【まとめ】こたつの捨て方・処分方法。買取? 回収? 楽な方法とは?
こたつは日本人の冬にとって、重要な家電と言えます。ホットカーペットや床暖房などが主流になったとはいえ、こたつで体を温める安心感は他にないでしょう。しかし、大きくて重たいこたつは、不要になった時の捨て方や処分方法に悩んでしまいます。しかも、パーツごとに木製・布製・金属製と、捨て方やゴミの分別がわかりにくいです。そこで今回は、冬の代表的な家電であるこたつをスッキリ楽に捨てるための方法をご紹介します。
粗大ゴミ・買い取り・リサイクル・回収業者など、こたつの捨て方や処分方法ごとにポイントをまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。あなたにとって最もふさわしいこたつの処分方法が必ず見つかるはずです。
1.こたつについて
1-1.こたつの寿命
こたつの寿命は約10年です。使用状況や使用頻度によっても異なりますが、だいたい10年を過ぎたら交換時期と思ったほうが良いでしょう。寿命年数まで使っていなくても、以下のような症状が出たらこたつの故障のサインです。
- 電源が付かない
- あたたまりにくくなった
- 温度調整ができなくなった
- コード・ケーブルが切れそう
以上のような症状が出たこたつは無理して使用し続けると危険ですので、交換や処分を検討してください。
1-2.新機能のこたつや買い替え時期について
1-2-1.最近のこたつについて
最近ではさまざまな種類のこたつが販売されています。
- ひとり用こたつ
- ダイニングこたつ(ダイニングテーブルがそのままこたつになったもの)
- ソファー一体型こたつ(ソファーとこたつがセットになったもの)
1-2-2.こたつの買い替え時期について
こたつが最も売れるのは冬に入る前、10月頃です。こたつを買い替えるのであれば、この時期は避け、冬の終わり頃をねらいましょう。セール価格で買える可能性が上がります。
1-3.こたつは何ゴミ?
こたつは天板・テーブル・ヒーター部分・布団(ふとん)・毛布・ケーブルなどのパーツから成り立っています。自治体にもよりますが、こたつほどの大きな物は粗大ゴミとしてお金を払って処分するのが一般的です。お住まいの自治体の区分を確認しておきましょう。
2.こたつを自分で捨てる方法
2-1.こたつの自治体回収について
こたつを粗大ゴミとして自治体回収する際は、パーツごとのゴミ区分を確認してください。特に、布団(ふとん)や毛布をこたつとセットにして捨てられるかどうかがポイントです。こたつ布団(ふとん)等を一緒に捨てられない場合は、粗大ゴミ処理券等を2枚以上購入する必要があります。処分費用に過不足が出ないよう、処理券の必要枚数を事前に確認してください。
2-2.自分でこたつを捨てる方法は?
こたつを粗大ゴミとして自治体回収する流れは以下のとおりです。
- 粗大ゴミの申請をする(電話・HPなど)
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- (必要があれば)こたつを布団(ふとん)・天板・テーブル・ヒーターなどに分解する
- 回収日に回収所までこたつを運搬する
2-3.こたつを自分で捨てるメリットデメリット
2-3-1.メリット
- 自治体による回収のため、比較的安心して処分できる
- 汚れたり壊れたりしたこたつでも処分できる
2-3-2.デメリット
- 粗大ゴミ処分費用がかかる(1,000円程度)
- まだ使えるこたつであってもお金にならない
- 回収所までこたつを運搬する必要がある
- 回収日まで待つ必要がある
特に、大型のこたつやソファーとセットになっているこたつは搬出の難易度が上がります。
3.こたつを下取りで処分する方法
3-1.販売業者の下取りについて
家電販売店の中には、こたつの下取りをおこなっているところもあります。新しいこたつに買い替えるのであればお得です。下取りの有無は、店舗に直接確認してみましょう。
3-2.通販業者の下取りについて
通販業者によっては下取りでこたつを引き取ってもらえることもあります。下取り価格分の割引や、ポイント還元をしてもらえるかもしれません。こちらも購入した通販業者に直接確認してみてください。
3-3.下取り手数料について
こたつを下取りに出す場合、上記のようにお得になることもありますが、手数料や運送料金などでお金がかかってしまうこともあります。サービスが無料/有料なのかは必ず確認しておきましょう。
3-4.こたつを下取りに出すメリットデメリット
3-4-1.メリット
- 割引やポイント還元などを受けられる可能性がある
- 新しいこたつの購入のついでに古いものを処分できる
3-4-2.デメリット
- 手数料や運送料金が発生することがある
- こたつの下取りをおこなっていない業者も多い
4.こたつをリサイクルで処分する方法
4-1.リサイクルできるこたつとは?
製造年度が浅く、新しくてきれいなこたつはリサイクルできることがあります。衛生面で、布団(ふとん)の見た目が悪いとリサイクルしてもらえないこともあるため、布団(ふとん)以外のパーツだけをリサイクルを検討してみてください。大塚家具や東京西川などのこたつはブランド性もあり人気が高いです。
4-2.リサイクルショップでこたつを引き取ってもらうには?
冬に入る前にリサイクルショップへこたつを持ち込めば、買い取りしてもらえることもあります。店舗によってこたつの引き取り可否は異なりますので、事前に確認しましょう。こたつを自分で持ち込まなければならないので、車などの運送手段がないと厳しいです。また、以下のようなメリットデメリットもあるのでご注意ください。
4-2-1.メリット
- 買い取り価格が付けば収入になる
- 比較的早くこたつが処分できる
4-2-2.デメリット
- 店舗・季節・こたつの状態によっては買い取り不可となる
- 持ち運ぶ手間がかかる
- 買い取り不可だった場合、持ち帰らなければならない
4-3.ネットオークションにこたつを出品するには?
ネットオークションは、ネット環境さえあればこたつを出品できるため大変便利です。撮影・こん包などが手間でなければこたつを出品してみてはいかがでしょうか。ただし、ネットオークションには下記のようなデメリットもあるので注意してください。
4-3-1.メリット
- 買い取り価格が付けば収入になる
- 送料を落札者負担にできる
4-3-2.デメリット
- 落札者がいない場合は出品手数料や手間などが無駄になる
- 自分でこん包をする必要がある
- 落札者とのトラブルの危険性がある
5.こたつを回収業者に処分してもらう方法
こたつの捨て方としておすすめなのが、回収業者での処分です。こたつは重たく大きいので持ち運びが大変でしょう。季節家電なのでリサイクルショップにも出しにくい家電でもあります。さまざまな捨て方・処分方法のメリットデメリットを考慮すると、回収業者に依頼するメリットが大きいと言えるでしょう。
5-1.こたつの回収方法
回収業者にこたつを処分してもらう場合は、出張回収をおすすめします。自分で搬出したり、こん包したりする手間が省けてとても便利です。とくに、大型のこたつやソファー一体型のものなどは大きくて重たいため、一人で運ぶのが大変でしょう。そのようなものでも、業者に運んでもらうことで楽に処分できます。
5-2.こたつの回収料金
こたつの回収料金は3,000円~5,000円くらいが相場です。大型やソファー一体型のこたつは料金が高くなる傾向にあります。また、別途出張費用が数千円かかることもあるため、単品での回収ですと元が取りにくいです。回収業者に回収を依頼する場合は、まとめて家電を処分するとお得になります。
5-3.回収業者にこたつ処分を依頼するメリットデメリット
5-3-1.メリット
- 家にいたままこたつを処分できる
- 買い取り価格が付けば収入になる
- 買い取り不可のこたつでも料金を払えば回収してもらえる(手間がかからない)
- 季節を問わず回収してもらえる
5-3-2.デメリット
- 回収料金が発生する
- こたつ1点だけだと高く付くことがある
5-4.回収業者選びのポイント
回収業者を選ぶ場合、以下のポイントをおさえましょう。
- 買い取りにも対応していること
- 出張回収の地域に対応していること
- 料金体制が明確であること
- 見積書等を書面でもらえること
- 見積もり後に無料でキャンセルできること
- 古物商・産業廃棄物収集などの資格をもっていること
5-5.コストをかけない回収方法とは?
前述のとおり、回収業者にはこたつだけ処分してもらうよりも、家電を複数点まとめたほうが安上がりになります。粗大ゴミ料金は不用品1点ずつに対してかかりますが、回収業者はパック料金を用意していることがほとんどです。そのため、総合的にはリーズナブルになります。ご参考までに、弊社のパック料金は以下のとおりです。
- 軽トラパック(家電5~6品程度):29,800円
- 1.5トン平車パック(1K~1DK程度):59,800円
- 2トン箱車パック:(2K~2LDK程度):99,800円
5-6.無料回収業者の注意点
最近では、無料回収を謳(うた)った回収車によるトラブルが多発しています。無料回収と言っておきながら、運送代や手数料などを不当に請求されてしまうようなこともあるのです。資格がなかったり、少しでも怪しいと思ったりした業者には依頼しないように注意してください。
6.こたつの捨て方・処分についてよくある質問
6-1.こたつの布団(ふとん)だけ処分したいのですが捨て方は?
布団は、粗大ゴミで捨てるのが一般的です。その他、ラグやマットなども布団(ふとん)と同じ区分になることが多いでしょう。地域によっては可燃・不燃ゴミとして捨てられることもあります。料金や捨て方を間違えると数百円損をしたり、回収してもらえない可能性もあるので注意してください。捨てる場合は、粗大ゴミの捨て方・料金などをしっかり確認しておきましょう。
6-2.なるべく早くこたつを処分したい
弊社では、ご連絡いただいた2~3日後の回収が可能です。また、即日あいのり回収にタイミング(地域)があえば即日の回収も可能となっております。ぜひお早めにお問い合わせください。
6-3.回収業者の料金体制が心配なのですが?
まずは見積もり依頼をしましょう。その時に不明確な料金や納得のいかない費目があったら、必ず確認して説明を受けてください。回収品が増えないかぎりは見積額から増額することはまずありません。見積書を書面でもらうことがポイントです。
6-4.なるべく安くこたつを回収してもらうには?
複数の回収業者へ見積もりをとることをおすすめします。単純な料金だけではなくサービス内容も確認し、総合的に満足いく業者を選ぶと良いでしょう。弊社では相見積もりだけのご依頼も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
6-5.回収業者とトラブルにならない方法は?
回収日に業者を家にあげるのが不安という方は、知人に立ち会ってもらったり動画を撮ったりしておくと安心です。HPなどで実際に利用した人の声を確認することもおすすめします。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。こたつの捨て方・処分方法は以上のとおりです。自分にとって優先したい内容(料金・手間など)やそれぞれのメリットデメリットを考えながら、検討してみてください。こたつは家電の中でも大きな部類に入りますので、新調したり処分したりすることで部屋の印象が一気に明るくなるでしょう。不要になったこたつを素早く楽に安く処分することで、新しい季節を快適に過ごせるはずです。