断捨離はコツが分かれば簡単にできる? 意外な効果にも注目

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断捨離は、単に要らないモノを処分するだけでなく、モノにとらわれずに生きていこうとする考え方を指しています。新型コロナウイル感染症の影響でお家時間が増える中、断捨離に意識を傾ける人が増えてきました。しかし、片付けることがもともと苦手な人にとっては、ハードルが高いはずです。

そこで、断捨離の基本的なや考え方や手順などを説明します。

  1. 断捨離とは?
  2. 断捨離の効果は?
  3. 断捨離のコツ
  4. アイテム別の断捨離ポイント
  5. 断捨離の注意点
  6. 断捨離で出た不用品の処分方法
  7. 不用品回収ならゼロプラスへ
  8. 断捨離のコツに関してよくある質問

この記事を読むことで、断捨離のコツや不用品の処分方法も分かります。断捨離をしようかと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1.断捨離とは?

断捨離の意味は「片付け・モノを捨てる」ではないことをご存じでしょうか。断捨離の語源は主に3つの考え方で成り立っています。

  • ヨガの断行(不必要な事柄を断つ)
  • 捨行(不必要な事柄を捨てる)
  • 離行(無用な執着から離れる)

真意としては、必要がないモノは取り込まず手放していくこと、時間や関係性・考え方に執着を捨てることです。要するに、日々の生活や家の中にある使わないモノに執着しないことを片付けに応用した方法となります。

2.断捨離の効果とは?

断捨離にはさまざまな効果があります。部屋がスッキリするだけではなく、以下のような効果が挙げられるでしょう。

2-1.時間に余裕ができる

部屋が片付くと、モノの場所を把握できるでしょう。それにより、モノを探す時間が短縮され、時間に余裕が生まれるというメリットがあります。また、時間だけでなく心のゆとりも生まれ、自分の好きなことに使えるようになるでしょう。

2-2.モノの価値が分かるようになる

断捨離は、今あるモノが自分にとって本当に必要かどうかを見極めて整理をしいてくことになります。モノの価値が自然と分かるようになり、衝動買いや物欲が薄れていくようになるのです。何事もじっくり考えてから購入するクセがつくことによって、モノを大切に使うことにもつながり、無駄づかいもなくなるでしょう。

2-3.お金が貯まることもある

本当に必要なモノかを吟味して購入するクセがつくからこそ、無駄づかいをせずに節約ができます。また、断捨離の際に手放したモノをリサイクルショップやフリーマーケットで売ることで、売れた分だけお金になるでしょう。

2-4.人間関係がスムーズになる

意外なことですが、断捨離することで対人関係においても良い効果があります。断捨離は、モノへの執着から離れることでもあるため、人との付き合い方も軽やかになっていくのです。モノがあふれたり、探しているモノがなかなか見つからなかったりといったストレスからも解放されることで心に余裕が生まれ、人間関係も良好になるでしょう。

2-5.睡眠の質が上がる

断捨離は、睡眠の質をアップさせる安眠効果も期待できます。やるべきことが明確になり、仕事も勉強もスムーズにこなせるでしょう。特に、ベッドまわりが整頓されることによって、寝つきが良くなり、スッキリとした気分で目覚められるはずです。

2-6.健康的になる

断捨離をすることで、部屋の空間が大きくなり、アレルギーの原因となるホコリやダニなどのハウスダストを減らすことができます。特に、アレルギーや気管支ぜんそくなどの持病がある方は、断捨離と掃除を徹底することで症状がやわらぐこともあるのです。

3.断捨離のコツ

断捨離は人によっていろいろな方法があります。ここでは一般的なコツを紹介しましょう。

3-1.「必要・不要・保留」で分類する

まず、片付ける場所のモノをすべて出して、「必要・不必要・保留」の段ボールを3つ用意してください。そして、必要なモノ・不要なモノ・保留のモノに分類します。残しておくか捨てるかで迷ったときは、保留の段ボールに入れておき、後でもう一度考えてみるといいでしょう。

3-2.残すモノの量や数を決める

必要なモノをどのくらい残すのか決めることも大切なポイントです。決め方としては、ライフスタイルに合わせてください。たとえば、来客の人数・頻度によって食器を残す数を考えたり、服も数年間着ていない・サイズが合わないモノは思いきって捨てるたりするなどです。

3-3.必要なモノをジャンル分けする

必要なモノの数を決めたら、次はジャンル分けです。使用頻度の高い・低いで分けてください。使用頻度の高いモノは取りやすい位置に置き、使用頻度が低いモノは奥の方に置いておくと良いでしょう。

3-4.保留したモノは時間をおいて判断する

保留に分類したモノは時間をおいて判断するようにしましょう。このとき、大切なのは、無理をして処分しないことです。「捨てなければならない」と無理をして捨ててしまうと、後悔してしまうことになります。断捨離が負担になってしまうので、自分のペースで考えてみてください。

4.アイテム別の断捨離ポイント

アイテム別でも、それぞれ断捨離のポイントがあります。ここでは断捨離の対象となりやすい代表的な3つのアイテムについて、ポイントを紹介しましょう。

4-1.洋服の断捨離

洋服の断捨離を行う際は、一定の期間着ていない洋服は処分するルールを決めることがポイントです。洋服を整理している際に「最近着ていないけれど、いつか着るかもしれない」とそのままにしているケースがあります。「1年間着ていない洋服は処分する」といったルールを自分の中で作っておけば、迷わずに断捨離を進められるでしょう。

4-2.本・雑誌の断捨離

本や雑誌の断捨離を行う際は、読みかけであっても読んでいない本は処分することがポイントです。何年も読んでいない本は読みかけであっても処分しましょう。何年も読んでいなければ、後で読もうと思って取っておいても、結局は読まずに終わってしまうケースが多いです。

4-3.食器・キッチンツールの断捨離

食器やキッチンツールの断捨離を行う際は、使用する頻度が少ないモノを処分することがポイントです。重くて扱いづらい・ほかのモノで代用できるモノなら処分してください。食器やキッチンツールを厳選することで収納にゆとりが出ては、キッチンが使いやすくなります。

5.断捨離の注意点

ここでは、断捨離の注意点を見ていきましょう。

5-1.自分のモノだけを断捨離する

家族と住んでいる場合、自分だけが断捨離をしても意味がないと感じてしまうでしょう。ただし、家族に「モノを持ちすぎ」「捨てて」など、断捨離を強要したり勝手に捨てたりしてはいけません。たとえ、家族であっても自分のモノ以外は、勝手に断捨離はしないようにしましょう。

5-2.使えるモノはリサイクルする

断捨離をしていると、リサイクルできるモノも出てくるはずです。まだ使えるモノや価値があるモノをゴミにしてしまうのはもったいないことですし、環境にもよくありません。手間はかかりますが、きちんと分別をしましょう。

5-3.習慣づける

定期的に断捨離を行うことで、快適な毎日を過ごすことができるでしょう。 一度きりの断捨離ではなく、数か月おきに見直してみるとスッキリとした環境が維持できます。では、スッキリと片付いた部屋はどのように維持すればいいのでしょうか。ポイントをいくつか紹介します。

5-3-1.モノの置き場所を決める

モノを使ったら、元の場所に戻すことを心がけましょう。出したままにする・適当な場所にしまう習慣は、キレイな状態が維持できません。使ったら必ず元の場所に戻すことを心がけるためにも、モノの位置を決めてください。

5-3-2.定期的に持ちモノの量を確認する

断捨離をしても日々の暮らしの中で少しずつモノが増えていきます。そこで、定期的に持ちモノを見直して、必要以上に持っていないか、要らないモノはないかを確認してください。その都度に「必要・不必要・保留」の分類を行えば、モノが増えすぎずに整理整頓された状態が維持できます。

5-3-3.買い物は慎重に

衝動的に買い物をして、結局使わないまま捨ててしまうこともあります。買い物をするときは、本当に使うのか、自分にとって本当に必要なモノなのかを慎重に考えましょう。

6.断捨離で出た不用品の処分方法

ここでは、断捨離で出た不用品の処分方法を解説します。

6-1.不用品回収業者に依頼する

断捨離で大量の不用品が出た場合、不用品回収業者にまとめて処分してもらう方法がおすすめです。不用品の回収だけでなく買取サービスも行っている業者の場合、処分費用の節約にもつながるでしょう。不用品だと思っているモノの中には、買取対象になるモノもあります。

6-2.自治体のゴミ回収に出す

ゴミとして処分する場合は、自治体のゴミ回収に出すのが一般的です。その際は、自治体のルールに従ってください。衣類は資源ゴミとして出す・大きいゴミは粗大ゴミとして料金がかかるなど、自治体によって処分方法やゴミの分類が異なるからです。

6-3.リサイクルショップなどで売る

売れるモノがあれば、リサイクルショップやフリマに出品してみるのも良いでしょう。また、多くの買取業者では無料査定も行っているので、ぜひ利用してみてください。

6-4.家電は正しく処分する

家電を処分する場合、家電リサイクル法の対象品目になっているモノは処分方法が決まっています。基本的に、家電リサイクル法の対象品目は、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられているので要注意です。なお、家電リサイクル法の対象品目は以下のとおりとなります。

  • エアコン
  • テレビ
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

そのほかの家電については、自治体で小型家電リサイクルを回収している場合があります。お住まいの自治体で必ず確認してください。

7.不用品回収ならゼロプラスへ

ゼロプラスは、愛知県・静岡県全域で展開している不用品回収業者です。不用品の処分はもちろん、買取サービス最短で即日訪問も受付けています。見積もり・相談は無料で、見積もり後の追加料金は一切ありません。他社よりも低価格の不用品回収業者としての理由は次のとおりです。

7-1.低価格で不用品回収が可能

お客様から回収した不用品は、可能な限り修理・メンテナンスし、再販売しています。状態が良い家電製品などについても買取が可能です。

7-2.リサイクルに徹底している

リユースが難しいモノでも分別・解体することで、資源としてリサイクルしています。リサイクルを徹底することでゴミの排出量を減らし、資源として生かすことができるのです。大幅な廃棄コストを削減していることで、他社に比べても低価格な不用品回収ができます。

7-3.海外ルートも持っている

ゼロプラスは、独自の海外輸出ルートを持っています。需要先を国内だけではなく、海外に広げることで資源を無駄にはしません。特に、日本の家電製品は海外で人気があり、高い価値を持つ製品として扱われています。廃棄物の量を海外に輸出し極限まで減らしていき、廃棄コストをお客様に還元しているのです。

8.断捨離のコツに関してよくある質問

断捨離のコツに関してよくある質問を5つピックアップしました。

Q.断捨離が思うようにできない場合の対処法は?
A.断捨離の範囲を狭めてください。小さな場所からの断捨離を試してみると良いでしょう。自分ができそうな場所から始めることで、達成感が味わいやすくなり、断捨離に対するモチベーションも上がります。

Q.もったいないように感じてしまうときはどうすべきか?
A.自分にとって本当に必要なモノなのか、よく考えてみましょう。もったいないから……とネガティブに捉えるのではなく、捨てることでどのようなメリットがあるのか前向きに考えることが大切です。まだ使えるモノなら買取に出すことで、気持ちも楽になります。

Q.思い入れがあるモノはどうすべきか?
A.思い入れがあるとか、捨てたくないモノはそのまま持っていても良いでしょう。捨てようか迷っている場合は、普段目のつく場所に保管してみてください。何かのきっかけで、気持ちが変わることがあるでしょう。

Q.写真の断捨離でおすすめの方法は?
A.データ化がおすすめです。写真はアルバムに貼っておいたり、プリントアウトしたりすると、場所を取ってしまいます。それらをスマホで撮影するなどしてデータ化すれば、場所を取ることもありません。パソコンやスマホでいつでも思い出を振り返ることができます。

Q.断捨離に時間がかかってしまっても大丈夫か?
A.大丈夫です。慌てずに自分のペースで断捨離を進めてください。自分にとって無理のないペースで断捨離を進めたほうが、要らないモノをスムーズに捨てることができます。

まとめ

断捨離は、不必要なモノを処分することで、部屋がキレイにスッキリします。過ごしやすくなるだけでなく、心の余裕も生まれるでしょう。片付けに苦手意識を持っている方でも、断捨離のコツをつかめばスムーズにできます。また、断捨離で出た不用品は、まとめて処分できる不用品回収業者へ依頼するといいでしょう。