汚部屋をスッキリ片付ける方法は? 一番簡単&効率よく掃除するコツ!
「汚部屋を片付けたいけど、何から手を付ければよいのだろう」「汚部屋の片付けで失敗しないコツを詳しく知りたい」とお考えではないでしょうか? 汚部屋を片付けたくても、片付けが苦手だったりやる気が続かなかったりすると、なかなかうまく進みませんよね。しかし、どんな状態であっても、きちんと計画を立て、ポイントを押さえて進めることでスッキリ片付けることは可能です。
そこで今回は、汚部屋の片付けについて詳しく解説します。
この記事を読むことで、汚部屋を簡単に片付けるポイントがよく分かり、効率よくキレイにすることができます。汚部屋から脱出したい人は、ぜひ記事を読んでみてください。
1.汚部屋を効率よく片付けるポイント
最初に、汚部屋を効率よく片付けるポイントを見ていきましょう。
1-1.最初に意気込み過ぎない
汚部屋を効率よく片付けるためには、最初に意気込み過ぎないようにしましょう。汚部屋の片付けで挫折してしまう人の多くが、最初に意気込み過ぎて無理をしてしまっているからです。無理をして計画以上に作業すれば、ひどく疲労して挫折する可能性が高くなります。汚部屋の片付けは、想像以上にハードです。最後まで計画どおりに進めるためにも、無理しないでください。
1-2.ものを捨てることに罪悪感を抱かない
ものを捨てることに罪悪感を抱かないことも、大切なポイントです。汚部屋にしてしまう人の中には、ものを捨てるのに罪悪感を抱いている人が多くいます。すでに不用品であると分かっていても、「まだ使えるのにもったいない」「いつか使う可能性がある」と考えてしまい、捨てることができません。しかし、ものを捨てなければ不用品が増えるばかりです。もう使わなくなったものは、不用品としてきちんと処分してください。
1-3.1か所ずつ集中して片付ける
1か所ずつ集中して片付けることも、効率よく作業するコツです。片付けが苦手な人は、1か所が終わらないうちにほかの場所を片付け始めてしまう傾向があります。すると、いずれの場所も中途半端になりやすく、達成感を覚えずに挫折してしまうのです。まずは、片付けやすい場所を1か所集中してキレイにしましょう。たとえば、テーブルの上など狭い場所から片付け始めると、成果が出やすくてやる気の維持につながります。
1-4.簡単な片付け方にする
汚部屋を効率よく片付けるには、簡単な片付け方にするのもよい方法です。ものを片付けるときのルールを厳しくし過ぎると、面倒になって挫折しやすくなるので注意してください。たとえば、細かなものは専用の入れものに入れるだけにするなどがおすすめです。まずは、汚部屋から脱出することを目標にして、どんどん作業していきましょう。
1-5.片付けに必要な道具を最初にそろえておく
汚部屋の片付けに必要な道具は、最初にそろえておきましょう。必要なときにすぐ手に取ることができれば、効率よく作業できます。具体的には、以下のような道具をそろえておくとよいでしょう。
服装
- 三角巾
- マスク
- ゴム手袋(使い捨てタイプが便利)
- 室内用シューズ
- 動きやすくて汚れてもよい服装
掃除道具
- 掃除機
- フロアーワイパー
- コロコロタイプのクリーナー
- 使い捨てタイプの掃除用シート(から拭き用・水拭き用の両方)
- はたき
- ほうき
- ちり取り
- 雑巾
- バケツ
- 住宅用中性洗剤
- 消臭剤や殺虫剤(必要に応じて)
仕分け道具
- ゴミ袋
- ダンボール箱
- 古新聞紙
- 油性マジック
- ビニールテープ
ゴミ袋やダンボール箱は、不用品を仕分けした後そのまま処分するときにも便利なので、多めに用意しておくとよいでしょう。
1-6.不用品の仕分け基準を決めておく
不用品の仕分け基準を決めておくと、汚部屋の片付けがスムーズに進みます。仕分け基準については、以下の例を参考にしてください。
- 故障や不具合で使えない
- 汚れや傷みがひどい
- サイズや好みが合わなくなった
- 現在使ってない
- 今後使う予定がない
- 特に思い入れがない
- 同じようなものがたくさんある
なお、思い出の品や大切にしているものは、無理に処分する必要はありません。処分すると二度と手にできないものや、入手が困難なものは手元に残しましょう。なお、趣味のコレクションなどが大量にある場合などは、保管場所としてレンタルスペースを借りるのもおすすめです。
1-7.不用品の処分方法を決めておく
不用品の処分方法を決めておくことも、汚部屋を効率よく片付けるコツです。不用品の処分方法には、以下のようなものがあります。
- 自治体回収にゴミとして捨てる
- 家電リサイクル法などに沿って処分する
- 販売店の回収サービスを利用する
- 知人や福祉施設に譲る
- 不用品回収業者に処分を依頼する
- 買取に出す
汚部屋の片付けでは、多種多様な不用品が出ます。なるべく時間と労力をかけずに処分するには、不用品回収業者に一括して処分を依頼するのが一番です。より詳しい内容は、この記事の「3.自分で汚部屋を片付けるのが難しい場合は?」を参考にしてください。
1-8.なるべく多くの人に手伝ってもらう
汚部屋の片付けを効率よく進めるためには、なるべく多くの人に手伝ってもらうことも大切です。手伝ってもらえる人が多いほど、短時間で効率よく作業できます。知人や親族など、手伝ってもらえそうな人に声をかけてみるとよいでしょう。一人で汚部屋を片付けるのは、膨大な時間と労力が必要になります。手伝ってもらえる人が見つからないのなら、業者に依頼するのも一つの方法です。
2.汚部屋を片付ける手順
汚部屋を確実に片付けるためには、手順も大切なポイントです。
2-1.最初に全体の物量と汚れ具合を把握する
最初に、汚部屋を隅々までチェックして全体の物量と汚れ具合を把握しましょう。最初にきちんと状況を把握することで、この後の作業計画がグンと立てやすくなり、片付けに必要な時間などが見えてきます。また、自分で作業できるかどうかも分かることでしょう。ありのままの現実と向き合い、どんな場所がどんなふうに汚れているか、物量はどれぐらいかなど、細かくチェックして記録してください。
2-2.作業計画を立てる
汚部屋全体の物量と汚れ具合の把握ができたら、片付けの作業計画を立てましょう。作業計画を立てることで、少しずつでも確実に片付けやすくなります。実際に作業計画を立てるときは、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。
- 主な場所ごとに細かく区切って計画を立てる
- 所要時間に余裕を持つ
- 休憩時間を適宜設定する
- 1日の作業時間は長くても8時間程度までにする
- 作業に遅れが出た場合の予備日を設定する
2-3.片付けの準備を整える
片付け作業に入る前に、準備として汚れてもよい服装に着替え、マスクや三角巾・ゴム手袋を身に着け室内用シューズを履いてください。さらに、窓を開けたり換気扇を回したりして換気がよい状態にしておきましょう。また、「1-4.片付けに必要な道具を最初にそろえておく」を参考に、片付けに必要な道具をまとめて1か所に用意しておいてください。
2-4.ゴミや不用品を仕分けて処分する
明らかにゴミと分かるものをざっと拾ってください。次に、すべてのものを必要なものと不用品に仕分けましょう。仕分け基準は、この記事の「1-5.不用品の仕分け基準を決めておく」を参考にしてください。すべてのものを仕分けたら、ゴミや不用品を処分しましょう。不用品の処分方法については、この記事の「1-6. 不用品の処分方法を決めておく」を参考にしてください。
2-5.必要なものだけを定位置に収納し、掃除をして完了
ゴミや不用品を処分したら、必要なものだけを定位置に収納していきましょう。ポイントは、使う場所の近くに取り出しやすく収納することです。たとえば、文房具は机の近く、食器はキッチンの近くに収納しましょう。なお、収納に余裕がある場合でも、無理に詰め込まないように気を付けてください。反対に、この時点でものがあふれて収納しづらい場合は、再度仕分けして物量を減らしましょう。汚部屋の片付けがすべて終わったら、仕上げに隅々まで掃除して完了です。
3.自分で汚部屋を片付けるのが難しい場合は?
自分で汚部屋を片付けるのが難しい場合は、業者に依頼するのもおすすめです。
3-1.信頼できる業者に依頼すること
汚部屋の片付けを自分で完了できない場合は、信頼できる業者に依頼するとよいでしょう。具体的には、以下のポイントが当てはまる業者なら安心です。
- 汚部屋の片付け実績が豊富にある
- 現場視察および見積もりは無料
- リーズナブルで明確な料金システム
- 回収後の不用品はできる限り再資源化などで有効活用している
- 可能なものは買取もしている
- 都合のよい日時と場所で作業してもらえる
- スタッフの感じがよく顧客からの評判もよい
- 古物商など業務に必要な許可を取得済み
なお、当ゼロプラスでも、汚部屋の片付けを多数お受けしています。汚部屋の片付けから不用品の処分・掃除まですべてお任せいただけますので、お気軽にご相談ください。
3-2.汚部屋の片付けを業者に依頼する流れ
汚部屋の片付けを業者に依頼する場合、以下のような流れになります。
- この記事の「3-1.信頼できる業者に依頼すること」を参考に業者選びを行う
- 業者に連絡し、現場視察と見積もりを依頼する
- 業者が汚部屋を現場視察し、見積もりを作成する
- 見積もりを確認して特に問題がなければ正式に契約する
- 依頼者の指定日時に業者がやってきて汚部屋を片付ける
- すべての作業が終わったら業者と依頼者で仕上がりを確認して完了
なお、料金の支払いタイミングは、業者によって異なります。多くの場合は、作業完了後に支払いとなりますが、念のため、支払い方法と併せて業者に確認しておきましょう。
3-3.疑問や不安がある点はすべて業者に確認すること
疑問や不安な点がある場合は、すべて業者に確認してください。きちんと説明してもらうことで気持ちが軽くなり、業者への信頼度が増すほか、思わぬトラブルを防ぐことができます。信頼できる業者なら、どんなに小さなことにも、親切に分かりやすく回答してもらえるので安心です。反対に、きちんと説明してくれない業者は信頼できないと判断し、契約を見合わせるとよいでしょう。
3-4.悪質業者の手口に注意すること
汚部屋の片付けを依頼するときは、悪質業者の手口に注意してください。汚部屋の片付け需要が高まる中、悪質業者が急増しています。たとえば、以下のような特徴が見られる業者は悪質で何かとトラブルの原因になるため、絶対に契約してはいけません。
- 飛び込み訪問や電話勧誘が主な営業手段
- キッパリ断っているのにしつこく居座る
- 何かと理由を付けて家に上がろうとする
- 金銭価値が高いものを強引に安い価格で買取しようとする
- 強い言葉や態度で契約を迫る
- 不透明な料金システム
- スタッフの言葉遣いや態度が悪い
- 顧客からの評判が悪い
- 正式な見積もりや契約書を発行しない
- 身分証や社員証の提示を渋る
- 不法営業している可能性がある
4.汚部屋を片付けた後に維持する方法は?
汚部屋を片付けた後、スッキリした状態を維持する方法を詳しくご紹介します。
4-1.簡単にでも掃除する習慣を付ける
スッキリと片付いた部屋を維持するには、簡単にでも掃除する習慣を付けましょう。汚部屋を片付けた直後なら隅々までキレイになっているため、短時間でも楽に掃除できるはずです。1日5分程度でも構わないので、なるべく毎日掃除するようにしましょう。すると、徐々に習慣になって、掃除をせずに汚れているほうが苦痛になるものです。朝起きて家を出る前や帰宅直後などの隙間時間を掃除に充てるだけでも、随分違います。簡単に掃除できるよう、コロコロタイプのクリーナーやハンディーワイパー・ハンディータイプの掃除機などを手元に用意しておくのもよいでしょう。
4-2.ものを使ったら必ず定位置に戻す
キレイに片付いた部屋を維持するには、ものを使ったら必ず定位置に戻すこともポイントです。ものが散らかるのは、定位置に収納しないことが主な原因といえます。反対に、定位置に収納することを忘れなければ、常に片付いた状態に維持できるのです。後で片付けよう、すぐ使うから出したままでもいいなどと考えていると、汚部屋へ逆戻りするので注意しましょう。
4-3.床にものを置かない
キレイな部屋を維持するには、床にものを置かないようにしてください。定位置に戻すのが面倒、手が届く位置に置いてあるほうが使いやすいなどの理由で床に置いてしまうと、たちまち元の汚部屋に戻ってしまいます。床にものが置いてあると、掃除がしづらくなり、ものが散らかりやすくなるからです。せっかく片付けた部屋を維持するためにも、床にはものを置かないようにしましょう。床にものを置かなければ、今人気のあるロボット型掃除機を使用し、留守中などに掃除することも可能です。
4-4.不要なものを買ったりもらったりしない
不要なものを買ったりもらったりしないようにすることも、汚部屋を防ぐ方法の一つです。汚部屋にしてしまう人は、特に必要がないものでも、安い・何となく気に入ったなどの理由で買う傾向があります。ものを購入する場合は必要最低限にとどめ、不要なものは買わないようにしてください。また、無料サンプルやプレゼントなども、使う予定がない、好みに合わないといった場合は、断りましょう。余分なものが部屋に増えずに済み、汚部屋になるのを予防できます。
4-5.むやみにお店に入らない
汚部屋を予防するためにも、むやみにお店に入らないことを心がけましょう。お店の中で欲しいものを目にすれば、衝動的に購入してしまうことがあるからです。また、スタッフに接客されて断りきれず、不要なものを購入してしまうこともあるでしょう。特に、新製品や限定品に弱い人は注意してください。よく考えると必要がないものでも、その場の勢いで購入してしまいがちです。
4-6.定期的に不用品を仕分けて処分する
キレイに片付いた部屋を維持するには、定期的に不用品を仕分けて処分することもおすすめです。今は必要なものでも、いずれ不用品になることもあります。また、知らないうちにものが増えていることもあるでしょう。放置するとものが増え続けるだけなので、定期的に不用品を仕分けて処分することで、物量を減らすのです。すると、掃除や片付けもしやすくなり、スッキリした状態を簡単に保つことができます。
4-7.定期的に知人を招待する
定期的に知人を招待することも、汚部屋の予防につながります。定期的にほかの人の目が入ることで、片付けせざるを得ない状況に持ち込むのです。このとき、なるべくキレイ好きな人や、嫌われたくない人を呼びましょう。相手に悪い印象を与えたくないという心理が働いて、片付けのモチベーションがアップします。反対に、気心が知れている相手では、多少散らかっていても許してもらえるので、効果は薄いでしょう。
5.汚部屋の片付けに関するよくある質問
最後に、汚部屋の片付けに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.汚部屋を片付けないとどんなデメリットがある?
A.以下のように多くのデメリットがあります。
- 本来の部屋の広さを有効活用できない
- 風とおしが悪くものが傷みやすい
- ものをなくしやすく必要なときに見つかりにくい
- 雑菌・カビなどの温床になって不衛生
- 害虫や悪臭などの発生により近隣に迷惑がかかる
- ものにつまずいたり落下したものに当たったりしてケガをしやすい
- マイナス思考やうつなど精神的に悪影響がある
- 知人などを呼びづらくなり孤立しやすい
- 賃貸物件では退去を通告されることがある
上記以外にも、汚部屋はデメリットが多くあります。快適で健康的な暮らしを手に入れるためにも、汚部屋を片付けることが大切です。
Q.自分で汚部屋の片付けようとして挫折してしまった場合は?
A.無理をせず、途中からでも業者に相談して作業を依頼するとよいでしょう。時間や労力の節約になり、キレイに仕上げてもらえます。
Q.汚部屋を片付けたいけど、作業にずっと立ち会う必要はある?
A.業者に確認してください。多くの業者では、作業開始および作業完了時に確認のため、立ち会いが必要になるでしょう。しかし、片付け中は外出しても問題ないことが多くなります。ただし、突発的な確認事項が発生したときのために、携帯電話の番号などを連絡先として知らせておくことが必要です。
Q.汚部屋の片付けを夜間に依頼することはできる?
A.業者によっては可能です。ただし、業者の営業時間外に作業を依頼する場合は、オプション料金がかかることがあるので確認してください。なお、夜間の作業は騒音や振動などで近隣へ迷惑がかかる可能性があるため、事前にあいさつしておくことをおすすめします。
Q.業者に見積もりを依頼したら必ず契約すべきか?
A.いいえ。見積もりだけで終了することも可能です。ただし、業者もスタッフを手配して時間をかけて見積もりしています。たとえ無料であっても、信頼できる業者を厳選して見積もりを依頼することが大切です。
まとめ
今回は、汚部屋の片付けについて詳しく解説しました。汚部屋をキレイに効率よく片付けるためには、きちんと計画を立ててから作業に移るなど、さまざまなコツがあります。まずは、この記事を参考にして、無理のないペースで片付けを進めてみてください。なお、自分で汚部屋の片付けができないと感じたときは、信頼できる業者に依頼するのもよい方法です。自分で片付けるより短時間でキレイに仕上げてもらえる、不用品の処分も依頼できるなど多くのメリットがあるので、検討してみるとよいでしょう。