タンスを処分する6つのポイント! 家具買取を利用してお得に手放そう!
タンスの処分はコツを押さえればだれでも簡単にできます。
インターネットなどで調べると、家具の処分方法がたくさんあることに気付くでしょう。ですが、「面倒なのは嫌」「なるべく安く済ませたい」「損をしたくない」というのが本音だと思います。選択肢が多いと「どの方法」がよいのか迷ってしまいがちですね。
そこで、この記事ではタンスを処分する方法を6か条にまとめてみました。自分で処分する方法から業者の依頼まで、項目ごとに解説していきます。ぜひご覧ください。
- タンスを処分する前に知っておくべきこと
- タンスを自分で処分する
- タンスの処分~引っ越し業者~
- タンスの処分~販売業者の下取り~
- タンスの処分~リサイクル~
- タンスの処分~不用品回収業者~
- タンスの処分に関するよくある質問
記事を読み終わるころには、お持ちのタンスをどう処分したらよいのかわかるようになります。それぞれの手順はほかの家具にも生かせるので覚えておいて損はありません。
1.タンスを処分する前に知っておくべきこと
タンスを処分する前に押さえておきたい事柄をまとめてあります。家具の処分に共通する内容ですので、基礎知識として覚えておきましょう。
1-1.家庭ゴミの定義
タンスの処分は「素材」ではなく「大きさ」で決まります。
お住まいの自治体によってルールは異なりますが、ほとんどの家具が「幅・高さ・奥行き」から「長い2辺の合計」が処分費用に影響すると覚えておいてください。
タンスは「箱物家具」という扱いになります。
愛知県名古屋市の例を挙げますが、
- 高さ120cm未満、幅90cm未満(1000円)
- 高さ120cm以上、幅90cm以上(1500円)
といった具合に料金が定められています。
なお、ゴミの収集はアプリでチェックすることも可能です。自治体のホームページに載っている場合は、ぜひ利用してみてください。
1-2.各自治体の回収について
タンスに限らず、家具の処分は各自治体によって異なります。
ただ、基本は粗大ゴミと覚えておきましょう。自治体で処分する場合は必ず「粗大ゴミ処理券」を郵便局あるいはコンビニで購入します。そのあと回収日時を自治体に予約し、当日収集所に自分で持っていくのです。
なお、自治体によっては、運搬が困難なときに回収してくれることもありますが、確実に別途料金がかかると肝に銘じておきましょう。
1-3.タンスは燃えるゴミになるか?
前述したとおり、タンスは粗大ゴミになります。
どうしても燃えるゴミとして処分したいなら小さく分解するしかありません。また、解体したとしても一度に全部を回収してくれないため、小分けにして出す必要があります。
2.タンスを自分で処分する
タンスを「自力で処分する方法」について解説します。家具の処分で一番手間のかかるやり方ですが、不要な費用はかかりません。
2-1.方法
タンスを「処分する」のか「買取に出す」のかを明確に定めましょう。
方針が決まったらそこからさらに「燃えるゴミあるいは粗大ゴミ」・「回収業者に頼む」「リサイクルショップに依頼」と枝分かれします。もちろん「ネットオークション」という手段も忘れてはいけません。壊れていない限り家具には使い道が残っていますので、捨てるなら買取がおすすめです。
2-2.解体の必要性
タンスは粗大ゴミ扱いとなります。ですが、自治体の定めるサイズに基づいて小さく解体してしまえば「燃えるゴミ」として処分することが可能です。
また、タンスが大きいまま運搬するのは危険だと覚えておいてください。種類にもよりますが相当重いです。分解することで安全を確保することもできるでしょう。
2-3.そのほかやるべきこと
タンスなどの大型家具を運搬するには軽トラックをレンタルする必要があります。自家用トラックをお持ちの方なら問題ありませんが、大体7000円で借りることが可能です。
あとは家から運び出す動線を確認しましょう。階段を通れなければ、分解するか、上階からクレーン車などを用いて搬出しなければなりません。
2-4.自治体回収について
タンスを処分するときは、必ず各自治体のホームページを調べましょう。営業時間内なら直接電話するのも手です。
確認すべき事柄は以下になります。
- タンスを「燃えるゴミとして処分する」サイズの決まり
- 粗大ゴミで処分する流れと費用
- 自宅まで回収に来てくれるのか(費用はいくらかかるのか?)
- おすすめの買取業者はいるか(紹介してくれるときがあります)
2-5.メリットとデメリット
タンスなど家具の処分で正規の方法といえます。処分の費用が変動することもないので、損得を考えずに済んで精神的に楽でしょう。
ただ、十中八九処分に費用がかかります。また、分解するときは手間がかかるうえに重労働になると肝に銘じておきましょう。
3.タンスの処分~引っ越し業者~
意外と盲点なのが引っ越し業者によるタンスの処分です。家具処分のサービスをおこなっている引っ越し業者がいることはご存じでしょうか?
3-1.引っ越し業者による処分
現在、引っ越し業者が不用品を引き取ってくれるサービスをやっています。うれしいことに、タンスなど家具の状態がよければ買取もありえるでしょう。
およそ「購入から6年以内の家具」であれば買取可能など、条件付きであることが多いです。
3-2.方法
引っ越しの問い合わせをしたときに「タンスの処分もお願いできますか?」と確認してみましょう。家具処分のサービスを実施している業者なら、見積もりするときに「引き取る家具の状態」を確認し、買取か処分かを決めます。
3-3.手数料
タンスの処分は運送費を含めて「3000円前後」が相場でしょう。引っ越し業者が引き取ってくれる場合は、大体が「無料」ではありません。
3-4.メリットとデメリット
「タンスの処分」「引っ越し」という2つの作業を一編に済ませることができます。手間が省けることはいうまでもないでしょう。引っ越しを頼んでいる会社ですので邪険に扱われることもありません。
また、引っ越し当日に回収するケースがほとんどです。そのため、引き取ってもらうタンスや家具を「引っ越し前日まで使うこと」が可能となります。引っ越し当日に荷物を運び出したあと、適切な処分方法で片付けてくれるでしょう。
ただ、お住まいのエリアによっては「回収サービスを受け付けていない」と覚えておいてください。事前に要確認です。
4.タンスの処分~販売業者の下取り~
タンスを「購入したお店で下取りに出す」という処分方法もあります。ただ、大きな制約があるので要点を押さえておきましょう。
4-1.販売業者の下取りについて
新しいタンスを購入すると、引き取りサービスを利用できるお店があります。ホームページや店頭のチラシで宣伝しているのがほとんどですが、念のため電話で確認してみましょう。こういったサービスはタンスに限らず、家具すべてに当てはまります。新しい家具と交換するような形で処分できるのでお手軽な方法ですね。
4-2.通販業者の場合
通販業者も同様、新しいタンスなど家具を購入すると引き取りサービスを利用できるケースがあります。ただ、処分だけをお願いする場合、通販業者は店舗を持っていないので「お金を払う」といっても引き取ってもらえるところはないでしょう。
4-3.手数料
販売業者・通販業者の下取りは、タンスに限らず家具全般を無料でおこなうところが多いです。ただ、購入する商品と同じ数・同等のものという制約があることに気を付けましょう。「食器棚」を購入しても「タンス」は引き取ってはもらえないということです。
4-4.メリットとデメリット
販売業者・通販業者に引き取ってもらうと流れがシンプルです。新しいタンスとお持ちのタンスを交換するような形ですから、余計な心配も不要でしょう。
デメリットとしては、「処分だけ」を検討している場合はできないということです。あくまで商品を購入することが条件となります。
5.タンスの処分~リサイクル~
タンスや家具の処分で真っ先に思い浮かぶ「買取先」でしょう。どんな特性があるのか詳しく説明していきます。
5-1.リサイクルショップ
リサイクルショップを処分先に選ぶなら、「引き取り」ではなく「買取」が目的となります。大型リサイクルショップなら店の面積も広いので、タンスのような大型家具でも受け付けてくれるでしょう。運搬用の軽トラックを自分で用意できれば、直接「買取依頼」を頼むことも可能です。
また、ほとんどの店舗にプロの鑑定士がおり、安心して査定を任せられます。
5-2.メリットとデメリット
リサイクルショップは店舗を持っている業者がほとんどです。そのため、ひとまず査定でタンスを預かり、数日後には行方をくらませているなんて悪徳業もできません。店によっては出張で見積もりをしてくれるので利便性が高いでしょう。
ただ、買取価格は安い傾向にあります。購入時の10%ほどが現実的な買取額でしょう。せっかく苦労して持ち込んだのに「値段が付かない」という場合もあるため、事前に電話で確認するのを忘れないでください。
5-3.ネットなどのリセール
骨とう品を除いた古いタンスは基本「売れない」と覚えておきましょう。お客様は実物を見ることができないわけですから、必ず売却するタンスの写真を撮ってネットに掲載します。傷の有無や製造年月日なども詳しく載せましょう。
また、「思わぬ値が付く可能性がある」ことと「自由に価格を決めることができる」という2点がネットを利用する最大の利点です。
しかし、相手の顔を直接見るわけではないので、「料金が支払われない」といった決済のトラブルが起きる場合もあります。悪質なクレームが寄せられることもあるので、事前に返品は不可能という一文を添えるようにしましょう。
6.タンスの処分~不用品回収業者~
タンスの処分を業者に頼む場合はどうでしょうか? この項では、業者選びのポイントから料金相場まで解説していきます。順を追って見ていきましょう。
6-1.業者選びのポイント
コツはタンスを処分する理由が「引っ越し」だと告げないことです。期限があると見なされてしまい、足下を見た低価格を提示してくるケースがあります。
決して一社の話を鵜呑(うの)みにせず、相場を知るため複数社に見積もりを出すようにしましょう。
また、不用品回収業者によってはホームページに過去の事例を掲載している場合があるので参考にできます。こちらは弊社の例です(ZEROPLUS株式会社)。
6-2.メリットとデメリット
不用品回収業者にタンスの処分を依頼すると、ほとんど手間がかかりません。時間を指定でき、夜間でも対応してくれます。ほかに処分したい家具があってもまとめて回収可能です。もちろん、買取可能な商品でしたら利益も得られるでしょう。
ただ、処分だけを考えますと割高になりやすいのがデメリットとなります。
6-3.料金
タンスの処分ですと「大体5000円~8000円」は費用がかかると見ておきましょう。
また、搬出方法によっては別途料金がかかる場合もあると覚えておいてください。たとえば、階段を通り抜けられないなら2階の窓から出す必要があり、クレーン車を用いることになります。そのぶん料金がかさむのは否めません。
6-4.回収方法
まずは不用品回収業者に電話・メールで問い合わせ、見積もりの日時を予約しましょう。あとは査定してもらい、提示金額に納得できれば取り引き成立です。その場で買取金額を支払ってもらえ、タンスは業者が回収してくれます。
なお、メーカーや製造年月日を伝えれば、事前におおよその買取金額を知ることができるので確認してみましょう。処分と買取のどちらになるのかも前もって教えてもらえます。
6-5.無料回収業者について注意点
タンスの「運搬込み」で処分・回収してくれるのか要確認です。特に「完全無料」だとやたら押してくるところは注意してください。何かの料金が別になっている場合があります。
また、優良ではない業者も存在すると留意しておきましょう。
- ホームページに住所が載っているか
- 古物商などの資格を取得しているか
上記の2点は必ず確認してください。引き取ったタンスや家具を不法投棄しているケースも実際に起きています。
7.タンスの処分に関するよくある質問
この項ではインターネットを介して寄せられるお問い合わせ内容をまとめてみました。タンスの処分についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.処分する一番おすすめの方法は?
A.業者に頼むことをおすすめしています。タンスは決して小さい家具ではありません。運搬に無理をしてけがをしては元も子もないでしょう。分解するときも慣れている方ならよいのですが、ノコギリなどの扱いに注意する必要があります。
Q.近所に知られる心配はないですか?
A.弊社のトラックは無印ですので安心してください。可能な限り、お客様のご都合を考慮して作業をおこないます。
Q.家の前は狭いのですが作業に問題はないですか?
A.はい、問題ありません。近くのパーキングなど、現地周辺を確認いたします。
Q.キャンセルはできる?
A.もちろん可能です。仮に見積もりを出していても、料金に納得いただけなかったということでしたら全く問題ありません。キャンセル料もかからないです。
Q.買取してもらえる条件は?
A.商品にもよりますが、販売して日が浅いものなら問題ないでしょう。あとは状態です。傷が多ければそれだけ査定が下がります。どんなに最新モデルでも傷だらけだったら価値が薄れると知っておいてください。そのため、見積もり前に軽く掃除しておくことをおすすめします。きれいな状態だと査定も高くなり、自分で掃除しているときに汚れや傷を確認しやすいです。
まとめ
最後まで記事を読んでいていただき、ありがとうございます。タンスを処分する方法についてすべて解説しましたがいかがでしょうか?
処分方法に悩んだら、
- 買取してもらえるか確認する
- 手間と費用のどちらを避けたいか決める
ということをまず考えてみてください。満足のいく処分ができるはずです。