴を教えてください。
A.ホームページがない・所在地を明らかにしていない・突然訪問してきて不用品の回収を強引に迫るなどの特徴があります。

まとめ

引っ越しで出る粗大ゴミの処分方法について詳しくご紹介しました。引っ越しまでに時間があるときとそうでないときとでは選択すべき方法が異なります。ぜひこの記事を参考に粗大ゴミを処分し、スムーズな引っ越しをしてください。