食器を上手に整理したい人へ!〜整理・収納法のアイデア教えます〜

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食器棚は「きれいに収納しても、すぐにゴチャゴチャになってしまう」と、お悩みの方が多いものです。食器を見やすくスッキリと収納するにはコツがあります。まずは、整理整頓をしてから収納方法を考えることが大切なのです。そこで、ここでは、食器の整理整頓方法と収納方法、収納力をアップする便利グッズなどをご紹介しましょう。

  1. 食器の整理方法
  2. 食器の収納方法
  3. 食器収納のお役立ちアイテム
  4. 使わない食器の処分方法
  5. まとめ

1.食器の整理方法

食器の収納方法を考える前に、今使用している食器を見直して整理することから始めましょう。

1-1.食器を分類する

食器をきれいに収納するために最初に行いたいのが食器の分類です。リビングやキッチンの床など広い場所に食器棚に入っている食器をすべて出して並べてください。それから、「必要」「不要」「迷い中」の3種類に分類します。

段取りとしては…

  1. 大きめのダンボールを2個用意して、それぞれに「不要」「迷い中」と書いた紙を貼る。
  2. 食器棚から出して並べた食器を1つずつ手にとり、もう使用しないものや古いもの、欠けているものなどは「不要」の箱に入れる。
  3. 捨てようかどうしようか決めかねるものは、とりあえず「迷い中」の箱に入れる。

「必要」と判断した食器は床に並べたまま、さらに、種類(皿・小鉢・グラスなど)別に分けましょう。

1-2.普段使い用とお客様用に分ける

1-1で「必要」と判断し種類別に分けた食器を、さらに普段使い用とお客様用に分けましょう。来客の回数や人数を考えて分けてください。

年間をとおして来客が少ないようでしたら、お客様用にしまっておいた食器を普段用に使うのもおすすめです。高価な食器は、使用するのがもったいない…と、いつまでも食器棚の奥にしまいこんだままのことも少なくありません。

食器棚のスペースを無駄に占領しているほうがもったいないですし、いい食器を普段使いにすると食卓も華やぎます。

1-3.「不要」と「迷い中」の処分は

迷わず「不要」の箱に入れた食器は、そのまま処分しましょう。処分方法については後ほどご紹介します。

そして、「迷い中」の箱に入れた食器は1週間ほど時間を置いて見直しましょう。もう1度すべてを並べて考えてください。時間を置くと、意外とあっさり捨てられるものです。

2.食器の収納方法

食器の整理を済ませると、どれくらいの量の食器があるのかはっきりします。おのずと必要となる収納スペースも見当が付くでしょう。「普段用」「お客様用」に分けたとおりに収納をしてください。

2-1.普段使い用の食器は取り出しやすい場所

普段使いの食器は、取り出しやすい場所に収納するのがポイントです。

  • 背伸びをしてやっと届く上のスペース
  • しゃがんで出し入れする下のスペース

に収納すると整理整頓がしづらくなってしまいます。

収納がしやすい目安は、「床から75センチ〜140センチの間」です。このゾーンに普段使いのお皿やお茶わん、グラスなどを種類別に収納しましょう。

軽いグラスや小皿などは上に、重たいグラタン皿などは下に収納するようにしてください。市販の仕切り棚などを使用して上手に空間を仕切りましょう。

2-2.お客様用や普段あまり使用しないものは

お客様用の食器や、普段あまり使用しないものはボックスやカゴなどに入れてから食器棚の上のスペースに収納しましょう。

半透明や透明のボックスなら中身がわかるので取り出すときにもわかりやすくなります。

また、ボックスやカゴの表には、「花柄小鉢5セット」「ケーキ用皿6枚」などのように収納している食器の名前をシールに書いて貼りましょう。

3.食器収納のお役立ちアイテム

食器棚やキッチンの作り付けスペースは、お宅によって異なります。そこで、さまざまなスペースで使用できる食器収納のお役立ちアイテムをご紹介しましょう。

3-1.仕切り棚

食器収納スペースに高さがある場合は、市販の仕切り棚を入れて「床面積を増やす」と収納力がアップします。仕切り棚は、横にスライドして幅を調節できるタイプもあるので便利です。収納スペースの寸法を測ってからピッタリ収まるものを購入してください。

3-2.引き手付きのプラスチックケース

しょうゆ皿やおちょこ、盃(さかずき)などの小さな食器は棚に重ねて収納するだけでは不安定でくずれやすくなります。引き手付きのプラスチックケースに種類ごとにまとめて収納すれば安心です。ケースごとに取り出せるので出し入れもしやすくなります。ケースの底にタオルを敷いて食器の破損を防ぎましょう。

3-3.プラスチックのファイルケース

100円均一ショップなどで売っているボックスタイプのファイルケースはお皿の収納に便利です。本来は、書類やファイルを収納するものですが薄いお皿を立てて収納するのにも向いています。

同じサイズのファイルケースを複数並べてお皿を種類別に収納しましょう。重ねて置くよりも多く収納できます。また、見やすく取り出しやすいのもメリットです。

3-4.つり棚

ひっかけタイプのステンレスのつり棚を、シンクの上にある水切り棚に設置しましょう。ひんぱんに使用するグラスやカップは食器棚にしまわずに、洗ったらそのままつり棚に収納すれば片付ける手間も減ります。

3-5.ワイヤーネット

キッチンの壁にワイヤーネットを設置し、S字フックをかけマグカップや調理器具などをひっかけて収納しましょう。また、ひっかけられるカゴを付けカトラリーやラップ、キッチンペーパーなどを収納するのもおすすめです。

3-6.プラスチックケースやカゴなど

100円均一ショップや雑貨店、キッチングッズ店などで販売されているプラスチックケースやカゴなどは食器を分類して収納するのに便利です。購入するときには同じ素材、色でそろえましょう。見た目もスッキリと片付いて見えますしオシャレな感じにもなります。

4.使わない食器の処分方法

整理整頓して不要になった食器はどのように処分すればいいのでしょうか。

4-1.リサイクルショップに売る

高価な食器やセットものなどはリサイクルショップに買い取ってもらう方法があります。結婚式の引き出物でもらった食器セットやワイングラスなどをもてあましているご家庭も多いでしょう。未使用であればしまっておかず、思いきってリサイクルショップで売却しましょう。

4-2.自治体のゴミに出す

食器は素材によって燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ゴミとして自治体の収集日に出すことができます。分類方法は自治体によって異なるようです。お住まいの区市町村役場のホームページなどで確認してください。

4-3.寄付をする

汚れたり破損したりしていない食器は、発展途上国などに寄付をすることもできます。きれいな状態で使用できるものは捨てるのももったいないものです。必要としているところに寄付をするという選択肢も考えてください。

4-4.不用品回収業者に回収を依頼する

処分したい食器がたくさんある場合、捨てるのもたいへんです。また、引っ越しなどを期に、古い食器だけではなくキッチン用品やキッチン家電などもまとめて処分したいこともあるでしょう。

そんなときには、不用品回収業者に回収を依頼するのもおすすめです。プロに依頼すれば、自分で仕分けをする必要もなく自宅まできて1度に回収してくれます。また、素早く片付けられるのもメリットです。さらに、回収だけではなく買い取りも行っている業者なら、買い取り価値のあるものは現金で買い取ってもらえます。

業者を選ぶときには…

  • ホームページに住所・電話番号・メールアドレスなどが記載してある。
  • 回収の実績がある。
  • 無料で見積もりをしてくれる。
  • 料金体系が明確。

など、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

5.まとめ

いかがでしたか。食器がいつのまにか増えてしまい、整理整頓や収納にお悩みの方は多いものです。ここでは、食器の整理整頓と収納方法をご紹介しました。

効率よく限られたスペースに収納するには、まず食器を必要なものと不要なものに分類して整理することが大切なことがおわかりいただけたかと思います。

全体量を減らし、上手に収納グッズなどを利用して使いやすく見た目もきれいな収納を心がけてくださいね。